クズ(葛)(裏見草)

科名 | マメ科 |
属名 | クズ属 |
学名 | Pueraria montana var. lobata |
別名 | 裏見草 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | チャレンジャー |
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開花 | ||||||||||||
植え |
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目次
クズ(葛)の育て方

意図的に植えるものではないです。
秋の七草の一つで、葛粉は漢方薬(葛根湯はクズの根を使った漢方)の材料であり、日本が原産とされ、日本に昔からあり、人間も食べていましたし、家畜の飼料としても利用されていました。地方名に「ウマノボタモチ」「ウマノオコワ」といったものがあるのはその名残…といったように、日本では生活に密接な植物ではあったんですが、現在はとにかく自然のバランスを崩すものとされます。
駆除するのが大変なので普通は植えない。
参考リンク
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水やり
鉢植えの場合、土が乾いたら水をやります。地植えの場合は自然に降る雨だけで十分です。
肥料
肥料は不必要です。マメ科植物ですので、根粒菌を持ち、空気中の窒素を取り込むため、肥料はなくていいです。肥料をやることで生育が悪くなるということもないです。管理場所
日当たりじゃないと生育が鈍いです。植え替え・植え付け
時期
3月〜4月に新芽が出てきます。この辺りに植え付けをするといいですが、苗・芋は別にいつ植え付けても枯れることはないです。鉢植えでも、4月に植え付けると6月には2m〜3mにはなるのでグリーンカーテンには余裕でできます。鉢植えの場合、植え替えは毎年行います。
用土
一般的な培養土でいいです。土質は選びません。痩せ地でも育ちます。鉢植え
鉢底の穴を網で塞いで、軽石を2cm入れます。その上に用土を入れ、苗を入れ、隙間に用土を入れていきます。最後に水をやって完成です。ネットやフェンスに
ネットやフェンスに這わせましょうツル性でなにかに絡ませる必要があります。ネットに絡ませればグリーンカーテンとして利用できます。クズ(葛)はかなり長くツルを伸ばすので、ネットからはみ出す前に切り戻していきましょう。ネットから出て家の手すりに絡んだら外すのが大変です。
剪定
気温・日光の条件が揃うと鉢植えでも1日で10〜15cmは成長します。地植えの場合は1日で30cmほど伸びることがあるため、想定の大きさに止めるためには数日おきに…必要ならば毎日剪定する必要があります。クズ(葛)の場合は、脇芽を出させるための剪定(摘芯)ではなく、「管理できるようにとどめる」ための剪定です。また、密生すると暑苦しいですので、葉っぱも間引きます。手に負えないと思ったら、廃棄しましょう。●クズ(葛)は摘芯しなくても枝分かれして伸びる。
増やし方
挿木から増やす種子からも広がるが、種子は発芽しにくい。また、種子は何年か後に発芽することがあり、計画的に種子から栽培することはあまりない。一般的には「挿木」から株を増やす。4月〜10月に葉っぱをむしった枝10cm〜15cmを取って、土に挿し、半日陰で普通に水やりして管理していると発根します。発根したら、鉢などに植え付けます。植え付けまでは1ヶ月〜2ヶ月。節から根と新芽が出るので、節が土が埋まるように挿木します。用土は赤玉土単用が好ましいです。