グミ・ギルトエッジの育て方…ナワシログミに比べると少ないけどトゲがある
目次
グミ・ギルトエッジの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- グミ・ギルトエッジ
- 科名
- グミ科
- 属名
- グミ属
- 学名
- Elaeagnus pungens
- 耐寒
- マイナス15度〜マイナス20度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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グミ・ギルトエッジの特徴は?
グミ・ギルトエッジはグム科グミ属の常緑
低木のナワシログミの斑入り品種。樹高は1m〜2mと庭木として使いやすい大きさで、秋〜冬に開花し、春には果実が熟して食べられる。食べられるけど美味しいわけじゃないですし、メインは花や果実ではないので、あんまり気にしないで栽培・
剪定しましょう。
原種のナワシログミほどじゃないんですが、茎にはトゲがありますので、注意しましょう。
何よりの特徴は斑入りで、かなり鮮やかで目立つ。洋風でも和風でも雰囲気を壊さず、剪定しても芽吹いて戻るので管理もしやすい。日当たりや乾燥にも強いです。
樹高が低く、芽吹きもよく、剪定すると密になるので、生垣・盆栽・
グランドカバーにも利用できます。トゲがあるのがデメリットですが、生垣にして防犯と考えるなら、トゲもメリットですね。
庭植えでも鉢植えでも可能ですが、庭植えが管理が楽でおすすめです。
東北南部〜沖縄の広い範囲で栽培が可能です。
樹高1m〜2m
幅1m〜2m
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水やり
庭植えにすれば自然に降る雨だけで十分。手間がかからないので庭植えがおすすめです。
鉢植えの場合は通常の
水やりと同じで、土が乾いたら水をやります。
肥料
ナワシログミは空気中の窒素を取り込む性質があり、
肥料はあまり必要としていません。
肥料はなくてもいいですが、あまりに土に有機物がない場合は生育が遅くなるので、庭植えなら寒肥として化成肥料を2月に施肥するといいです。鉢植えなら3月に施肥します。もしくは開花後の10月〜11月あたりに施肥するといいです。様子を見て判断しましょう。
植え替え・植え付け
時期・頻度
活動が止まっている12月〜3月あたりに植え付けます。鉢植えの場合はこの時期に2年に一回植え替えをしましょう。
用土
庭植えの場合は、土壌改良のために庭土に
腐葉土か
堆肥を入れて
用土とします。鉢植えであれば、一般的な花と野菜の
培養土で植え付けます。自作する場合は
赤玉土6腐葉土4に化成肥料を混ぜたものを使います。
庭の植え付け手順
深さ40cm〜50cmの穴を掘り、大きな石があったら取り除いておきます。掘り出した土に腐葉土か堆肥を、庭土に対して2割か3割を足してよく混ぜて用土とします。
穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株が麻布に巻かれている場合は、そのまま植えます。
鉢植えの植え付け・植え替えの手順は?
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。
植え替えをするときは鉢から株を取り出して、株についた古い土を3分の1ほど落として、同じ大きさの鉢かひと回り大きな鉢に植え替えます。
管理場所
日当たりで育てるのがよいですが、多少の
半日陰でも問題なく生育しますし、斑が消えることもないです。夏の暑さに強いので気にしないでいいですが、鉢植えだと水切れしやすいので、半日陰に移動して蒸発を防ぎます。
寒さにはそこそこ強く耐寒温度はマイナス15度〜マイナス20度くらいです。北海道南部なら問題な戸外で越冬できます。防寒は不要です。
剪定・切り戻し
収穫後から夏前の6月〜7月に剪定すれば、
花芽を落とさないで剪定できますが、繁茂して邪魔なら花芽を気にしないで剪定しましょう。
枯れた枝、変な方向に伸びた枝、徒長した枝を落とし、風が通るように間引いて、その上で樹形をまとめるように刈り込んでください。
病害虫
ほとんど見られない。
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