水耕栽培のヒヤシンスの花が終わったら?
目次
水耕栽培のヒヤシンスの花が終わったら?開花後…花ガラを摘む来年は咲きづらい土に植えます休眠→保管する関連記事スポンサーリンク
水耕栽培のヒヤシンスの花が終わったら?
ヒヤシンスは
キジカクシ科の
球根植物。春に甘い香りのある、艶やかで綺麗な花を咲かせます。球根の水耕栽培が有名で、ヒヤシンス専用の根の見えるガラスの器で鑑賞されていますよね。
花が咲いて、しぼんだあとはどうするんでしょうか?
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開花後…花ガラを摘む
花が咲き終わったら、花は摘んでしまいます。小さな花が並んで咲いているので、しぼんだ花を一個づつ取り除き、全部しぼんだら、
花茎を根本から切ってしまいます。
花はしぼんだらタネを作ろうとし、株が弱るので取り除いた方がいい!ってのもあるんですが、大きな球根だと次の花が球根から新しく伸びて、咲きますので、切って取り除いて次の花…2番花、3番花に栄養を回した方がいいです。
必ず2番花が出るわけじゃないのですよ。球根が大きいほど栄養をたくさんもっていて、2番、3番と咲くので購入時に大きなものを選びましょう。
花茎を切ったら、できるだけ涼しく、できるだけ日当たりのいいところで管理します。気温が高いと茎が短く開花してしまいます。まぁ、限界があるので「できるだけ」です。
来年は咲きづらい
通常、ヒヤシンスは開花後にも葉っぱが残り、その葉っぱで光合成して、球根を太らせて、来年の花を咲かせます。
ただ、水耕栽培は栽培中に球根の栄養を使い果たしていて、開花後に追肥して球根を太らせても、来年は咲きづらいです。咲いても花が小さかったり、まばらになります。
来年も咲かせるのであれば、土に植えましょう。咲かせないのであれば、そのまま廃棄してもいいですし、保管して秋に植え付けてもいいです。
土に植えます
花が終わって、葉っぱだけになったら、庭か鉢に植え付けます。
肥料をやり、日光に当てて球根を太らせます。
鉢植えであれば
5号鉢〜6号の鉢底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、鉢底石を2cm入れ、
用土を入れ、球根を入れて埋めます。根は新しい根が出るので全て切ってしまっていいです。この処置は土に対応した根をださなくちゃいけないし、そこから光合成して太らすので、遅いと意味がないし、なんなら調子を崩して枯れることもあります。だから、上級者向けの作業だと思ってください。
土に植えずに、そのまま水耕栽培をして保管してもいいです。その場合は、どうしても来年開花しづらいです。来年は葉っぱだけでしっかりと太らせて翌々年の開花を狙いましょう。
休眠→保管する
高温になると休眠します。休眠すると葉っぱが黄色くなります。黄色くなったら、ベンレートなどで消毒してから、球根ネットに入れて、風通しの良い日陰に吊るして管理します。9月に今度は鉢植えか庭植えなど、「土」に植え付けます。
九月の植え付けについては
を参考にしてください。
その後の栽培については
を参考にしてください。
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