ナスタチウムの夏越しのコツを4つ提案します
目次
ナスタチウムの特徴と育て方の概要管理場所と夏越しのポイント 春と秋の管理場所は? で…夏越しのコツは?関連記事スポンサーリンク
ナスタチウムの特徴と育て方の概要
ナスタチウム(
キンレンカ)は
ノウゼンハレン科の
一年草。葉っぱと実が食用(
エディブルフラワー)になり、葉っぱをサラダに入れて食べるために栽培する人も多いです。
春に苗を植え、初夏に開花しはじめ、夏に暑さで枯れることが多いですが、
夏越しできれば秋にまた開花し、冬までに枯れていきます。
見た目は茎が細く、葉っぱも薄くて繊細なんで、とても弱々しく見えるのですが、痩せ地で育ち、乾燥にも強い性質で、逆に過湿・蒸れに弱いのです。
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管理場所と夏越しのポイント
春と秋の管理場所は?
春の植え付けから梅雨明けまでは日当たりで管理します。ベランダでも十分生育しますが、日当たりが悪いと開花も鈍いので、できるだけ日当たりで管理しましょう。夏越しした後の最高気温が25度以下になった秋も同様に日当たりで管理します。
問題は夏です。
で…夏越しのコツは?
ナスタチウムは高温多湿の日本の夏がとにかく苦手。夏越しのポイントの一つは風通しをよくして、ヨシズや寒冷紗で遮光することです。鉢植えであれば風通しの良い、日陰や木陰に移動させましょう。また、植え付けの際の
用土を
水はけの良いものにするとなおいいです。
培養土に
軽石小粒か川砂を混ぜたり、
赤玉土7
腐葉土3で自作するといいです。その際に赤玉土を洗って粉くずを落としておくと良いです。
梅雨前・夏前のどこかで蒸れを避けるために株を高さ半分から3分の1まで刈り込んで、傷んだ葉っぱを取り除き、風通しをよくしておきます。
また、草丈の低い品種を選ぶことで、蒸れを避けられます。
以上の項目を箇条書きでまとめると
●風通しよくして、日陰・木陰に移動するか遮光する。
●土の水はけよくする。
●切り戻す。
●丈の低い品種を植える。
となります。ちなみに球根ナスタチウムという近縁種もありまして、夏は休眠して夏越しできるので、これなら簡単なんですが、見た目がちょっと違うんですよね。
最近は温暖化で夏越しはさらに厳しくなっています。上記の4つのコツを駆使しても夏越しできなかったら、環境が合わなかったと諦めて、
を参考にして、来年は別の植物を育ててみましょう。
ナスタチウムの栽培についての詳細は
を参考にしてください。
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