ヒヤシンスの球根の植え付け
目次
ヒヤシンスの球根を植えよう 適した時期は? 用土は何がいい? 鉢植えの植え付けの手順は? 鉢植えで頭を出して植える理由 庭植えの手順は?最後に…関連記事スポンサーリンク
ヒヤシンスの球根を植えよう
ヒヤシンスは
キジカクシ科(以前は
ユリ科)ヒヤシンス属の
球根植物。秋に植えると春に開花して、甘い香りがする
春の定番植物。このページでは球根の植え付けについてまとめています。
適した時期は?
土植えの場合、9月に球根を植えます。球根は
ホームセンターでも売っていますし、ネットショップでも売ってます。
初心者は球根を植えるのではなく、ヒヤシンスが植った鉢を店舗で購入して鑑賞するといいです。
球根からかぶれる物質が出ているので、軍手をし、素手では触らないようにしてください。
用土は何がいい?
土は
水はけの良いものが好まれます。鉢植えの場合は一般的な
培養土を使います。自作する場合は
赤玉土7
腐葉土3か、赤玉土6腐葉土3
パーライト1を混ぜたものに化成
肥料を入れてものを
用土とします。
庭植えにする場合は、ヒヤシンスは
酸性の土壌を嫌いますので、
石灰を撒いて酸性を中和してから、腐葉土や
堆肥を入れて用土とします。
鉢植えの植え付けの手順は?
5号に球根1つ、7号なら球根3つ。できれば深い鉢に植えるといいです。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、球根を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。
球根は頭が少し出るように植えましょう。
鉢植えで頭を出して植える理由
鉢植えの場合は頭が少し出るように植えます。庭植えは少し頭が埋まるように植えます。この高さの違いは、「根の張り方」です。
植物の生育は根の量と比例しています。そこで生育のためにも、できるだけ根が深くまで伸びてほしいのですが、鉢植えは根を伸ばすスペースがどうしても限られるため、スペースをできるだけ取るために鉢植えの場合は、球根の頭が出るようにします。
庭植えの場合は気にする必要はないので、頭が5cm〜10cmの深さになるように植えます。
もしも、鉢植えで深さが確保できるのであれば、頭が埋まるように植えるといいです。ちなみに浅植えだと株が倒れやすいですので、本来は少し深く植えた方がいいですよ。
庭植えの手順は?
庭土を深さ30cmほど掘り返し、
苦土石灰を1平方mあたり100gほどまいて中和させます。中和には1週間〜10日かかるので、中和反応があらかた終わったら、その土に腐葉土か堆肥を元の土に対して2割ほど追加して、化成肥料を説明書きの規定量入れて、よく混ぜて用土とします。
また庭土が粘土質で水はけが悪いのであれば川砂・軽石・パーライトなどを混ぜて水はけをよくしておきます。
穴に半分用土を戻して、球根を株間10cm以上空け、球根の頭が深さ5cm〜10cmになるように配置し、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやってください。
球根を浅く植えると倒れやすいです。
浅く植えると分球しやすいです。増やしたいなら浅く植えるのもアリです。
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最後に…
普段の栽培については
を参考にしてください。
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