スス病…原因と対策

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目次

  1. スス病
  2. スス病とは…症状と原因など
  3. スス病の予防と対処について
  4. スス病の消毒薬
  5. スス病の予防
  6. SNSボタン・関連記事

スス病

スス病
文章の修正
まとめ
●スス病の原因は害虫の排泄物に広がった黒いカビ。
●美観を損ね、光合成を阻害する。
●原因である害虫(アブラムシカイガラムシハダニなど)を駆除するのが一番。
●スス病の病変部分は取り除くか、拭き取る。
●消毒薬で殺菌するより、害虫の駆除。
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スス病とは…症状と原因など

文章の修正
発生時期
4月から10月に発生しやすい。

症状
葉っぱや茎・幹に黒いスス状のカビ(菌糸)が発生する。
黒いカビが広がると、非常に美観を損ねる。それだけじゃなく、葉っぱで光合成ができないので最悪枯れることもある…が、そこまでいくのは相当に放置している状態で、スス病で植物が枯れるに至るのはなかなかない。
●スス病を発見して、葉っぱの周辺をよくよく見てみると虫がビッシリいる!ってことが多い。普段から害虫をチェックして、それなりに害虫を駆除しているとそこまで悪化しない。
●スス病が悪化して枯れる前に、原因である害虫で枯れる。
●名前が似た病気に「スス斑病(Gloeodes pomigena)」というのがある。原因菌が違い、害虫の排泄物ではなく、枝や果実に発生するカビ。

原因
スス病には二種類あって一つはアブラムシ・カイガラムシ・ハダニといった植物の汁を吸う害虫の排泄物に発生する黒いカビのこと(腐食性)。もう一つは植物に直接寄生して植物を侵食するカビ(寄生性)。前者の腐食性のスス病が一般的に言う「スス病」のこと。
●スス病の原因菌はそこいら中に存在する。
●腐食性のスス病は排泄物に発生するので葉っぱの表にしか発生しない(排泄物が上から下に落ちるため)。葉っぱの裏まで黒いスス病が発生していたら寄生性。
●害虫が植物の汁を吸う。その汁の中の消化し切れなかった糖分を排泄する。その糖分に発生するのが黒いカビ。よって、植物にだけ発生するのではなく、植物の周辺の砂利なんかにも(害虫の排泄物が付着すれば)スス病が発生する。

スス病の予防と対処について

文章の修正
予防の方針
とにかくアブラムシ・カイガラムシ・ハダニをきっちり駆除する。これらを駆除すれば排泄物は落ちず、スス病は発生しない(発生しても大したことない)。前もって消毒しておくことで、スス病の発生を予防できるが、害虫を駆除する方がずっと効果があるので、一般には(スス病予防のための)消毒はしない。

発生後の対処の方針
スス病が発生したら、できるなら病害箇所を取り除く。草なら「切除」すればすむのだけど、樹木の幹など「切れない」部分は拭き取る。拭き取っても取り除けない場合は「放置」する。というのも、スス病は害虫の排泄物についたカビであるため、スス病自体が植物を枯らすことはないので。
その上で害虫の駆除を行う。
●スス病の病変部分を切除や拭き取りは、やらなくてもいい。それより原因である害虫を駆除する方が先。害虫を駆除さえすれば、スス病の病変は広がらず、悪化しないし、いくらか回復する。
●スス病にかかった果実は病変部分を取り除けば食べられる。
●害虫の駆除が全然追いつかない場合は、植物が環境に合っておらず弱っている可能性がある(植物が弱る→害虫が発生しやすい→スス病発生)。原因は日光不足・根詰まり肥料不足・根腐れ・高温・過湿・繁りすぎなど。考えてみる。

スス病の消毒薬

文章の修正ここでは効果のある薬剤(殺菌剤)をまとめておくけど、スス病はあくまで「原因となる害虫を駆除する」ことが優先で、原因カビ菌を消毒することは大事ではない。
トップジンMゾル
ゾイミダゾール系の殺菌剤。植物に浸透して殺菌するので「治療殺菌剤」と呼ばれる。発生前・発生後に利用して効果がある。スス病の原因菌を殺菌できるが、効果を感じるかどうかは別。毒性は普通物。
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ベンレート水和剤
ゾイミダゾール系の殺菌剤。植物に浸透して殺菌するので「治療殺菌剤」と呼ばれる。スス病に対して効果のある薬剤。毒性は普通物。
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ダコニール1000
有機塩素系の予防殺菌剤。毒性は普通物。種子をカビさせずに発芽させるときによく使われる。効果のある植物が幅広く、耐性菌の発生事例がない(少ない)。予防には効果があるが、発生したスス病には効果がない。
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ジマンダイセン
ジチオカーバメート系の保護殺菌剤。植物に付着して胞子発芽を抑制する…つまりカビが発生しにくくする予防薬剤。
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スス病の予防

文章の修正
●植物の汁を吸う害虫(アブラムシ・カイガラムシ・ハダニ)を駆除するのが一番の予防。
●害虫の予防には「風通しをよくする(剪定)」、「日当たりをよく」、「植物を健康に育てる」などある。
●害虫を予防するのにはオルトラン粒剤で駆除するのが便利。
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