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ドクダミの育て方

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ドクダミ
目次
ドクダミとは?
ドクダミは雑草も駆逐する繁殖力
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
特徴・由来・伝承
収穫
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学名などの基礎データ
ドクダミの開花時期…植え付け・植え替え時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
ドクダミ
科名
ドクダミ科
属名
ドクダミ属
学名
Houttuynia cordata
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
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ドクダミとは?

ドクダミはドクダミ科宿根草。手入れをする必要はなし。庭植えしたら水やりもしなくて大丈夫です。ドクダミは育てるかどうかよりも、広がり過ぎないようにどうやって整理するか?ということの方が問題になります。鉢植えで楽しむというのが一番です。広がりの心配も無く、イヤになったら廃棄できますから。

最初はそこでもないが、蔓延ると臭い。そうなってから駆除しようとすると匂いも作業も大変なので早めに駆除しましょう。ただ、この匂いが好きって猛者もいる。ミキサーにかけずに長期間漬け込むことで化粧水ができる。漬け込んだものは風味は出ずに薬効だけが残って良いらしいですよ。

最初にまとめ

●ドクダミはドクダミ科の宿根草。
●凄まじい繁殖力で、植えてはいけない植物にあげられる。
●地下茎と種子で増える。
●地下茎が広がらないように、敷居を土中に埋めて根が広がらないように制御するか、鉢植えで管理する。
●ドクダミ茶にはコロナに効くルテオリン・ケルセチンの両方を含んでいるらしい。

参考:ハーブティーにできる家庭菜園で育てやすいハーブ
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ドクダミは雑草も駆逐する繁殖力

ドクダミは草丈も高くならず、花もかわいらしいのですが、ヒメイワダレソウアップルミントに匹敵する繁殖力を持っています。広い庭で雑草がはびこって困っているならば、ドクダミも選択肢に入れてもいいですが、むしったときに臭うあの悪臭を考えると庭植えするならばアップルミントやヒメイワダレソウの方が適しています。
参考:植えてはいけない植物繁殖力が強い植物グランドカバー駆除が難しい雑草の一覧除草剤

水やり

鉢植えの場合、土が乾燥したら水をやってください。少々の乾燥には負けません。庭植えの場合はよほど日照りが続かない限りは水をやる必要はありません。

肥料

肥料はなくても育ちます。庭植えなら肥料は一切不要。鉢植えならあまりに生育が悪いなら肥料をやるといいです。

植え付け・植えかえ

入手法

ホームセンターなどで販売していることはありませんから、ネットで購入するか知り合いに株を分けてもらいましょう。それを植えれば幾らでも増えます。
挿木でも増えますので、近所に植えている人に少しもらって、切り口を洗って白い汁が出ないようになったら、赤玉土単用に挿して、乾燥しないように管理して発根させてから植え付けます。

用土

土質は選びませんので、鉢植えなら一般的な培養土で植え付けます。自作する場合は赤玉土6腐葉土4を混ぜたものを使います。庭植えにするなら、そのままの土に植え付けても大丈夫です。

鉢植え・プランター植え

鉢植えなら6号〜8号に1苗。プランターなら横に3苗植えます。鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞ぎ、その上に鉢底石(軽石)を2cm入れます。軽石は土が流れ出ないようにするためのものです。軽石の上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をやります。

鉢植えで育ててもこぼれダネで広がるので(通称:脱走)、鉢植えにしてもベランダなどの土から離れたところで管理するようにします。

庭植え

庭植えなら、適当な深さに掘って、株を入れて、土を戻して水をやると完成です。

ドクダミは地下茎で横へと広がって他の植物を駆逐するくらいです。なので、これ以上広がって欲しくないところに、ブロックや板を埋め込んで、繁茂を防ぐようにします。それでもタネで飛び越えて広がるので、自信がない場合は鉢植えで育てます。
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管理場所・日当たり

日当たりでも負けませんし、半日陰でもOK。日陰でも開花するほどです。冬には地上部が枯れますが春にはまた芽を吹きます。

特徴・由来・伝承

花はあいらしく、斑入りの品種だとカラーリーフとしても利用できます。グランドカバーにもでき、繁殖力旺盛。冬は寒さで地上部が枯死するものの、春からはまた旺盛に繁茂します。
問題は繁殖力と匂い
ドクダミは、一度植えると地下茎が残っていて抜いても抜いてもまた生えてきます。雑草を駆逐するほどです。そして、臭い。悪臭といっても腐臭とか糞の匂いとかそういった感じではなく、化学物質のような匂いです。とにかく、良い匂いではなく、気分が悪くなります。
庭に植えているだけでは匂いはしません。葉っぱをむしるなどすると、匂いがするようになります。
花に見えますが、花ビラはない
ドクダミの白い花は白いガクと雄しべと雌しべだけで成っていて花びらがありません。

収穫

食べようなんて考えない
ベトナムでは香草として食べられ、漢方薬の材料としてもよく聞く名前です。調べると天ぷらにして食べられる――という話ですが、ベトナムで食べられているドクダミと日本で流通・自生しているドクダミとは別種で、ベトナムのものは匂いが薄いらしいです。天ぷらで食べる話も、まぁ食べられないほどでない程度のことで「美味しい」には程遠いです。

ドクダミ茶
ドクダミ茶も美味しいものではありません。かなり人を選ぶと思います。
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斑入りドクダミ
斑入りドクダミ
ドクダミ科