アキニレの育て方
目次
アキニレの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- アキニレ
- 科名
- ニレ科
- 属名
- ニレ属
- 学名
- Ulmus parvifolia
- 別名
- イシゲヤキ、カワラゲヤキ
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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アキニレの特徴は?
アキニレは日本(東海地方以西)・台湾・朝鮮などに自生する
ニレ科ニレ属の落葉高木。春に芽吹き、秋に開花し、風媒花で、受粉して翌年の11月に熟す。秋には赤く
紅葉する。冬は落葉する。
ニレ属の樹木って大体春に開花するのですが、アキニレが特別に秋に開花する。それが「秋」の由来となっています。
剪定に強く、盆栽や生垣にすることもできますが、本来は高木なのでかなり厳しい。綺麗になりにくい。
樹高15m
春の新葉が黄色いユウゼンニレ
ケヤキもあります。
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水やり
自然に降る雨だけで十分ですが、本来は水辺に生える植物で水を好みますので、土の
水はけや風通しや日当たりによっては
水やりが必要になります。様子を見て水やりをしましょう。
肥料
2月に寒肥として化成
肥料をやります。周囲にまくか、根に当たらないように深さ30cmの穴を掘って化成肥料を埋めます。このときに
腐葉土を一緒に植えておくと水もちがよくなって、アキニレの水切れを防げます。
植え替え・植え付け
時期
落葉時期のうちでできれば、新芽が出る直前の2月〜3月に植え付けます。鉢植えなら二年に一回植え替えをします。
用土
庭植えの場合は、庭土に腐葉土か
堆肥を足して
用土とします。鉢植えの場合は、一般的な
培養土で植え付けます。もしくは盆栽の土を使います。
庭植えの植え付け手順
根鉢の2倍〜3倍の穴…具体的には深さ50cm〜80cmの穴を掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して2割ほど入れ、よく混ぜて用土とします。
穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。とにかく大きくなる樹木なので、スペースを取って植えましょう。
管理場所
日当たりのよい場所に植えましょう。
剪定・切り戻し
剪定しても、萌芽して戻ります。小さくまとめることも可能で、枯れた枝、徒長した枝、変な方向に伸びた枝を切って、あとは樹形を整えるように剪定します。
病害虫
アブラムシ、蛾の幼虫(芋虫・ケムシ)が発生します。対応した薬剤で駆除します。
ニレ立ち枯れ病がありますが、アキニレは比較的耐性があり、発生は少なめ。どうにも発生した場合は、殺菌剤を散布します。それでも進行が止まらない場合は伐採も視野に入れます。
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