ダリア(テンジクボタン・天竺牡丹)

科名 | キク科 |
属名 | ダリア属 |
学名 | Dahlia |
別名 | テンジクボタン・天竺牡丹 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
- ダリアの育て方
- 水やり
- 4月〜5月の作業
- 4月〜7月の作業
- 5月〜7月の作業
- 7月下旬〜8月上旬の作業
- 8月の暑さ対策
- 9月〜10月
- 10月〜11月の作業
- 管理場所・日当たり
- 病害虫
- 特徴・由来・伝承
- 雑記
- SNSボタン・関連記事
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ダリアの育て方

花を大きくしたいのであれば、脇芽を小さいうちに摘んでいきましょう。
球根は寒さに弱い
球根は0度以下になると枯れてしまいますので、0度以下になる地域では秋に地上部が枯れたら掘り起こして、保存して下さい。0度以下にならなければ戸外でも越冬し、春にまた芽を出します。
まとめ
●水やりは普通。鉢なら乾いてから。庭植えなら降雨だけでも。
●植え付け前に苦土石灰で中和する。
●連作障害を起こすので、過去に二年、ダリアを植えた場所には植えない。
●支柱を立てる。
●球根は寒さに弱い。土が凍結する地域では秋に掘り起こして保管しておく。
●植え付け前に苦土石灰で中和する。
●連作障害を起こすので、過去に二年、ダリアを植えた場所には植えない。
●支柱を立てる。
●球根は寒さに弱い。土が凍結する地域では秋に掘り起こして保管しておく。
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水やり
鉢植えの場合土が乾いていたら水をしっかりとやってください。水をやるときに葉っぱに水を掛けるようにすると、葉の汚れを落とし、ハダニの予防にもなります。ただし花ツボミに水が掛ると花がしぼんでしまいますので、花には掛らないように気を付けてください。
庭植えの場合
ほぼ降雨だけで十分です。ただ夏場などの乾燥する時期は水をやってください。植え付けしてから夏前までに、水やりが多いと、根が地表に止まり、深くまで伸びない。すると夏の乾燥時期に水切れが起きやすくなる。
庭植えの場合も、ときどき葉っぱに水をかけてやるとハダニ対策になります。ただし、花や蕾に水がかからないようにします。
4月〜5月の作業
分球

クラウンと芋が割れてしまうともう発芽はしませんので廃棄します。クラウンを持って作業するとポキっと折れてしまうので注意しましょう。
●球根が乾燥してシワシワになっても水を吸えば復活します。そのまま植え付けましょう。
●クラウンがない場合や、発芽点が見られないものは植え付けない。発芽していない発芽点は目視では判断不能。発芽してから植え付けること。
●芽が出ない部分や割れた根を、ナタで取り除く。
●クラウンがない場合や、発芽点が見られないものは植え付けない。発芽していない発芽点は目視では判断不能。発芽してから植え付けること。
●芽が出ない部分や割れた根を、ナタで取り除く。
4月〜7月の作業
球根を用意する

