美花角(ビカカク)の特徴と育て方
目次
美花角(ビカカク)の特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所病気・害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- エキノセレウス・美花角
- 科名
- サボテン科
- 属名
- エキノセレウス属
- 学名
- Echinocereus pentalophus
- 別名
- エキノセレウス・ペンタロプフス
- 耐寒
- 5度
- 水やり
- たまにやる程度
- 場所
- 日の当たる室内
- 難易度
- 中級者向け
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美花角(ビカカク)の特徴は?
美花角はテキサス州〜メキシコに自生する
サボテン科エキノセレウス属(エビ
サボテン属)の
多肉植物。開花は昼間で、しかも5日前後開花が続くため、「花がよく咲く!」という印象がある。外側が白く、濃いピンクの綺麗な花を咲かせる。のたうち回るように伸びていく茎と、花のコントラストは印象に残ります。
比較的寒さにも強く、暑さにも強くて育てやすく、また開花しやすいため、マニアの心をくすぐらないのか、昔からある品種なのに現在はあまり流通しておらず、逆に手に入りにくい。
冬になると茎が茶色くなって枯れたようになるが、枯れていなければ春にまた活動を始めます。
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水やり
土がカラカラになってから鉢底から水が出るくらいにしっかりと水をやる。受け皿の水は捨てましょう。
夏は少し調子を崩すため、
水やりを少し控え、土がカラカラになってから土の表面を濡らす程度に水やりをします。蒸れを避けるため、扇風機で風を回しておくといいです。
冬は寒さで活動が止まるので、断水するのがいいです。10度以下になるなら断水、それ以上の温度が保てるなら、様子を見て水やりをします。冬に水やりをする場合は夏と同様に土を少し濡らす程度の水やりにしておきます。
肥料
春と秋の気温が20度前後の時期に薄い液体
肥料を2週か3週に一回やるとよく生育します。もしくはこの春と秋に一回づつ化成肥料を少量だけ置きます。
美花角(ビカカク)などのエビサボテン類は肥料を好み、有機物・肥料があると開花が増えます。花を期待するなら、肥料の頻度を増やしてみましょう。
植え替え・植え付け
時期・頻度
春に植え替えをします。植え替えは2年に一回でいいです。
根詰まりすると、新芽が伸びても、古い茎が枯れて、全体量が変わらないし、見た目も悪いので、少し大きな鉢に植え替えるか、株分しましょう。
用土
サボテンの土、もしくは多肉植物の土で植え付けます。
植え替えの手順は?
植え替えの1週間〜10日ほどは水やりをストップします。
古い鉢から株を取り出し、土を3分の1〜半分落として植え替えます。ほとんど落としても枯れることはないです。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れます。
用土が流れ出ないなら、鉢底石はなくてもいいです。その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れます。水をやらないで、そのまま日陰で2週間ほど管理して養生させます。2週間後に水やりを再開させ、通常の管理に戻します。
植え替えの際に株分もできます。
管理場所
春と秋は日当たりのいいところで管理します。
夏は
葉焼けすることもあるので、木陰で管理するか、遮光して直射日光を避けます。
冬は室内の日当たりで管理します。窓辺で管理していると、寒波が来た時に枯れることがあるので寒波が来る夜は窓から離してください。また冷暖房の風は乾燥していてサボテン類でも直撃すると枯れるので、直撃しない場所で管理しましょう。
病気・害虫
ハダニ・
カイガラムシ・
ネキリムシなど。
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