植えてはいけない?その理由は?コキアがかわいくて困る
目次
コキアは植えてはいけない?って話もコキアって何?コキアは手間がかからない植えてはいけない??駆除するには?かわいいから抜けない最後に…関連記事スポンサーリンク
コキアは植えてはいけない?って話も
コキアを植えてはいけない!って話もあります。ここではコキアを植えてはいけない理由や、意図せず広がってしまった場合の駆除方法などをまとめています。
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コキアって何?
コキアはユーラシア大陸の乾燥地域に自生する
アカザ科ホウキギ属の
一年草で、こんもりとした形に茂り、秋には寒さにあたって真っ赤に
紅葉する様子が美しい「草」です。昔は枯れた後にホウキにしたとか。
国営滝野すずらん丘陵公園、国営ひたち海浜公園、大石公園、箱館山コキアパーク、国営讃岐まんのう公園、海の中道海浜公園、大分農業文化公園といった各地の広大な敷地に観賞用に栽培されて、秋の紅葉時期には大勢訪れる有名観光スポットになっています。よくテレビで紹介されているので、上記の施設の近くの地域の人は見たこと、聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
紅葉前の緑葉も若々しい鮮やかな色合いで美しく、紅葉は当然ながら綺麗。また、枯れ込み始めた黄色(というか茶色)の様子も広大な敷地だと綺麗です。
コキアは手間がかからない
コキアは日当たりのいいところに植えると、あとは
水やりと
肥料だけで、すくすく伸びて、あの形状に育ちます。
剪定は不要。
うどん粉病が発生することもありますが、株同士をしっかりと空けていれば、問題になることはないですし、
ウドンコ病の薬剤もありますから、大事には至りません。
庭植えにすると手もかからず、綺麗に育つのです。ちなみに鉢植えだと夏に水切れしやすく、あまり大きくならないので、庭植えにするのが一般的です。
そんなコキアを植えてはいけない?って話があります。
植えてはいけない??
コキアは
植えてはいけない植物ってほどではないです。
ただ、コキアは開花後に
種子を残し、その種子が春に発芽して、来年も生えてくるのですね。それが、環境が合うと結構しぶといというか、なんか今年も生えてるな、とはなります。そしてそのコキアがまぁまぁの大きさに育ちます(幅1mなど)。植えたコキアは株間がちゃんと取られているんですが、
こぼれダネで増えたコキアは密生してしまって、密生すると病
害虫(
アブラムシ)も発生しやすくなります。
そんなこんなで、邪魔なんですが、かわいいから抜けないんですよ。
駆除するには?
コキアは直根性といって、地下に太い根を伸ばしている植物で、直根性の植物はこの太い根を傷つけられると生育不良を起こして枯れてしまいます。なので、抜いてしまえばいいです。大きくなってからだと抜くのは大変なので、発芽して伸びてくる4月〜5月にやってしまいましょう。
また、一年草で寒さに当たって枯れるので、種子ができる前に伐採すれば、種が落ちず来年からは生えてきません。開花時期である8月〜9月までに結実しないようにノコギリで地面スレスレで伐採しましょう。ちなみに花は非常に地味でよくよく見ないとわかりません。
赤くなるのを待っていたら、種子ができて落ちていますよ。
かわいいから抜けない
管理人が住んでいるのは田舎で、田舎をドライブをしていると、畑の一角がコキアに占拠されているのをチョイチョイ見るんですよ。わかりますよ。かわいいと思って植えたんだから、抜けないんですよ。小さい時は可愛く、大きくコンモリと育つとなお、かわいい。そうして赤くなるのを待っていると種ができて落ちている。もしかしたら、コキアは人間のそんな心理をついて「かわいらしく進化」したのかもしれない!って思うほどです。
そういう意味では確かに「植えてはいけない」のかもしれないですね。
単に植える側のメンタルの問題です。ちゃんと「かわいいけど抜く」という覚悟を持っていれば植えても問題はないです。
ところで、パンダって地元では家畜を襲う
害獣だそうですよ。関係ないですけど。
最後に…
コキアは広がらないように抜く覚悟があれば、栽培になんら問題はありません。育てる場合は
を参考にしてください。
コキアは抜けばもう生えてこないですが、抜いても刈っても生えてくる厄介な植物たちはいくらでもあります。そんな植物たちをまとめたページがありますので、よかったら参考にしてください。
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