夏越し

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栽培の特徴


まとめ
●ガーデニングで育てる植物は自生地が外国のものが多く、日本の気候にあっていないものが多い。
●そんな植物を日本で育てる上で夏の暑さは厳しい。
●夏越しに工夫しなくちゃいけない植物は多い。
●夏は半日陰に移動する。葉焼けを防ぎ、高温を避けるため。
●夏前などに切り戻して風通しを良くして、蒸れを防ぐ。
水やりを控えることも(どの程度控えるかは植物による)。
●夏に肥料はやらない。弱っているので。

夏越しが何故必要か?

日本は豊かな緑の国。というイメージがあります。実際日本は自然が豊かで、分かりやすい例だと日本国内には7000種以上あると言われていますが、ヨーロッパは全土合わせても6000種です。国土の広さの差を思うと、いかに日本が多様性に富んでいるかわかると思います。

ところが、日本は植物にとって決して育ちやすい環境とはいえません。季節があるからです。
季節があるってこと
日本は春があり、夏があり、秋があって、冬があります。春と秋はともかく、夏と冬の気温の差は激しくて、植物にとっては実にツライ環境変化です。日本自生の植物は、冬に種で眠ったり(一年草)、逆に寒さに強くなって冬に花を咲かせることで花粉媒体を独占したり(椿など)、様々な戦略で生きていく必要がありました。

季節を生きる戦略


春夏秋冬・・・この寒暖の差があるからこそ植物が非常に多様性に富んでいるんです。
もしも年中夏のような気候だったら、背の低い植物は存在できません。先に背を伸ばした植物に日光を奪われてしまうからです。しかし日本ならば、早めに芽を伸ばせば、フキノウトウのように春の日差しを独占できます。
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海外から来た植物は夏が苦手


海外から来た植物は日本の夏が苦手なことが多いです。日本の夏は湿気が多いからです。そのために蒸れて枯れてしまうかもしれません。そこで、葉や茎を間引きして、蒸れを防いだり、水を控えたり、切戻して短くしてしまったり、半日陰に移動させたりしなくてはいけません。

夏越しのテクニック

風通しのよい半日陰に移動
真夏の日向は35度以上になります。それに都市部ではコンクリートの照り返しで、地面に置いている鉢は天気予報以上の気温にさらされています。これでは、暑さに強いとされる植物でも枯れてしまいます。

半日陰は日向よりも気温が数度低いです。また、出来るだけ風通しのよい場所で管理することで夏越しの確率が上がります。

また、日本の真夏の直射日光で葉焼けすることも多いです。例えば、熱帯地方の植物であっても、熱帯のジャングルの中で育つものなのは、高温には耐えられても、大きな木の陰で生育するのが普通なので、夏の直射日光には耐性がないんです。そういう場合も木漏れ日のような半日陰の場所に移動することで葉焼けせず夏越しさせることができます。

切り戻し
切り戻しをすることで、風通しをよくします。日本の夏は高温多湿で、高温も問題ですが、多湿も問題です。切り戻しには蒸れを防ぐ意味合いが強いです。

水やりを控える
夏の暑さで生育が鈍くなった植物にいつも通りに水をやると、過湿になり根腐れを起こしやすくなります。夏は水やりを控えることで夏越ししやすくなる植物は多いです。
●完全に水を切るものもあります(球根の一部・多肉の一部など)が、大抵は完全には乾燥させないようにします。それぞれの育てかたのページを参考にしてください。
●夏の高温時期は肥料はやらない。肥料は生育を促すものであって、弱ってる植物にやるとトドメを刺すことになります。

重要なことは諦めること
毎年店頭に並ぶ苗は寒さに弱いか、夏の暑さに弱いものがほとんどです。一回植えたら毎年生えるようなものは、ホームセンターや花屋さんとっては儲からないからです。翌年も咲く→翌年以降は売れない→儲からない→流通しない→数が出ない→見かけない
それにあまり神経質になって、イライラするのはストレスになりますからね。諦めるのも大事な選択肢です。
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