球根植物

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目次

  1. 球根とは
  2. 種の違い
  3. 球根栽培の知識
  4. SNSボタン・関連記事

球根とは

球根とは
文章の修正根や茎などの一部に栄養を溜めて膨らんだ貯蔵器官のこと。球根植物は分類上は宿根草になります。


鱗茎(リンケイ)
チューリップタマネギやラッキョのように茎の部分に葉っぱが何枚も重なったタイプの球根をよく見かけます。これが鱗茎です。何枚も重なっているのは葉っぱの変化したものなんですね。

球茎と塊茎
球茎と塊茎は茎に栄養が溜まったもの。鱗茎のように、折り重なったものではなくコンニャクやサトイモ(球茎)、ジャガイモシクラメン(塊茎)といった具合に、でんぷんの塊。球茎と塊茎の違いは薄い皮に包まれているかいないか。包まれているほうが球茎。

根茎
ハスやショウガといった、地下茎が肥大化し、水平に伸びるもの。

塊根
サツマイモのように根が肥大したもの。サツマイモとジャガイモってイモになっている部分が違うんですね。

担根体
根でも茎でもない特殊なもの。
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種の違い

文章の修正球根という性質を得たのには訳があります。
球根は乾燥に強く、翌年まで栄養を持ち越すことが出来ます。これで植物にとって都合のいい時期を待つ訳です。ところが、日本という国は非常に季節の差が大きく、しかも夏は暑いわ湿っぽいわで、乾燥に適した性質を得た植物にとっては地獄のような環境だったりします。

そこをなんとか頑張って育てたとします。

球根はクローン体
何年か球根を育てていると横に小さい球根が出来、そこから新芽が出てきます。こうなる前に株分けして、増やしていきます。つまり、有性生殖ではなく、「クローン生殖」です。親球根と同じ性質、遺伝子、花色の球根が生まれます。

種のメリット・球根のメリット
種での繁殖は性質がバラけ、親と同じ性質とは限りません。メンデルの法則というやつです。種苗会社にとってはドッチが得でしょうか? 正解は種。種が成長し次世代の種を残したとき、性質にムラがあります。ムラがあるってことは不経済です。だから農家は毎年種苗会社から種や苗を買わなくてはいけないんです。

球根植物も種子を作る
では球根植物は種を作らないのか??というと、そんなことありません。種も作ります。

種でも増えるし、球根でも増えるわけです。その代わり、なのかどうなのか、球根の植物の種子は発芽率が悪く、成長も遅いです。結局、球根で増やしたほうが早いです。

私たちは種はポンポンと芽を出すものと思っていますが、種って必ずしも芽を出すとは限りませんし、時間とともに発芽率は下がっていきます。大抵の種子は、一年で発芽率は8割減という話も(販売している種子のことではないですよ)。植物にとって、ギャンブル性の高い種よりも、球根の方が確実。コストパフォーマンスがよいのです。

球根栽培の知識

文章の修正用土に注意
球根植物は球根の中に水分や養分を蓄えています。それはそもそも雨の少ない土地でも耐えるためであり、雨の少ない土地すなわちアルカリ性の土壌ということにつながります。
結構アルカリ性の土壌を好む植物が多いカテゴリなので、個別の各植物の詳細のページでよく用土について確認しましょう。

タイプ別
夏に休眠するもの
夏の乾燥時期に休眠するものが多い。夏までに花を咲かせ葉っぱが枯れる。このタイプは休眠時期に完全に眠るために、水をやると球根が腐って枯れてしまう。冬の寒さには強いものが多い。
秋:植え時
冬:生育
春:開花
夏:(堀り上げて)お休み

例えばチューリップやヒヤシンスなど。秋植え球根は有名でなじみ深い植物が多いです。掘り上げる理由の一つは、夏の間に土中の水分と高温で腐って溶けて無くなってしまうことがあるからです。「毎年咲いていたあの球根が今年は咲かない……発芽に失敗したのかしら」と掘って探しても球根そのものが溶けてなくなっているなんてことがあります(実際にありました@関東地方)。植えっぱなしでも翌年も咲くことも普通にありますが、堀り上げを行わない場合(特に関東以南の夏の暑さでは)球根喪失の可能性が若干あるということです。

冬に休眠するもの
春から夏にかけて生育して冬になると地上部が枯れて休眠するタイプ。寒さに弱いものが多く、庭植えしている場合は、掘り上げる必要がある。冬は休眠するので水は控える。
春:植え時
夏:生育
秋:開花
冬:(掘り上げて)お休み

春植え球根の例は、グラジオラスダリアなど。こちらの掘り上げ理由は、屋外の冬の寒さが苦手だからです。

その他
どういうタイプであっても、種類によっては休眠期に堀り上げて保管しておかなくてはいけないものもある。面倒です。掘り上げる必要のないものが便利です。
逆に、無理に掘り上げないで植えっぱなしの方がいい球根植物もあります。彼岸花の仲間の球根は植えっぱなしでも育つものが多いので、無理に掘り上げずにそのままにしたほうが球根が肥大でき、開花につながります。

水栽培について
チューリップやヒヤシンスは水栽培でも有名です。水栽培は室内でも花を楽しめます。が、球根に蓄えられた力で咲くので球根にとっては消耗が激しいです。水栽培で楽しんだ後は土に植え替えて(できれば庭植え)屋外で育てていると球根がまた太ってきます。が、それでも、再び花が咲くまでの栄養が蓄えられるには相当の時間がかかります。翌年は無理かもしれません。数年単位で気長に復活を待つのもアリかもしれませんが、その間ずっと花のない状態での管理が続きます。水栽培に使った球根は一回限りのものと割り切って買い替えるのも一つの手です。

分球
球根を育てているといつの間にか小さい球根が横にできてそこからも細く小さい葉が伸びてきたりします。
このように、種ではなく球根そのものがコピーとして分かれていくのを分球といいます。分球のしやすさは球根植物によってまちまちで、ムスカリなどは放任しておいてもどんどん自ら分球して数年後には細かい球根で土中がびっしりギツギツになっています。そうなると窮屈でかわいそうなのでムスカリといえど掘り上げてきちんとスペースを確保して植え直すとよいです。ヒヤシンスなどは自然での分球がしにくく、親球根に切れ目を入れて分球を促すといった作業が必要なこともあります(親球根は犠牲になります。ヒヤシンスも自然に自力で子球根ができることもあります)。
子球根が独立してから開花するまでの期間も球根植物ごとにまちまちです。ムスカリなどは子球根でも比較的すぐ開花しますが、他の球根では開花(できるような立派な肥大した球根になる)までに何年も要することがあります。
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