球根は新芽が出ているものを植え付けます。クラウンの発芽点がついているものじゃないと発芽はしません。また、クラウンがついていても発芽していないものは、そのまま発芽しないことがあります。購入の時に注意すること。睡蓮咲き、デコラティブ咲き、カクタス咲き、ボール咲き、ポンポン咲き、フリル咲き、シングル咲き、ピオニー咲き、アネモネ咲き、オーキッド咲き、ステラ咲きなど咲き方がある。
●種子から育てられるが、種子のミックスは黄色ばっかりになりがち。
●メリクロン苗は無菌培養で増やした球根なのでウィルス感染はしていない。
●タグとは全然違う花が咲くことはよくある。広い心で。
●球根の形状は成長とは関係ない。
●早生種は植え付けから開花までの日数が45日〜60日のものを指す。
●メリクロン苗は無菌培養で増やした球根なのでウィルス感染はしていない。
●タグとは全然違う花が咲くことはよくある。広い心で。
●球根の形状は成長とは関係ない。
●早生種は植え付けから開花までの日数が45日〜60日のものを指す。
高さに注意
ダリアは品種によって背が違います。品種を複数植えるときは、手前に低いものを植えないとせっかく花が咲いても見えないので、気をつけてください。また、複数の品種を植えるときは品種名を書いたタグを挿しておきましょう。
植え付け時期について
桜の花が咲くころ…3月〜4月に植え付けることが多いですが、霜に当たると枯れるので、霜が降りなくなってから植える方がいいかも。ただ、5月に植え付けると8月に開花する。夏の暑さでダリアとしては色が悪いので嫌う人も多いので、一般的には3月〜4月の植え付けになる。3月〜4月に鉢植えにして霜に当たらない場所で管理してもいいです。関東では4月末は非常に稀にですが霜が降りることがあります。●7月8月に植え付けてもいいが、根が広がる前に猛暑があって、水切れしやすいので早めに植え付けがよい。
●春の彼岸に植え付け、6月7月に開花する。7月下旬に株全体を地際から新芽がある数節残して切り戻して、8月は株を休ませ、次に開花するのは10月というパターンが一般的。8月9月に開花がないが台風対策にもなる。
●冬の植物を春に植え替えていくとダリアの植え付けは5月にずれ込むことが多い。その場合は花がほとんど咲かないままに切り戻しをすることもありますが、まぁ、そんなもんだとあきらめましょう。その代わり、秋は綺麗に開花しますので。
●春の彼岸に植え付け、6月7月に開花する。7月下旬に株全体を地際から新芽がある数節残して切り戻して、8月は株を休ませ、次に開花するのは10月というパターンが一般的。8月9月に開花がないが台風対策にもなる。
●冬の植物を春に植え替えていくとダリアの植え付けは5月にずれ込むことが多い。その場合は花がほとんど咲かないままに切り戻しをすることもありますが、まぁ、そんなもんだとあきらめましょう。その代わり、秋は綺麗に開花しますので。
鉢の場合は土は市販の培養土で大丈夫です。
地植えの手順

植え付ける二週間前に苦度石灰を1平方あたり二掴み混ぜ込んでよく混ぜておきます。植え付ける1週間前に1平米あたり4キロの腐葉土(か堆肥)と緩効性肥料を混ぜ込んでおきます。
●苦土石灰を入れるのはダリアが酸性土壌を嫌うので、中和させるため。石灰と有機物は一緒に混ぜると化学反応を起こすので一緒には入れない。
ダリアは連作障害を起こす植物ですので、昨年ダリアを植えた場所には植えないでください。鉢の場合は古い土を捨て、新しい土で植えてください。
植える深さは種類によって違う
ダリアは大体5センチから10センチの深さに植えます。品種によって深さが違うので、球根の説明書きで確認してください。最後に水をしっかりとやる。その後は発芽するまでは水やりをしない。
●あんまり深植えすると芽が出にくいが、基本的には出るので気にしない。ちょっと遅いだけ。
支柱をする
ダリアは茎が弱いので、支柱を必ずしましょう。
鉢植えの手順

鉢の底を網で塞いで、その上に軽石を3cmほど入れます。その上に用土を入れ、球根を入れ、土を8cmほど被せます。球根は発芽点(新芽が出ているところ)から出てきますので、これが中心になるように配置し、支柱を立てておきます。最後に水を鉢底から水が出るくらいにしっかりとやる。その後は発芽するまでは水やりをしない。
●球根が増えるため、10号鉢に植えたものは毎年、春に分球して植え替えないと鉢がすぐに根でパンパンになる。
●球根はまず地表近くを放射状に伸び、そこに新しい球根ができる。なので鉢植えより地植え推奨。地表近くに広がった後に、下へと根が伸びる。こうなると水切れに強くなる。
●球根はまず地表近くを放射状に伸び、そこに新しい球根ができる。なので鉢植えより地植え推奨。地表近くに広がった後に、下へと根が伸びる。こうなると水切れに強くなる。
5月〜7月の作業
剪定・脇芽かき
大輪・巨大輪系は天花仕立て、小中輪系は摘芯仕立てにする。大輪系は大きく咲きつつ背を低くまとめるように仕立てて、小輪系は脇芽を伸ばしてたくさん開花させつつ、背を低くまとめるコツってだけで、以下のように仕立てなかったからといって枯れたり開花しなくなるわけじゃないです。巨大・大輪種の剪定

