ネモフィラ・マクラタ(マクラータ/紋唐草)の育て方…根本からパックリ割れたら?
目次
ネモフィラ・マクラタの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所株がパックリと割れて根本が丸見えに…病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- ネモフィラ・マクラタ
- 科名
- ムラサキ科
- 属名
- ネモフィラ属
- 学名
- Nemophila maculata
- 別名
- モンカラクサ
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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ネモフィラ・マクラタの特徴は?
ネモフィラ・マクラタ(マクラータ)は、
ムラサキ科の
一年草で白い花びらの先端に紫の斑点があるのが特徴です。この花は、花数が多く、一面に咲く様子は素晴らしい。やせ地でもよく育ち、広がり
グランドカバー的にも利用できます。
ネモフィラといえば、一般的に
インシグニスブルーが有名ですが、マクラタも見逃せない魅力があります。この草は、草丈が20cmと低く、15度〜20度の温度で発芽し、5度〜20度の生育温度を必要とします。
中間地・
暖地では秋に種まきして春に開花し、寒冷地では春に種まきして春から初夏にかけて開花します。
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水やり
鉢植えであれば、土が乾いたら水をやります。庭植えの場合でも、乾燥に少し弱いので土が乾いたら水をやりましょう。
肥料
植え付けのときに元肥をしっかりとやっていれば、追肥は不要です。
植え替え・植え付け
時期
中間地・暖地では秋(9月〜10月)に種まきして、春に開花させます。寒冷地では春に種まきして春〜初夏に開花させます。もしくは春に苗を買って植えます。
一年草なので植え替えることはないです。
用土
一般的な花と野菜の
培養土で植え付けます。自作する場合は
赤玉土7
腐葉土3に化成
肥料を混ぜたものを使います。
種まき・育苗
発芽温度は15度〜20度。
ビニールポットに栽培
用土か種まき用土を入れ、種をまき、土を軽くかぶせます。土を掌で軽く圧をかけて、土と種を密着させると発芽しやすくなります。乾燥しないように水をやり、明るい日陰で管理していると発芽します。発芽して本葉が3枚〜4枚になったら、庭や鉢に植え付けてください。 直根性の植物なので、ポット内に根が回り切る前に植え付けるようにし、植え付けの際には土を崩さずに植え付けてください。
鉢の植え付け手順
5号鉢に1苗、7号に3苗を目安に植え付けます。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れます。苗の土は崩さず、根をいじらないで植え付けてください。いじると調子を崩して、枯れることもあります。隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
庭植え(地植え)の手順は?
庭土を深さ20cmを掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か
堆肥を、庭土に対して3割ほど混ぜて、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。できれば1週間寝かせて、土を馴染ませると根が広がりやすくなります。
穴に半分ほど土を戻して、株を入れます。苗の土は落とさず、根をいじらないで植え付けましょう。隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株間は15cmほど開けて植えます。
管理場所
日当たりを好みます。
マクラタは寒さには少し弱いです。0度〜4度くらいの霜であれば枯れませんが、何度も霜に当たったり、氷点下以下の強めの霜に当たると枯れることもありますし、土が凍れば枯れてしまいます。中間地〜暖地では戸外で越冬は可能ですが、寒冷地では無理なので、寒冷地は春蒔きします。
開花し夏までには枯れる一年草です。
株がパックリと割れて根本が丸見えに…
春になり、雨が降ったり風に吹かれると、倒れて株の根本が丸見えになる。これで枯れるわけではなく、このまま開花も続くので、放置するか、見た目によくないなら、縛って立たせれば、多少は戻ります。
ただ、この症状が出ること自体が、気温が上昇して徒長しているのが原因で、「そろそろ別の花に切り替えましょう」の合図です。
を参考にして植え替えをしましょう。
病害虫
梅雨に
灰色カビ病が発生することがあります。
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