プチダリア

科名 | キク科 |
属名 | ダリア属 |
学名 | Dahlia hybrid |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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プチダリアの育て方
ダリアとはちょっと違うプチダリアはダリアから交配を繰り返して作り出した小さい品種です。春から夏・初秋まで花が咲き、冬は休眠します。育て方は一般的なダリアと同じですが、ダリアが一輪を大きく育てるのに対して、プチダリアは摘芯をして脇芽を出し、輪数を増やすという手法をとります。
生育サイクル
春に植え、夏前後に生育・花が咲いて、冬には地上部が枯死。球根の状態で冬を越し、春にはまた芽を吹きます。このサイクルを繰り返します。
冬の寒さには強いのですが土が凍結する場合はそのまま球根が枯れてしまいますので、寒冷地は秋に掘り出して、バーミキュライトを詰めた箱に埋めて保管しておきます。
まとめ
●水やりは普通。ただし、夏と冬は水のやりすぎに注意。
●春に植えるか、秋に植える。もしくは植え替える。植替えの時に株分けも可能。
●生育時期は肥料をやる。ただし、真夏はやらない。
●摘芯して株を大きくする。
●梅雨前に切り戻しをする。
●水やりは普通。ただし、夏と冬は水のやりすぎに注意。
●春に植えるか、秋に植える。もしくは植え替える。植替えの時に株分けも可能。
●生育時期は肥料をやる。ただし、真夏はやらない。
●摘芯して株を大きくする。
●梅雨前に切り戻しをする。
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プチダリアの水やり
水やり注意鉢植えの場合は春から秋は土が乾いていたら水をやります。冬は球根が完全に乾ききらないように一ヶ月に一回程度水をやります。
球根植物で、水をやりすぎると球根が腐ってそのまま枯れてしまいます。特に夏は暑さに若干弱いので、土の状態をよく見て水やりの調節をしてください。
●夏は生育が止まり、水の吸い上げが弱くなる。球根植物は夏に腐って枯れることが多い。まーそこまで気にすることでもないけど。
庭植えが便利
庭に植えると土の水はけがよければ、ほぼ放置で、水やりもほとんど不要です。
鉢植えにした場合は乾燥にも注意
プチダリアは極端な乾燥を嫌います。庭植えにした場合は、それが防げますが、鉢植え・プランターだと水やりを忘れると枯れます。特に春の新芽時期とつぼみが出来る頃は、乾燥するとしぼみやすく、水切れにも注意してください。
プチダリアの肥料
必ず肥料を肥料をやるかやらないかで花つきが違います。生育する期間は一週間に一回、液肥をやってください。もしくは一ヶ月に一回、緩効性化成肥料をやります。夏と冬の生育が止まる時期には肥料が残らないようにしたいので、液体肥料がベターです。
植え付け・植えかえ・種蒔き

一般的な花と野菜の土か、赤玉土5腐葉土3バーミキュライト2を混ぜたものを利用します。普通は花と野菜の土で十分です。プランターの場合は4個ほど植えます。
二年に一回は植え替えを
球根で年々大きくなりますので、株分けを兼ねて二年に一回は植え替えをします。植え替えは春(4月5月)にするか、秋の霜が降りる前にやります。
●霜が降りる前はまだ開花しているかもしれないが、霜に当たる前に地上部を取り除いて、掘り出して植え替えをするといい。同時に株分けもする。
●球根は別れている。これを分けるが、球根に必ず「クラウン」と「発芽点」をついているように分ける。
●球根は別れている。これを分けるが、球根に必ず「クラウン」と「発芽点」をついているように分ける。
球根の保管
秋以降、霜が降りる前に掘り上げて、洗い、バーミキュライトを詰めた箱に入れて管理します。あまり乾燥するようならば霧吹きで水をやります。多少、シワが寄ったからって枯れるわけじゃないです。
管理場所・日当たり
出来れば雨は避ける梅雨・秋の長雨に晒されると、花が雨で傷みます。また鉢植えの場合だと、過湿で球根が腐ってしまうこともあります。雨の多い時期は軒下に移動します。庭植えの場合は雨が避けられる場所に植えるようにします。ただし軒下などに植える場合は水やりが必要になります。
できるだけ日当たりで
半日陰でも生育しますが、プチダリアのいいところが沢山の花が咲くところ。しっかりと日光に当てて花を咲かせましょう。肥料も忘れずに。
摘芯して株を大きく

プチダリアを楽しむためには摘芯と切り戻しが必要です。
まずは摘芯について。
摘芯は成長点を摘むことで脇芽を出させることです。春にダリアが生育して葉っぱが3対ほどになったら先っぽを切ってしまいます。これで脇から芽が出て来ます。
これで夏までに脇芽が増えてこんもりと生育するハズです。花も沢山咲きます。でもこのまま夏を迎えると暑さで蒸れて腐りやすいです。そこで7月前後に風通しがよくなるように草丈を半分に切り戻します。ザックリで構いません。元気な茎を切るのは心が傷むでしょうが、そのままにしておくと風通しが悪くて傷んでしまうので、切った方が秋以降にも花が咲きやすくなります。これが切り戻しです。
特徴・由来・伝承

草丈は20センチほど。数センチの花が咲きます。葉っぱや黒いことが多くて、ダリア特有の透明感のある花の鮮やかさとの対比はとても鮮やか。というかプチの付かない普通のダリアって花が大きすぎるんですよね。
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