アップルミント(丸葉薄荷)

科名 | シソ科 |
属名 | ハッカ属 |
学名 | Mentha suaveolens |
別名 | 丸葉薄荷 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の半日蔭 |
難易度 | 初心者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
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目次
アップルミントの特徴は?

ハーブとしても頑健な部類に入り、土を選ばず、寒さにも強く寒冷地で土が凍らないような土地であれば戸外で越冬可能。都市部のベランダでも栽培ができます。

アップルミントを含むミントの仲間は非常に頑健な植物ですが、中でもアップルミントは広がる速度が早い。地下茎で広がり、種でも広がります。一株植えただけで、庭中に広がってしまうこともあり、他の園芸植物のみならず、雑草すら駆逐するほどで「植えてはいけない植物」に挙げられるほど。広がったら困るのならば地下茎が広がらないように、板やブロックを土に植えて広がらないようにします。
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水やり
鉢植えの場合、土が乾いていたら水をしっかりと水をやります。湿度の高い環境を好みますが、あまり湿度が高いと腐ってしまうことがあります。土が濡れているなら水はやらないようにします。とはいっても非常に頑健で、庭に植えていると雑草のように増えます。庭植えの場合は降雨だけで十分育ちます。
冬の水やり

肥料
アップルミントは痩せ地でも育つ植物で、追肥はなくていいです。肥料をやろうとやるまいとどんどんと増えます。また肥料をやると香りが鈍くなります。植え付け
植える前の注意点!!

アップルミントは他のミント類と交雑します。交雑して生まれたミントは香りが弱くなってしまいます。だから近くにミント類を植えないようにしますし、近くにミント類がある場合はアップルミントは植えないようにします。
地下茎で増えた株の香りは変わらないので、花が咲いたらできるだけ花を摘みましょう。そうでないとこぼれダネで香りの弱い株がいつのまにか増え、庭の大半をしめることなんて珍しくないです。香りの弱いミントなんて単なる雑草ですよ。
時期・頻度
春(3月〜6月)か秋(9月〜10月)に苗を植え付け・植え替えをします。鉢植えの場合は、根詰まりする前に2年に一回植え替えをしましょう。用土

鉢・プランター植え

鉢の底の穴をネットで塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れます。その上に用土を入れ、苗を入れて、用土を隙間に入れていきます。最後にしっかりと水をやって完成です。
鉢・プランターに植えても種子が鉢の外にこぼれて、いつのまにか庭に広がっていることがよくあるので、そんな心配のないベランダなどで栽培しましょう。
庭植え
基本的に庭植えにはしない。する場合は、地下茎が伸びないように深さ20cmまで仕切りを入れる。それでもこぼれダネで仕切りを超えて移動するので、仕切りも予防にはなっても絶対的な対策にはならない。深さ20cmを掘り返して、庭土に腐葉土か堆肥を元の土に対して2割ほど追加してよく混ぜて用土とします。一週間して土が馴染んだら、仕切りを入れて、苗を植えます。
管理場所・日当たり

ただし真夏の直射日光には葉焼けを起こします。鉢植えの人は、半日陰に移動させてください。一年中半日陰で管理するのがベスト。
作業
花を摘む
アップルミントは花が咲くと香りが弱くなり、葉が硬くなりますし、開花後に種を作り、種子が庭に落ちるとそこで増殖するので、花は開花する前に積んでしまいましょう。摘芯

剪定した枝を放置しない
アップルミントが伸びて、剪定したときに、アップルミントを切ったものをそこいらへんの土の上に投げていると、アップルミントがそこで発根して広がってしまいます。軽い気持ちでアップルミントの切れ端を捨てないように。そんなミントの性質から
なんて言葉もあるくらいです。
収穫
葉っぱを収穫するので地上部があるうちはいつでも収穫が可能です。ハサミで切って摘んでよく水洗いしてから利用します。意外と害虫は発生しているので、よくよく水洗いしてください。
ハーブティーの作り方

ハーブティーは一種ではなく、複数のハーブをブレンドして自家製ブレンドを作るのが楽しいものです。アップルミントだけでなく、他のハーブを栽培してみてはどうでしょうか??
他のハーブは以下のリンクを参考に。