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単なる嫌がらせ?それとも管理ミス?ミントテロとは何?

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目次
ミントの異常な繁殖力
ミントテロとは?
 26万円のバイト?
ミントテロのやり方(環境破壊だからやめよう)
ミントの駆除方法
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ミントの異常な繁殖力

ミントは地下茎を伸ばし、また、種を落として、横に横にどんどんと広がっていきます。非常に繁殖力が強くて、他の植物を駆逐するくらいです。育ててはいけない植物にあげられます。鉢植え推奨。庭に植えない方がいいです。庭に植える場合は、土中にブロックなどを埋めて根が広がらないようにしないといけません。

その上、ミントは他のミントと簡単に交雑してしまい、交雑すると匂いが鈍くなっていきます。となると匂いがない、ただただ強い繁殖力を持った雑草になってしまいます。というわけでミントはしっかりと管理できないと庭を乱す悪魔になりかねないヤバイ植物ってことです。

ミントの種類は以下のページでまとめています。
ミント
ミント
シソ科ハッカ属Mentha
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ミントテロとは?

そんなミントの繁殖力を利用した嫌がらせが「ミントテロ」。ネットのスラングですね。実際に嫌がらせをした、嫌がらせがあったというよりは、ミントを育てていて、意図せず庭中に広がったことを自嘲した表現であることが多いようです。

同様の言葉で「ワルナスビテロ」「ドクダミテロ」があります。ちなみにミントテロの中でも最強は「アップルミントテロ」です。

ちなみに一番悪質なのが「ワルナスビテロ」です。ワルナスビはトゲがあり、毒草で、引っこ抜くと根がちぎれて、ちぎれた分だけワルナスビの株が増えるというしぶとい性質があり、非常に悪質。

ドクダミは薬草でお茶にもでき、見た目も可愛いく、繁殖力はミントに劣るものの、ドクダミは茎葉を切ると白い汁が出て、それが臭く、地下茎が硬くて取り除くは大変です。
ワルナスビの育て方?と駆除…とにかく悪いやつ
ワルナスビの育て方?と駆除…とにかく悪いやつ
ナス科ナス属Solanum carolinense
ドクダミの育て方
ドクダミの育て方
ドクダミ科ドクダミ属Houttuynia cordata

26万円のバイト?

ところで、ネットのまことしやかな「噂」の中に、「26万円のバイト」というのがあります。新聞広告にあったら日給26万円のバイトに応募したら、指定した場所に「軍手」を置いてくるように指示されます。その軍手の中に仕込まれていたのが「ミントの種」だった!なんてお話です。

多分、嘘です。これってきっと、「よく道端に軍手が片方落ちているのはなぜか?」から派生した与太話ではないかと思います。でも、そんなネタにリアリティを添えられるくらいにミントの繁殖力は強いのです。

ちなみに道端に軍手が落ちているのは、トラックや重機の運転手が作業した後に、一服するために、トラックなどのタンクに軍手を置いて、そのまま忘れてしまったからじゃないか…そんなところじゃないかと思います。

ミントテロのやり方(環境破壊だからやめよう)

ミントの種子を投げ込んだり、ミントを剪定してそれを隣の庭に投げ込んだだけで、しばらくするとミントだらけになります。茎が地面に接地しただけで発根して広がるんですよ。良い子は真似しないようにしましょうね。

ミントの駆除方法

ミントは寒さで地上部が枯れても、根が生きていれば春にはまた芽を出します。この地下の根はなかなか根絶できません。まぁ、こまめに地上部をむしって根もむしっていれば、徐々に少なくなってきますが、かなり手間がかかり時間もかかり、根絶は厳しい。

種子をつくると、その種子を飛ばして株を増やしますので、花は速攻で摘み、タネを作らせないようにします。

それではなかなか駆除できないので、グリホサート系除草剤で駆除します。グリホサートは葉っぱから浸透して、植物の活動を阻害して根まで枯らす一方で、土中だと分解されて消えてしまうというありがたい性質です。散布すると他の植物にかかるので、散布ができないなら、筆などで葉っぱ・茎に塗るとよいです。
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