巨大・大輪種は一番花を咲かせたあとは、地際から三節残して、摘芯し、脇芽を出してそこに二番花を咲かせます。二番花が開花したら、その枝も下の三節ほどを残して、それ以外の脇芽を取る。
あとはこれを繰り返すのですが、実際には7月8月の作業の「切り戻し」でザックリと切ってしまうまでに二番花が咲いて、切り戻すことになるかなーって感じ(もちろん地域による)。
●摘芯して1週間以内に新芽は出てくる。
小輪・中輪の剪定

二節か三節出たら、摘芯をします。すると節から数本の新芽が出てきて、そこにそれぞれ一番花が開花します。その枝の下から二節か三節残して、他の脇芽は摘んでしまいます。これを繰り返す。
●摘芯して1週間以内に新芽は出てくる。
追肥する
肥料が切れると花が途切れる植え付けの時に混ぜた肥料は植え付けして1ヶ月ほどで消費されて薄まります。開花しているのであれば開花が鈍くなるかも。そこで植え付けて1ヶ月ほど経ったら、肥料を追加します。化成肥料を少量やるか、液体肥料をやります。葉っぱや花の様子を見て判断します。
8月以降、気温が上昇すると切り戻しをして休ませます。休んでいる間は肥料はやらないでください。腐ったり、株が弱ってしまいます。
●固形肥料は長く効き、液体肥料は即効性がある。固形肥料だと8月まで肥料成分が残ってしまうかもしれない。液体肥料の方が調整が効いて便利ですので初心者は液体肥料を使いましょう。
7月下旬〜8月上旬の作業
切り戻し
切り戻し暑さに弱いので、寒冷地・高冷地じゃなければ、7月下旬から8月上旬に地際から三節ほど残して切り戻しをします。切り戻すと、水の吸い上げる力が弱るため、根腐れを起こしやすくなる。水を控えないと茎が茶色くなって枯れる。
ダリアは茎が中が空洞の筒状になっていて、この空洞に水が溜まると腐って枯れ込みます。なので、切り口に水が入らないように塞ぎましょう。まず、切り口を乾燥させて、アルミホイルで覆って、紐でくくって塞ぐといいが、見た目が悪い。そこで水がたまらないように節のギリギリまで切るとよいです。その際に、脇芽を切らないように気をつける。もしくは節に切れ込みを入れて、水がたまらないようにする。ようは水がたまらなければいいです。
●球根から出た茎の一節目からは新芽が出にくいので、切り戻すならそれより上で…三節ほど残して、切り戻すこと。
●節は土の中にもあるので、そこからも新芽が出る。
●切り戻して大体40日後に再開花する。7月末から8月初旬に切り戻すと8月は暑さで生育が鈍いが9月の中旬から下旬に開花し始める。
●切り戻すときはまだ地上が健康なので切りにくいけど、中間地・暖地なら泣きながら切り戻しましょう。
●節は土の中にもあるので、そこからも新芽が出る。
●切り戻して大体40日後に再開花する。7月末から8月初旬に切り戻すと8月は暑さで生育が鈍いが9月の中旬から下旬に開花し始める。
●切り戻すときはまだ地上が健康なので切りにくいけど、中間地・暖地なら泣きながら切り戻しましょう。
8月の暑さ対策
35度以上の直射日光には葉焼けもするし花もチリチリになる。また、暑さで休眠する、もしくは株が暑さで弱ってしまって病害虫(ウドンコ病など)が発生しやすくなる。鉢植えなら、半日陰に移動できるなら移動する。もしくは遮光する。遮光すれば花が綺麗ですが、ダリアは株が大きいので遮光はなかなか厳しい。なので8月は切り戻し、脇芽は摘んで休ませる方がいい。休ませると9月に復活して花を咲かせる。
●夏の暑さ対策としては、遮光、夏前に切り戻しで消耗予防、敷き藁で地温上昇予防、水やりを増やすなど、色々とある。ただ手間がかかる。スパっと切り戻して秋に綺麗な花を咲かせるのが一般的。
●品種によって夏の暑さの抵抗力も違う。
●寒冷地では夏も綺麗に開花する。もともとダリアは高冷地の植物なので。寒冷地は無理に切り戻さなくてもいい。
●品種によって夏の暑さの抵抗力も違う。
●寒冷地では夏も綺麗に開花する。もともとダリアは高冷地の植物なので。寒冷地は無理に切り戻さなくてもいい。
9月〜10月
秋の開花!

