室内観葉用アスパラガスの育て方
目次
観葉としてのアスパラガス水やり肥料植え替え管理場所・日当たり病気・害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- 室内観葉用アスパラガス
- 科名
- アスパラガス科
- 属名
- アスパラガス属
- 学名
- Asparagus
- 耐寒
- 0度
- 水やり
- 乾かし気味に
- 場所
- 室内
- 難易度
- 上級者向け
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観葉としてのアスパラガス
アスパラガスは野菜として栽培されるものが通常ですが、
観葉植物としても流通しています。フワフワした見た目で癒しにもなります。
非常に頑健で、成長が早く、どんどん大きくなっていく。通常の植物だと鉢を小さくすれば、一定以上は大きくならないものなんですが、アスパラガスは小さな鉢の中でも草丈を大きくしていく性質があり、室内管理には手に余ることが多い。
また、大きくなると茎にトゲが出てきて、これも室内観葉植物としては適さない。なので栽培についての記載がネット上でも少ない。
野菜のアスパラガスの栽培については
アスパラガスを参考にしてください。
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水やり
アスパラガスは地下に塊茎をつくり、そこに水分・栄養を溜めているため見た目より乾燥に強く、過湿に弱く
根腐れしやすい。
水やりは控えめにしましょう。土がカラカラになってから水をやります。
アスパラガスが枯れるのはおそらくは水のやりすぎ。あなたが不安になるくらいに水やりを少なめの方がいいです。
肥料
観葉としてのアスパラガスであり、収穫は期待しないので
肥料は控えめにしておきます。肥料が多いと大きくなりすぎて困ることになります。植え付け・植え替えのときの土に含まれる元肥だけで十分です。
あまりに生育が悪い場合や葉色が悪い場合は春から夏にかけて液体肥料を週に一回、水の代わりにやりましょう。
植え替え
時期・頻度
春(4月〜5月)に植え替えをします。根をよく張るのですが、植え替えるとさらに大きくなりやすくなるので、植え替え自体は2年か3年に一回にしておきます。
用土
匂いの少ない観葉植物の土で植え付けます。できればこの土に
軽石小粒か川砂を1割か2割入れて
水はけをよくしておくと根腐れを防げます。
鉢の植え替えの手順は?
古い鉢から株を取り出し、古い土を3分の1ほど落とし、地上部の邪魔な枝を刈り込んでから植え直します。用意する新しい鉢は鉢は以前と同じ大きさの鉢でもいいですし、1号か2号だけ少し大きな鉢でもいいです。
鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、
用土を少し入れ、株の土面が鉢のフチより2cm下になるように調節します。この2cmは水やりの時に水が溜まるウォータースペースです。株と鉢の隙間に用土を入れていき、最後にしっかりと水をやって完成です。
管理場所・日当たり
本来、戸外の日当たりで栽培して収穫するような植物ですから、室内のできるだけ日当たりで管理すればいいです。真夏の直射日光には
葉焼けすることがあるので、夏は遮光するか、窓から少し離すといいです。
越冬
寒さには強くて、土が凍結しなければ枯れないです。寒さ(0度〜5度)で地上部がなくなることもありますが、根まで枯れていなければ春には芽吹きます。地上部が枯れても諦めずに定期的に水やりをしてください。
病気・害虫
水やりを控えるため、どうしても
ハダニが発生します。これは薬剤を散布して駆除しましょう。浸透性の
オルトランでもいいですし、スプレーの薬剤を吹きかけて駆除します。もしくは併用します。
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