ショウガの基礎データ
科名 | ショウガ科 |
属名 | ショウガ属 |
学名 | Zingiber officinale |
別名 | 生姜 |
耐寒 | マイナス5度〜0度 |
水やり | 水を好む |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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ショウガとは?
ショウガはショウガ科の多年草。英語ではジンジャー。古事記に記載があるほどに日本では古くから利用される食材・生薬。発汗を促す作用があり、風邪を引いたときにショウガを入れた葛湯を飲む民間療法があります。地下に根茎があって、それによって株を増やします。
ジンジャーというとショウガ科の植物全般を表すこともあります。観賞用ジンジャー…例えばクルクマ・ガーデンクルクマなどもありますし、ウコン・ガジュツ・ミョウガといった漢方・薬味もあります。
水やり
乾燥に弱いので、乾燥しないように気をつけます。土にワラを被せたり、黒いビニールでマルチングをして蒸発を防ぎます。マルチングは雑草避けにもなります。種生姜を植えてから芽が出るまで一ヶ月ほど…時間が掛かります。その間、乾燥してしまわないように、水をマメにやってください。
肥料
芽が出たら土寄せとともに肥料をやります。種生姜から10センチほど離れたところに堆肥かボカシか鶏糞をまいて埋め、土を株の周囲に寄せてください。前回の肥料から一ヶ月後に前回埋めたのとは反対側に肥料を埋めます。土寄せも同時に行います。
植え付け
時期
10度以下で生育不良になり、霜に当たると枯れてしまいます。植えるのは霜が降りなくなって最低気温が10度以上になってからの3月〜5月です。たまに寒の戻りで寒くなりますので、天気予報とにらめっこして植える時期を決めましょう。関東南部なら5月初旬が適しています。連作はしない
過去一年にショウガを植えていた場所には植えないでください。連作障害を起こします。土づくり
植え付け前2週間までに苦土石灰を混ぜて中和させておきます。中和してから腐葉土か堆肥を入れ、油粕・ボカシ肥料のどちらかを混ぜて用土とします。鉢植えの場合は市販の培養土を利用します。
鉢・プランターに植える
プランターで栽培する場合は、高さ(深さ)が30センチあるものを使います。鉢底に軽石を4センチ入れて、種生姜を芽を上にして一個を植えます。ショウガをそれほど大量に消費する一般家庭は無いですから一個で十分賄えるほどに収穫できます。畑の植え付け
土を深さ30cmを掘り返し、苦土石灰を1平方mあたり150gほど入れて中和します。中和には一週間〜10日かかるので、待って、土に腐葉土か堆肥を元の土に対して2割ほど足し、化成肥料を規定量入れてよく混ぜて用土とします。穴に土を戻し、高さ10cm幅60cmの畝を作って、そこに必ず芽を上にして種生姜を埋めます。生姜同士は間隔30cmほど。畝を2列以上にする場合は畝同士を60センチ離して下さい。あとは水をやっておきます。
追肥・土寄せする
ショウガが出て、芽が2節ほどになったら、土を寄せます。株から10cm離れたところに堆肥かボカシか鶏糞をまき、混ぜながら芽が出た種生姜の根本に土をかぶせましょう。新しいショウガは種生姜の上に出来ます。土寄せしないとこの新しいショウガが土の外に出てきてしまいます。ショウガは乾燥に弱く、むき出しになっていると乾燥で枯れるので土寄せは必要な作業です。
収穫と越冬と保管
10月〜11月前後に寒さに当たって成長が止まった頃に、掘り上げて消費します。もしくは保管しておきます。ショウガは寒さで枯れることが多いため、掘り上げ残していると、そのまま消えてなくなるのが通常。たまに、越冬して芽を出すことがありますが、自然環境を壊すような強い植物ではないです。ただ、暖かい場所に置いておけば越冬も十分可能です。
掘り上げたショウガは室温・気温が18度になると芽が出ます。よって種ショウガを保管するのは18度以下の場所で管理して下さい。春になったらまた植えましょう。
管理場所・日当たり
日当たりを好み、高温多湿を好みます。寒さに弱いです。また強い風が通らない場所がいいです。日当たりに関しては少々悪くても問題ありません。問題なのは日当たりよりも乾燥です。風通しが良すぎて乾燥しやすい場所では適していません。育て方を検索したとき、「半日陰」が適していると分類されるのは、日光に弱いからではなくて乾燥を嫌うためです。スポンサーリンク
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