ロウバイ(蝋梅・蠟梅・臘梅・唐梅)

科名 | ロウバイ科 |
属名 | ロウバイ属 |
学名 | Chimonanthus praecox |
別名 | 蝋梅・蠟梅・臘梅・唐梅 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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ロウバイの育て方

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花言葉
花言葉は「慈愛」蝋梅の品種
和蝋梅(ワロウバイ)

蝋梅(ロウバイ)の基本種で花の中心が暗い赤紫色で花弁は細めです 。以下の2種の方がよく見かけます。中心部の赤が嫌われるからかな?
素心蝋梅(ソシンロウバイ)

定番品種。花の全体が黄色で、中心部分まで黄色い。他の品種より香りは強いとされる。選抜品種が多く出回っていて、特徴は曖昧になりつつある。
満月蝋梅(マンゲツロウバイ)

素心蝋梅(ソシンロウバイ)の実生から選抜された品種で、花びらが丸くて色合いが濃い。ただし、最近ではそれぞれの種から選別されたものが見られて、区別が難しい。
水やり
植え付け後2週間ほどは根が付くまでは、しっかりと水をやります。その後は降雨だけで充分です。鉢植えならば、土が乾いたら水をやるようにします。ロウバイは過湿を嫌います。あまりに土がジメジメしている環境では枯れることがあります。ジメジメしている土のところには植えないようにするか、川砂・軽石などを混ぜるなどして土壌を水はけ良く改良しましょう。
肥料
開花後の4月〜5月と、開花前の12月に肥料をやります。緩効性化成肥料か油粕のどちらかをやります。ロウバイの株の周囲に深さ20cmの穴を数カ所ほど掘って埋めるか、株元にまきます。植え付け・植えかえ
落葉時期の11月〜3月に植え付けます。鉢植えの植え替えもこの時期に行います。一度植えたら移植はしないでください。
用土
庭土に腐葉土を2割ほど混ぜて植え付けます。鉢植えの場合は一般的な花と野菜の培養土で植え付けます。庭植えの手順
植え付けの1週間前に深さ30cm〜40cm、直径40cmの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を2割ほど混ぜ、化成肥料を入れてよく混ぜておきます。1週間経って土が馴染んだから、半分の土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れていきます。最後に水をしっかりとやります。水をやりつつ、棒で根をつついて根の隙間に土を入れると根づきやすいです。さらに土で株の周囲に土手を作って、水をためて水が引くまで待ちます。これを水極めといいます。
管理場所・日当たり
日陰でも育ってくれます。日当りのいい場所は色んな植物が好むので、日陰や半日陰に植えられることが多いですが、日当りがいいほうが当然、花付きは良いです。ロウバイは、庭植えにした場合、樹高が小さいと花が咲きづらいことがあります。
鉢植えにしたり、根巻き苗だと、育ててからすぐに花が咲きます。ロウバイはある程度老化しないと花が咲かないために、わざと鉢植えにしたり根巻き苗を植えることで根が伸びるスペースを制限し、老化を早めているためです。
剪定
ロウバイの剪定は開花直後が適しています。花が散ってしばらく後…6月前後…に翌年の花芽をつけますので、剪定はそれまでに行います。ロウバイは長く伸びた枝ではなく、幹近くの短い枝に花を付けやすい性質があります。そこで、間延びした枝は幹から20センチほどに短く切り詰めてしまいましょう。昨年咲いた枝には花芽が付きません。
●短い枝でも、日光を遮るほど密生するようであれば間引きましょう。
●根本から勢いのある長い枝が出てきます。これをヒコバエといいます。ヒコバエは木の力を衰えさせますので早めに3本程度残して切り取りましょう。
●長い枝・昨年咲いた枝には花が付かないので短く切り詰めましょう。
●根本から勢いのある長い枝が出てきます。これをヒコバエといいます。ヒコバエは木の力を衰えさせますので早めに3本程度残して切り取りましょう。
●長い枝・昨年咲いた枝には花が付かないので短く切り詰めましょう。
その他
香が非常に強いので、虫が寄ってきます。特徴・由来・伝承
透明感のある花びらの黄色い花を咲かせる落葉広葉の低木です。よく年末年始に生け花で生けられます。蝋梅と書くためにウメの仲間と思われがちですが、ロウバイ科の植物で違う種類です。育てやすく、比較的日陰でも育ち、花の少ない冬に花を咲かせるために冬の庭を彩る嬉しい木です。
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