●ダリアは量的短日植物で、日が長くても開花はあるが、日が短くなってくると開花が増える。日照時間13時間〜14時間が適正で、それより少ない時期は露芯花が増える。露芯花とは花びらで覆われて外からは見えないはずの「雄しべ・雌しべ」部分が露出した状態のこと。ってことはダリアの適した栽培は寒冷地(高冷地)で7月8月に花芽ができて、8月〜9月に開花させるもの。
10月〜11月の作業
植えっぱなしで冬越し
掘り上げて管理する場合と、植えっぱなしの場合があります。地植えで植えっぱなしで冬越し
球根は土が凍結すると枯れるので、土が凍結しないように盛り土(厚さ10cm以上)をして土が凍らないようにします。植えっぱなしだと何年かに一回の予想外の寒波で消えることがある(絶対消えるわけじゃないが消えることはよくある)。希少なものや、お気に入りの品種は掘り上げましょう。
地植えで越冬させるなら、自然雨だけで十分。水やりはやらなくていいです。
●関東では寒さで枯れないので植えっぱなしでもいいとも。もちろん地域によるので試しに何個か植えっぱなしにして様子を見る。それでも希少なお気に入りの球根は念のために掘り上げて保管した方がいい。
●盛り土は腐葉土でもいい。土が凍らなければいいです。
●盛り土は腐葉土でもいい。土が凍らなければいいです。
鉢植えで植えっぱなしで冬越し
鉢植えで冬越しする場合、1度以下にならない場所で管理する。日光はあたらなくていいです。温度さえ維持されれば。
冬の水やりはかなり控えめにする。球根が活動しておらず、水やりが多いと腐ってしまう。カラカラになる前に水を多量やる程度にしておくか、一切、水やりはしないでもいい(球根はシワシワになるが、水をやれば復活するのでそこまで気にしないでも)。
●毎年、植えっぱなしにしていると球根が人間の頭より大きくなる。これは分球していないからってのもある。分球せずに大株のままで芽が出るとかなり「豪勢」に開花することになる。あまりに大きくなると掘り出すのが大変なので、適当なところで掘り上げて分球はした方がいい。
掘り上げて保管
掘り上げて管理する場合と、植えっぱなしの場合があります。掘り上げて保管
寒くなる11月に霜が降りる前に地上部がフサフサでも掘り起こしてしまう。掘り起こして、水でよく洗い、生乾きになるまで日陰で1週間ほど乾燥させる。それから球根は軽く湿らせた籾殻(もみがら)に突っ込んで、保管しておく。籾殻がないなら、ピートモス・バーミキュライトでもいい。ピートモスもバーミキュライトも軽く湿らせて保管する。これらはビニール袋に入れて、段ボールに入れて5度以下にならないところで管理する。
●掘り上げるときは、品種が分かるようにタグをつけておく。
●真冬は最悪、1度以下にならないようにする。1度以下になるようなら発泡スチロールなどで覆って防寒する。最低気温が7度以上になったら戸外に出して水をやる。
●分球は春に行う。冬の掘り上げ時には分球しない(しないっていうか発芽点が分からないのでできない)。
●一年で芋(=球根)が鈴なりになる。毎年、掘り上げて切り分けるのでもいい。この場合、発芽点は分からないので適当に切ることになるが、鈴なりなのであんまり気にしないで、切り分けて保管しておいて、春に芽が出たものから植え付けるのでもいい。
●真冬は最悪、1度以下にならないようにする。1度以下になるようなら発泡スチロールなどで覆って防寒する。最低気温が7度以上になったら戸外に出して水をやる。
●分球は春に行う。冬の掘り上げ時には分球しない(しないっていうか発芽点が分からないのでできない)。
