皇帝ダリアの鉢植え栽培のコツのまとめ

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皇帝ダリアの鉢植え栽培のコツのまとめ

皇帝ダリアは鉢植えには向いていません。鉢植えにするとあまり大きくならず、花も咲きづらく、咲いても花が小さいです。庭植えするのが基本。それでも鉢植えで育てたい人のために、このページでは皇帝ダリアの鉢植え栽培についての注意事項をまとめています。
まとめ
●できるだけ大きな鉢に植える。10号鉢尺鉢)でも小さい。
●鉢植えではあまり大きくならず、花も咲きづらく、花が小さい。
●生育時期は肥料を追加する。
●土が乾いたら水をやる。
●日当たりで管理する。
剪定して小さくまとめる。

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管理場所

日当たりで管理します。日光を好み、日当たりが悪いと生育が悪くなります。

庭植えにすると台風対策として支柱を立てなくちゃいけないんですが、鉢植えだと移動できるので、台風が来る前に室内に取り込むか、そもそもあまり大きくならないのでフェンスなどに括り付ければ対策になります。

皇帝ダリアは寒さに弱く、霜に当たると枯れてしまいますので、冬に室内に取り込むことである程度は保てますが、霜が降りる頃…11月の開花以降には根本から切って、室内に取り込みましょう。

水やり

春から夏の鉢植えの水やり
土が乾いていたら鉢底の穴から水が出てくるくらいに水をしっかりとやってください。皇帝ダリアは水を好むのですが、絶えず土が濡れている状態も苦手です。夏の乾燥する時期は、朝と夕方の二回、しっかりと水をやって下さい。
冬の鉢植えの水やり
鉢植えのまま植えっぱなしで越冬することもできます。冬は寒さで活動は止まっていますが、水を完全に断つとカラカラになって枯れてしまうので、冬も水やりは継続します。土が乾いてから数日経って水をやるようにします。状況にもよりますが、1ヶ月に2回程度の水やりの頻度になります。

肥料(5月〜10月)

鉢植えの場合は生育期の間…5月から10月まで二週に一回液体肥料をやります。もしくは1ヶ月に一回緩効性化成肥料をやります。

鉢植えの植え付け

皇帝ダリアは庭植えにすると3m以上に育つ大きな植物なので、普通、鉢植えでは植え付けしません。鉢植えにするのであれば10号でも小さく、もっと大きな鉢に植えます(16号とか)。大きな鉢に植えると2mくらいにはなるんですが、成長しても葉っぱや茎に対して小さな花しか咲きません。なのでやっぱり庭植えが基本です。

時期

霜が降りなくなる4月下旬〜5月に植え付けをします。苗はホームセンターなどで買うか、ネットショップか、近所で皇帝ダリアを育てている人から挿木苗をもらうかします。

用土

用土は一般的な花と野菜の培養土を使用します。自作する場合は赤玉土腐葉土4を混ぜたものに化成肥料を追加したものを使います。

植え付け手順

鉢底の穴を網で塞いで、軽石を3cm入れます。その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていって最後にしっかりと水をやります。あとは戸外の日当たりで管理しましょう。

キャスターのついた台を敷いてその上に鉢を置いて、それで移動させましょう。大きな鉢を移動させると、ギックリ腰になります。

支柱は?

鉢植えで台風・強風の際に室内に取り込めるスペースがあるのであれば、支柱はなくてもいいです。台風が来る前に鉢を倒しておけば被害はないです。

剪定

鉢植えの場合も摘芯して小さくまとめます。以下のリンクを参考にしてください。
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