サツマイモの育て方…植え付けはいつ?
目次
サツマイモとは?特徴は?植え付け水やり肥料ツル返し収穫病害虫より詳細な栽培は?関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- サツマイモ
- 科名
- ヒルガオ科
- 属名
- サツマイモ属
- 学名
- Ipomea batatas
- 別名
- 甘藷・唐芋・琉球薯
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 中級者向け
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サツマイモとは?特徴は?
サツマイモ(薩摩芋)は
ヒルガオ科サツマイモ属の
多年草。日本では寒さで枯れるので
一年草扱いという感じで、毎年、ツルを買い直して植えます。
ホームセンターなどで売ってる品種は病
害虫に強いので、これを買うといいですよ。
春になるとツルが流通するので、お好みの品種を植えるといいです。
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植え付け
時期
4月〜5月に苗というかツルが出回るので、これを植え付けます。霜に当たると枯れるので5月以降に植えるといいのですが、5月に買おうとすると、好みの品種がないので、4月に買うか、予約しておく。
植え付け自体は5月〜6月に行う。7月以降は乾燥で活着しにくいので、6月以前が無難です。
用土
プランターで栽培する場合は、通常の
培養土を使います。
畑で栽培する場合は
腐葉土か
堆肥と化成
肥料を入れてよく混ぜて
用土とします。
畑に植える
深さ25cmを掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を下の土に対して3割入れて、化成肥料を規定量入れて、よく混ぜておきます。
この土で高さ25cm〜30cm、幅60cmの畝を作って、ビニールマルチをかけておきます。このマルチを割いて、ツルを植えます。ツルは3節から5節目が埋まるように植えます。
それでしっかりと水をやります。サツマイモは乾燥に強いのですが、ツルの状態で発根していないので、乾燥すれば干からびて枯れる。発根まではしっかりと水をやりましょう。
もしも枯れたら、新しいツルに差し替えておきましょう。
プランター栽培
できるだけ大きな鉢やプランターに植えます。土を入れ、畑栽培と同じようにツルを刺し、しっかりと水をやっておけばいいです。
ただ、ツルって大量に販売していて一本だけもらうのはできないので、
クズ芋をもらって植え付けるといいです。小さなクズ芋でも植えると発芽して収穫ができますよ。もしくは近所でサツマイモ栽培していると、6月にツルが伸びているので、これをもらって刺す。
水やり
畑栽培で発根・活着して、マルチをしているなら、様子を見て水をやります。
肥料
サツマイモは空気中の窒素を吸収するので、肥料が多いと
ツルボケを起こすのですが、植えて3週間〜4週間で元肥が切れますし、多少追加すると生育が良いので、ここで追肥するといいです。
サツマイモ専用肥料を溝にまいて、土寄せをします。
肥料はその後は追加しない。ツルボケしますし、芋が大きくならない。
ツル返し
ツルが伸びて、その伸びた先で発根してしまう。するとそこでも芋ができ、芋が小さくなってしまい、味も落ちるので、伸びたツルを巻き込んでしまいます。
ツル返しはツルボケにも効果があります。
収穫
8月から11月に収穫できます。植え付けしてから四ヶ月ほどで収穫します。長く放置していると、芋が割れてしまうので、様子を見て掘り上げます。また霜が降りると枯れるので、霜が降りる前に収穫します。
収穫したら、一ヶ月から二ヶ月は熟成させないと甘くならない。土を落として天日干しして乾かしてから、保存する。保存は冷暗所でもいいです。
病害虫
アブラムシ・ハスモンヨトウ・
コガネムシの幼虫・
ネキリムシ・
ハダニ・黒斑病・つる割病・
コナジラミ、
カタツムリ、
ウィルス病など。
より詳細な栽培は?
このページはサツマイモ栽培についてかなり簡略しているので、もっと詳細に知りたい場合は
を参考にしてください。
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