●一年で芋(=球根)が鈴なりになる。毎年、掘り上げて切り分けるのでもいい。この場合、発芽点は分からないので適当に切ることになるが、鈴なりなのであんまり気にしないで、切り分けて保管しておいて、春に芽が出たものから植え付けるのでもいい。
管理場所・日当たり
日当たりのいい場所で管理します。日光が足りないと花つきが悪くなり、ヒョロヒョロと成長して株が弱くなります。日光を好みますが、30度以上の非常に暑いときに直射日光に当たりすぎると株が弱くなります。その場合は出来るだけ半日陰に移動させるか、庭植えで移動できない場合はヨシズなどで遮光します。
剥き出しの地面やコンクリートの照り返しが強いとダリアも傷むことがあります。
病害虫
モザイク病ウィルスが原因で、葉っぱが黄色くモザイク状の模様がはいる。購入した球根の時点で感染していることもある。アブラムシなどの汁を吸う虫によって主に感染するが、ハサミを介して感染もする。剪定の際にはハサミを消毒(火で炙る・消毒液に浸すなど)することで予防できる。これはある程度は仕方ない。
ネキリムシ
ネキリムシが発生するならネキリトンを前もって散布する。ネキリトンを散布しても完全に予防できるわけじゃない。根元がザックリと切られる。
ヨトウム
糞が見えるなら、近くにいるので見つけ次第、テデトール、フミツブース。
ナメクジ
葉っぱが虹色に濡れているならナメクジが発生している。誘引剤で集めて駆除する。
バッタ
葉っぱを食べる。被害が多いなら薬剤を散布して駆除。
ハダニ
ハダニが発生すると新芽が縮れて黒くなり、生育に問題が出る。乾燥すると発生するので葉っぱの裏に水を掛けることで予防はできます。たくさん発生したら薬剤を散布して駆除する。
●オルトランやダイアジノンで害虫は予防できるが、完全に予防できるのではなくて、被害を抑える程度。ダイアジノンはコガネムシ幼虫に効くが、幼虫が大きくなるとあまり効かない。被害が出る前から使うべき。
●ダリアは根をいじっても枯れないので、土の中の虫…ヨトウムシ、ネキリムシなどが発生した疑いがあるなら、鉢から抜いてチェックも可能。
●ウサギやシカに食べられる。
●ダリアは根をいじっても枯れないので、土の中の虫…ヨトウムシ、ネキリムシなどが発生した疑いがあるなら、鉢から抜いてチェックも可能。
●ウサギやシカに食べられる。
特徴・由来・伝承

夏から秋にかけて咲くために、ダリアは夏の季語です。ちなみに切り花で流通するのは秋から冬です。
八重のもの、一重のもの、色合いも多種に及ぶことから分かるように、チューリップやバラと共に品種改良が進んでいる植物です。アメリカにはアメリカ・ダリア・ソサイエティー(アメリカダリア協会)があって、そこでは花を16の形に分類しています。
あまり浸透していない
非常に多種であるにも関わらず、日本ではあまりメジャーではない感じがします。バラ(高貴)やチューリップ(幼さ)、キク(冠婚葬祭・和)に対する個々のイメージが確立されているのに対してダリアは、花の一種というポジション以上のものを得られていないです。なんだか勿体無い。
個人的には「大人の花」…というイメージです。
雑記
●春に新芽を踏んづけたり、芋虫に食べられて、地上部がほとんどなくなっても、球根さえ健康なら、新しい芽が出てくる。●大きくなる前に球根は分球した方がいい。
●今年植えた球根は大きくなっているが、中身は空っぽなのでしぼむ。
●種子から育てても球根はできる。
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