ヒナソウを地植えにするには??東北では野生化してますよ
目次
ヒナソウを地植えにするには?どんな場所がいい?庭土の配合は?地植えの手順は?関連記事スポンサーリンク
ヒナソウを地植えにするには?
ヒナソウは
アカネ科の白か
青い花を咲かせる常緑
多年草。草丈が低く、常緑なので地植えにしたいと思う人も多いですが、問題は
夏越し。ここでは夏越しを前提とした地植えについてまとめています。
といっても夏は風通しがよく木陰であれば、無理ってほどでもなく、夏を越せば耐寒温度マイナス5度ですから、関東南部以西であれば戸外で越冬できます。
ちなみに
ヒナソウは東北以北では野生化しているくらいですから、寒冷地では問題なく夏越しできるんですよ。問題は関東南部以西の
中間地で、やっぱり夏越しは厳しいと思ってください。仮に今年は大丈夫であっても、翌年、翌々年にはなんだか枯れちゃう…みたいな。中間地の平野でのヒナソウの地植えは「挑戦」ですね。
それでもやってみる人は読み進めましょう。
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どんな場所がいい?
植える場所は、夏に必ず風が通る木陰になる場所にします。理想としては夏以外は日当たりがいいですが、年中木陰でいいです。
木陰というのは、午前中は日当たりで午後は日陰…というのではなく、文字通り、木の下が好ましいです。というのはなかなか厳しいので、夏はヨシズや寒冷紗をかけて遮光します。
いや、面倒なんで、木陰にしましょう。
それがダメなら植えるのはやめましょう。
どうしても庭に欲しいなら試しに苗を一つ植えるんですよ。匍匐して増えるので、環境が合っていれば広がりますし、合わなければ消えていきます。
庭土の配合は?
ヒナソウの厄介なところは、夏の蒸れに弱いのに、乾燥にも弱いというところ。どうも自生地では湿った土のところで生育するのですが、日本の夏の蒸れに地上部が枯れやすいのですね。この丁度いいところを探るのは何度か失敗しつつ、場所と土の配合を探る必要があります。
こういうのは答えがなかなかないです。
地植えの手順は?
庭を深さ15cmほど掘り上げ、土に1割ほど
腐葉土を足し、
鹿沼土小粒・
軽石小粒・川砂などを混ぜます。元の土の状態によって調節しますが、ヒナソウがそもそも砂地に生える植物だと考えると、川砂を主にしつつ、少し
酸性の土を好むので鹿沼土も入れておくといいです。
もしくは掘り上げた土を丸ごと山野草の土に入れ替えるといいです。お金がかかりますし、余った土をどうするんだ?って別の問題も発生しますね。
あとは、株間20cm〜25cmほど空けて植え付け、最後にしっかりと
水やりをします。これで完成です。
その他の栽培の詳細は
を参考にしてください。
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