3月のポインセチアはまだまだ寒さに注意
目次
3月のポインセチアの管理・手入れ 最初に簡単にまとめ水やり肥料植えかえ管理場所・日当たりその他関連記事スポンサーリンク
3月のポインセチアの管理・手入れ
3月の初旬はまだ寒いですが、下旬になると気温は上昇し、地域によっては桜も咲き始めていきます。すると
ポインセチアを戸外に出して管理してもいいような気がしますが、ポインセチアは熱帯の植物で霜に当たれば枯れます。
桜が咲いていても、まだまだ霜が十分降りる可能性があります。関東では4月下旬でも霜が降ります。5月の第1週でも10年に一回くらいは霜が降りるので、3月にポインセチアを戸外に出すのはまだ早いです。ポインセチアはまだ休眠中で、管理はこれまでと一緒です。
最初に簡単にまとめ
●
水やりは今まで通り。
●
肥料はやらない。
●まだ寒波が来るかもしれないので、3月はまだ室内で管理。
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水やり
土が乾いていたら…
土が乾いていたら水をやります。ポインセチアは20度以上で活動をします。室内で管理していると多少は活動しますが、それでも基本的には休眠状態です。水を吸い上げる力は遅く、なかなか水が無くなりませんが、店頭で販売しているポインセチアは、地上部に対してかなり小さな鉢で仕立てています。よって、休眠状態ではあるんですが、案外と水が無くなります(当然、適切な鉢に植え替えたものはなかなか水が無くならない)。
これまで寒さで落葉し、丸裸になっていたポインセチアですが、気温が上がると新芽が見られるようになります。わずかですが活動している証拠です。徐々に水を欲しがるようになります。
●土の表面が乾いていても、環境によっては、鉢の中の土には水が残っていることがあります。
●持ち上げてみて、重さで、土の中の水分量が分かると良い。そのためには、毎日一回、ポインセチアの鉢を持ち上げるようにすると良いです。
●土の中の水を確認するために、割り箸を突っ込んで、割り箸が濡れているかどうかで判断する。
肥料
最高気温が20度以上になる地域ならば、薄い肥料を二週間に一回あげます。そうではない地域は、まだ肥料をやりません。肥料は「生育を促す」もので、生育しない時に肥料をやると
根腐れの原因になります。
植えかえ
植え替えはまだしません。ただし、店頭で販売しているポインセチアは地上部に対して非常に小さく仕立てています。小さく仕立てるのは「見た目・デザイン」もありますが、厳しい状態にすることで開花しやすいからです。つまり、窮屈なんですね。
そういう、小さな鉢に植えているのは、大きめの鉢に植えると元気になります。葉っぱがパリっとなります。3月は休眠期で、普通は植え替えはしないんですが、鉢が小さい場合は、植え替えるのもいいです。
●気温が20度以上になるならば、普通に植え替えも可能。
管理場所・日当たり
まだまだ寒い
できるなら室内の日当たりで管理します。これまでは毎日寒い時期でしたが、3月になると気温が上がってきます。ポインセチアは5度以上ならば枯れませんから、夜中の気温が5度以上の地域ならば戸外で管理してもいいんです。
暖かい日の後に寒さが戻って来ます。3月のひととき、気温が上がったからと戸外に出しっぱなしにすると、寒の戻りで5度以下になって一発で枯れます。これは4月でもそうです。まだ戸外に出しっぱなしにするのはやめましょう。
できるならば、昼間に戸外で日光に当てて、夜になったら室内に取り込むといいです。
●霜に当たると一発で枯れる。
●5度以上だと枯れないが、落葉することはある。落葉しても、根まで枯死していなければ、春にはまた芽吹く。それに春の植え替えの時に、かなり切り戻すので、結局地上部のほとんどは切り落とすことになるから、落葉しても来年の結果には変わりはない。
窓の近くに注意
3月でも強い寒波が来て、戸外の温度がグっと下がると……マイナス5度とか……、窓は外気に近いですから、窓のそばに置いていると氷点下になってポインセチアが枯れます。強い寒波が来るときは室内の窓から離れた場所に置いてください。窓から離せば大丈夫です。
人が通る場所、カーテンの側は避ける
ポインセチアは何かに当たって擦れると、そこが傷んで枯れてきます。カーテンやスカートでもダメです。擦れると、そこに白い汁が滲みます。白い汁はメキシコでは「薬」として利用されるもので、子供やペットは口にするとダメです。
その他
カイガラムシ
発見次第、歯ブラシなどでこそぎ落とします。成虫は動けませんからこそぎ落とすと、そのまま死にます。カイガラムシは一度発生すると何度も発生しますので、何度も観察してください。
オンシツコナジラミ
乾燥すると発生しやすいです。暖房の効いた室内は乾燥していますので、発生しやすいです。前もって
オルトランを撒いておくと予防できます。
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