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レプティネラ・プラッツブラックの育て方

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レプティネラ・プラッツブラック
目次
レプティネラ・プラッツブラックとは?
水やり
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
真夏の直射日光に注意
剪定や切り戻し
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学名などの基礎データ
レプティネラ・プラッツブラックの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
レプティネラ・プラッツブラック
科名
キク科
属名
レプティネラ属
学名
Leptinella squalida 'Platt's Black'
別名
ラプテネラ
耐寒
マイナス8度〜マイナス5度
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
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レプティネラ・プラッツブラックとは?

レプティネラ・プラッツブラックは、キク科多年草で、シダのような葉を持ち、緑と黒の葉が混在し、独特の雰囲気を醸し出す植物です。成長が遅いため、広い範囲に植えるのではなく、鉢植えで鑑賞すると良いです。

この植物は南半球のオーストラリアの南東部やニュージーランドの高山の茂みや森で見られ、シダのような葉を持っています。寄せ植えグランドカバーに利用され、春には小さな黄色い花が咲き、ほのかな香りがあります。日本でもグランドカバーや敷石の間に植えることがあります。

学名の「Leptinella squalida 'Platt's Black'」において、"Leptinella"は属名で、「'Platt's Black'」は品種名です。表記には「ラプティネラ」または「ラプテネラ」、そして「プラッツブラック」または「プランツブラック」など、若干のブレが見られます。

蒸れに弱いため風通しの良い場所で育て、水の過剰な与えには注意しましょう。草丈は低く、地を這うように3センチほどに広がります。真夏の直射日光には弱く、年間を通して木漏れ日のあたる場所が好ましいです。特に暖地では夏越しには気を付ける必要があります。
草丈3cm〜5cm
レプティネラ・プラッツブラックの商品画像
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水やり

鉢植えの場合は、過湿に注意して水をやります。土が濡れているようなら水はやりません。土に触ってから水をやるようにします。受け皿に溜まった水は捨ててください。

夏は蒸れやすいです。でも水を控えるとカリカリになって枯れてしまいます。バランスが取れないなら風通しの良い日蔭へと移動させます。

冬は生育が鈍くなって水を吸い上げる力が落ちていますので、水は控えます。水をやるときは午前中にやってください。夕方に水をやるとその水が朝方に凍って根を傷めます。

肥料

肥料はあまり必要としておらず、成長があまりに遅いのであれば、様子を見ながら、生育期間は液肥を一週間に一回程度やってください。

植え付け・植えかえ

植え付けの時期

植え付けや植え替えの時期は生育時期の春か、秋に行います。夏は弱っているので避けます。鉢植えは土が2年ほどで劣化して、蒸れの原因となるので、2年に一回植え替えをしましょう。

用土

用土は一般的な花と野菜の培養土でOK。できればここに軽石小粒か川砂を1割混ぜて水はけをよくすると良いです。

鉢の植え付け・植え替えの手順

植え替えの場合は古い鉢から株を取り出し、土を半分〜3分の1ほど落として用意しておきます。

現在の鉢と同じか、少し大きなものを用意し、その鉢の底の穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、高さを調節し、苗を入れて、隙間に用土を入れて、最後にしっかりと水をやって完成です。

管理場所・日当たり

レプティネラ・プラッツブラックはニュージーランドの高山の森林の中で生育する植物で、あまりサンサンと日光を浴びて生育するものでもありません。年間を通じて戸外の木漏れ日が挿す程度の日当たりが好ましいです。

冬の寒さには強いですが、耐寒温度はマイナス8度〜マイナス5度程度で、寒冷地なら室内に取り込む必要があります。暖地・中間地では戸外で越冬できます。

半日陰って?

俗に言う「半日蔭」が適していますが、半日蔭には二種類あります。一つは午前中に碑が当たる場所。つまり一日の半分だけ日が当たる「半日蔭」。もう一つは木漏れ日が挿すくらいの「半日蔭」。普通はどっちでもいいのですが、午前中だけでも真夏の直射日光がバリバリと当たるとレプティネラには致命的です。

真夏の直射日光に注意

真夏の直射日光と真夏の暑さに弱く、また蒸れるので注意が必要です。真夏は風通しのよい日陰に移動させます。

ちょっと前までは「利便性からこれから流行りそうな植物」でしたが、その後、流通量が減り、その後、少し流通量が増えてきています。夏越しも簡単で、寒冷地なら問題なく可能、中間地・暖地であれば日陰か半日陰で管理すれば夏越しはできます。

剪定や切り戻し

花が咲いた後に花を放置していると株が弱るので、できれば花茎から摘んでしまう。

葉っぱが傷んでいたら少し刈り込んでやると、徐々に戻ります。剪定はできれば生育時期である春か秋に行ってください。
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