オオシロゴウカン(大白合歓)の特徴と育て方
目次
オオシロゴウカンの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- オオシロゴウカン
- 科名
- マメ科
- 属名
- ベニゴウカン属
- 学名
- Calliandra haematocephala var. alba
- 別名
- 大白合歓
- 耐寒
- マイナス5度〜0度
- 水やり
- 水を好む
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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オオシロゴウカンの特徴は?
オオシロゴウカンは南米に自生する
マメ科ベニゴウカン属の常緑
低木の
オオベニゴウカン(
大紅合歓)の白花の変種。なのでシロバナオオベニゴウカンと呼ばれることもあります。樹高は3m程度で庭木としても使い勝手がよく、鉢植えでも栽培は可能です。
ネムノキの仲間っちゃ仲間ですが、葉っぱの大きさ(太さ)が全然違うので、印象は全く違います。
白いウニみたいな変わった花をつけるのが特徴。
耐寒温度はマイナス5度〜0度と、寒さにはそこそこ強いとはいえ南米の暖かい地域の植物なので、庭木として植えるならば
暖地だけにしておきましょう。その他の地域で栽培するのであれば、鉢植えにして冬は室内に取り込みます。
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水やり
庭植えにした場合は、自然に降る雨だけで十分です。ただ、夏はあまりに乾燥して枯れることもあるので様子を見て
水やりをしましょう。
鉢植えの場合は、土が乾いたら鉢底から水が出るくらいにしっかりとやってください。冬は寒さで生育が鈍くなってはいますが、断水せずに水やりを継続してください。
肥料
マメ科の植物なので追肥はなくても育ちますが、生育が悪いようなら、春と秋に化成
肥料を少量やります。
植え替え・植え付け
時期・頻度
3月〜梅雨までに植え付け・植え替えをします。鉢植えの場合は二年か三年に一回植え替えをします。植え替えのときは土を落とさないで植え替えをしましょう。
用土
土は選ばない。常識的な
水はけがあればいいです。一般的な花と野菜の
培養土で植え付けます。自作する場合は
赤玉土7
腐葉土3に化成肥料を混ぜたものを使います。
鉢の植え替え・植え付けの手順は?
ポットや古い鉢から株を取り出し、土を落とさないで1号か2号だけ大きな鉢に植え替えます。根をいじると生育不良を起こして枯れることもあるので注意します。
毎回、鉢を大きなものに植え替えていくのは限界があるので、いつかは庭木にするか、ダメージを覚悟した上で…枯れることもあると思いつつ…土を落として同じ大きさの鉢に植え替えをします。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。株の土は落とさずいじらないで植え付けてください。
庭植えの植え付けの手順は?
深さ40cm〜50cmの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か
堆肥を、庭土に対して3割か4割混ぜて用土とします。
穴に半分ほど土を戻して、株を入れます。株の土は落とさずいじらないで植え付けてください。隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
移植はできないので植え付ける場所をよく考えておきましょう。
管理場所
日当たりで栽培します。耐寒温度はマイナス5度〜0度と、庭木としては寒さには強くないです。霜には当たらない方がよく、霜に当たって一発で枯れなくてもダメージがあるので霜にも当てないようにします。
土が凍結するような地域では越冬は不可。暖地なら庭木としての選択肢になりますが、
中間地では微妙。越冬も可能ですが、何年かに一回の寒波で枯れることがあります。暖地以外の地域では鉢植えにして冬は室内に取り込みます。
鉢植えなら、春〜秋は戸外の日当たり。秋に最低気温が10度以下になったら、室内に取り込んで日当たりで管理します。
剪定・切り戻し
剪定は3月に行います。放置していると暴れるので、毎年か二年に一回は不要な枝を落として、樹形を整えます。
病害虫
見られない。
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