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斑入りドクダミの育て方

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斑入りドクダミ
目次
斑入りドクダミとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
先祖返り
剪定
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学名などの基礎データ
斑入りドクダミの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
斑入りドクダミ
科名
ドクダミ科
学名
Houttuynia cordata
耐寒
マイナス10度
水やり
水を好む
場所
外の半日蔭
難易度
初心者向け
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斑入りドクダミとは?

斑入りドクダミはドクダミの斑入り品種。黄色・白・赤・ピンクと多色の模様が入る。寒さに当たると紅葉する。冬は地上部が枯れて春には芽吹く。「五色ドクダミ(ゴシキドクダミ)」や「ドクダミ・カメレオン」という品種がある。

花も可愛いく、斑入りで、グランドカバー向き。ただし、葉や茎が切れると独特の匂いがし、地下茎でどこまで広がっていく「強すぎる繁殖力」で他の植物を駆逐する可能性があるので、植える前によく考える。怖い場合は鉢植えで管理したほうがいい。斑入りドクダミは本来の緑葉のドクダミよりは繁殖力は弱い。
草丈高さ40cm…横へは地下茎でガンガン広がる。
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育て方のまとめ

●斑入りドクダミはドクダミの斑入り品種。ゴシキドクダミやカメレオンなどがある。
●冬は地上部が枯れてなくなり、春に芽吹く。
●地下茎で増え、繁殖力が強い。他の植物を駆逐するかもしれないので、庭植えするときはよく考えてから植えるようにする。
●庭植えの場合の水やりはほぼ不要。自然に降る雨だけでいい。ただし、日当たりのいい場所に植えると夏や乾燥する時期に水切れしますので、その時は庭植えでも水やりをしてください。
●鉢植えの場合は土が乾いたら水をやる。
肥料はほとんど不要。
●日光が少ないと模様が鈍くなるが、日当たりが良すぎると水切れする。半日陰が適している。
●春か秋に植え付け・植え替えをする。
●斑入りの葉っぱの中から斑入りじゃない緑の葉っぱが生えてくることがあり、放置していると緑のドクダミになってしまう。緑の葉っぱはむしるようにする。
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水やり

庭に植える場合、一度根が確実に定着すれば、雨水だけでほぼ十分です。

鉢植えの場合は、土が乾いたら水をやります。水を与える際には、鉢の底から水がしっかりと滲み出すくらいに十分に行います。

夏の水やり

庭植えの場合は、ほぼ自然に降る雨だけでいいですが、日当たりのいい場所だったり、日照りが続くようだと水切れを起こすので庭植えでも水やりをしてください。
鉢植えの場合、夏は早朝か夕方に水やりをします。昼間に水をやると水が沸騰して根を傷めます。

冬の水やり

庭植えの場合は、冬は水やりは不要。自然に降る雨だけで十分です。

鉢植えの場合は水やりを継続します。冬は地上部がなくなって、活動が鈍くなっているので土が乾いてから数日経って水をやります。朝に水をやってください。昼以降に水をやると水が明け方に凍って枯れてしまうかもしれません。
●地上部がなくなっていますが、完全に眠っているわけではなく、水は必要としています。鉢植えで水やりを完全にやらないでいると枯れてしまい、春に芽吹きません。

肥料

肥料はほとんど必要としない。よほどのやせ地じゃない限りは追肥は不要。どうにも元気がないならば、液体肥料を春から秋にかけてやります。

植え付け・植えかえ

時期

春(3月4月)か秋(9月10月)にします。開花している時期は植え付け・植え替えしないようにします。開花している時にどうしても植え替えをするのならば、土を落とさず、根を傷つけにようにして一回り大きな鉢に植え替えるようにします。

用土

一般的な花と野菜の培養土で植えるか自作する場合は赤玉土小粒6腐葉土4を混ぜたものを使う。土質は選ばないです。

鉢植え

鉢植えの場合は、鉢底の穴をアミで塞いで土が出ないようにしてから軽石を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。

植え替えの場合は古い土を三分の一ほど落としておきます。一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けして別々の鉢に植え替えます。
●鉢の植え替えの時に株分けもできます。ざっくりと二つか三つに分けてそれぞれを別の鉢に植え替えます。強い植物なので多少乱暴に扱っても枯れない。
●地下茎を切ってそれぞれを植えるだけで株はいくらでも増える。

庭植え

庭植えの場合は、深さ20cmほどの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、化成肥料を規定量の半分ほど入れてよく混ぜて用土とします。穴に半分だけ作った土を戻し、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株間は30cmほど空けますが、もっと空けてもいずれは埋まります。

管理場所・日当たり

日光を好み、日光に当たらないと模様が鈍くなるので日光にはしっかりと当てたほうがいい。しかし、夏の日当たりでは水切れが起きやすく、枯れて消えることが多い。なので半日陰が適した場所になります。
●頑健な植物なので、多少の日陰でも育つ。ただし模様が鈍くなる。
●ここでの半日陰とは午前中だけ日光が当たるか、木の下などの木漏れ日が当たる場所のこと。

越冬

斑入りドクダミの耐寒温度はマイナス10度で、北海道なら枯れるかもしれないが、本州であれば東北地方でも枯れない。ただ、土が凍結すると根が凍って枯れてしまう。土が凍結する地域は株元を腐葉土やワラでマルチングをして凍結を防ぐ。
●積雪すると雪の保温効果で土は凍らない。土が凍る地域は「地面に寒風が直に当たる」から。北海道でも積雪する地域は越冬すると思う。多分。

先祖返り

斑入りドクダミはドクダミの中から「突然変異」したものを増やしているんですが、斑入りドクダミを育てていると、斑入りドクダミの株の中から「斑入りじゃない普通の緑の葉っぱ」が出てきます。もともと、普通の葉っぱの遺伝子をもっているので単なる先祖返りです。斑入りじゃない葉っぱは葉緑素を多くもっていて、斑入りの葉っぱより「強い」です。なので、放置していると斑入りの葉っぱを駆逐してしまいます。気がつくと一面「緑のドクダミ」になっていた、なんてことは全然珍しくありません。

そこで、緑の葉っぱが出たら速攻でむしってください。

剪定

邪魔なら剪定します。強い植物なので、強い剪定をしても枯れることはないです。
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