モッコウバラは庭に植えてはいけない?その理由は?
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モッコウバラは庭に植えてはいけない?手に負えないことになりがち対処・予防するには普段の栽培については…関連記事スポンサーリンク
モッコウバラは庭に植えてはいけない?
モッコウバラは
バラ科のツル性落葉
低木。春に黄色か白の花を大量に咲かせて、目をひくのですね。
バラというと、綺麗に咲かせるのが難しいものなんですが、このモッコウバラはバラの中では異端で、とにかく頑健。
問題は頑健がすぎるってことです。
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手に負えないことになりがち
鉢植えにすれば問題はないのですが、地植え(庭植え)にしてしまうと、最初の1年はおとなしいものなんですが、2年目以降からバンバン開花し、シュートを伸ばして繁茂します。シュートは切っても切っても出てきて、シュートを取り除いても、幹から太い枝が代わりに出てくるだけです。
モッコウバラが綺麗に咲いて嬉しいのは、最初だけで、その後は徐々に手に負えなくなっていきます。
植物は根の量と地上部が連動していて、根を張り切っていない1年目が調子が悪いだけで、その後、モッコウバラが一旦、根を広げてしまえば、どんどんと枝葉が伸び、庭を侵食していきます。そこに
肥料があれば尚更、樹勢が強くなります。
実はモッコウバラは1株で500平米を覆うことすらある、恐ろしく繁茂する植物です。
根は太くないですから、家の地盤を壊すことはないですが、雨どいや柱をつたって、登って、雨どいを壊したり、窓や屋根瓦を壊すというか、侵入して絡むことはあります。また、シュートが隣の家に入り込んで繁茂することもあります。これは近所トラブルになるので、とにかく注意しなくちゃいけません。
対処・予防するには
今から植える場合は必ず、根の範囲が制限されるような場所に植えるか、とにかく痩せた土に場所に植えるか、鉢植えにしておきます。
鉢植えが無難。鉢植えにして、樹勢を抑えます。
水やりが面倒ですが、手に負えなくなるよりはいいです。その際、鉢は地面に置かないようにします。鉢底の穴から根が脱走してしまうと意味がないからです。
すでに植えている場合は、まず、肥料を止め、
剪定でバッサリと刈り込んでいきます。根本から切っても、モッコウバラは復活してきます。フェンスに絡ませている場合、樹勢が強いと幹が太くなり、フェンスを曲げることすらあります。しっかりと切って、樹勢を削ぎ、管理していきましょう。
甘い対応(剪定)をすると後で大変なことになります。
どうにもならない場合は、近所の業者(造園)に相談して駆除しましょう。
普段の栽培については…
普段の栽培については
を参考にしてください。
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