丸く仕立てる方法…剪定はコキアに必要?

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コキアを丸く仕立てる方法

このページではコキアを丸く仕立てるための方法をまとめています。
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コキアを丸く仕立てるための基礎知識

丸く仕立てる方法…剪定はコキアに必要?:コキアを丸く仕立てるための基礎知識
コキアは直根性と言って太い根が一本、グンと伸びる植物です。この太い根から細い根が伸びます。この根の広がりがイコール、「コキアの地上部の太さ(丸さ)」になります。よって根をしっかりと伸ばすこと…根が広がるスペースを保持することが、まん丸な分かりやすいコキアを育てるコツとなります。

それとは別に、あとは日光・水・肥料がないと育ちません。ただ、戸外の日当たりで水切れにしない限りは、よほどでない限りはちゃんと育ちます。肥料も、コキアの育て方のようにやっていれば問題ありません。
●ただし品種によってはそもそも細くしか育たないものもあります。

コキアを丸く仕立てる具体的な方法

株間を空ける

コキアは株と株の間を60センチか50センチほど空けるようにすれば、根が喧嘩しないで、それぞれの株がしっかりと根を広げて、丸くこんもりと仕立て上がります。もっと株間を空けてもいいです。80cm〜1m空けてもそれに合わせて大きくなります。

去年のコキアの株の周囲に種子がこぼれ落ちて、小さなコキアが生えてきたときにも、株間が50センチから60センチほど空くように間引きます。コキアは直根性で、太い根が傷つくと生育不良を起こして枯れてしまうため、間引いた株を植え替えても根付かないので、そのまま廃棄してください。

鉢植えにしないで地植えにする

鉢植えは根を伸ばす範囲に限界があります。直径30cmの鉢植えでもコキアには足りません。それなりの大きさにはなりますが、十分ではないです。庭植えが理想。鉢植えにする場合はできるだけ「大きく」「深い」ものを選びます。深いものにするのは深くまで根を張るからです。

浅く、小さい鉢に植えると小さくひょろっとした感じになります。まぁ、これはこれでカッコいいかもしれない。

水切れさせない

庭植えならば、自然に降る雨だけで十分育ちますが、日照りが続く場合だけは庭植えでも、水をやってください。鉢植えならば、土が乾いていたら水をしっかりとやります。特に夏場は乾燥しやすく、すぐに水切れをしてしんなりしますので、朝と夕方の2回、水やりをします。鉢植えはかなり水切れしやすいです。鉢植えは二重鉢にしたり、半日陰に移動させて、水切れを防ぎましょう。自動水撒きのシステムを作ると熱中症予防にもなります。

日光

しっかりと日光に当ててください。夏の直射日光に負けないので、春〜秋はしっかりと日光に当てます。ただ、鉢植えだと夏の高温で水切れするので、夏は仕方ないですが半日陰に移動することも考えます。

肥料

植え付けてから二週に一回程度、薄い液体肥料をやるとよく生育します。

剪定不要

剪定しなくても、あのコンモリ型に育ちます。
なんにもしなくていいです。

最後に…

コキアを丸く仕立てるコツをまとめました。一番大事なのは「根」です。とにかく根が広がるスペースを確保するために、株間を50センチから60センチほど空けると丸く育ちます。もっと、株間を空けてもいいです。あとは水・日光・肥料の条件もあるが、一番は「根の広がり」です。株間を見直してみてください。

その他の栽培のコツはコキアを参考に。

それでは!!
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