スマイラックスの育て方…増やし方は?花言葉は?

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スマイラックスの基礎データ
スマイラックス
科名ユリ科
属名アスパラガス属
学名Asparagus asparagoides
耐寒5度
水やり水控え目
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
画像投稿
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花
植え
肥料
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スマイラックスの特徴は?

スマイラックスは南アフリカに自生するユリ科アスパラガス属(クサナギカズラ属)の非耐寒性多年草のツルの観葉植物。アスパラガスの仲間ですがトゲがなく、丸い葉っぱで愛らしいので、切花としてもよく見かけ、結婚のブーケや会場のフラワーアレンジによく利用されています。グリーンの糸に絡ませて育てるので切り花には糸がついています。

生育温度は20度前後と高温を好みますが寒さにも強く、地上部が枯れても根が生きていれば春には芽を出します。冬も常緑でいることも十分可能です。逆に35度以上になると高温すぎて株が枯れることがあります。管理場所は半日陰が適しています。
草丈2m〜3m
花言葉勝利
スマイラックス
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増やし方は?

スマイラックスを増やす方法としては、主には株分です。植え替えの際に適当に分けて植えると株を増やせます。あんまり細かく分けないようにしましょう。

あとは種まきからも増やせます。冬〜春に開花し、結実すると赤い実が見られます。内部の種子を取り出し、種まきすると株を増やせます。発芽温度は15度〜20度くらいですので、4月くらいにポットに土を入れ、タネをまいて、うっすらと土をかぶせて、乾燥しないように明るい日影〜木陰で管理していると1週間で発芽します。

水やり

土が乾いていたら、鉢底から水が出るくらいに水をしっかりとやります。土が濡れているうちに水をやっていると根腐れして、葉っぱが黄色くなってポロポロと落ちて、枯れてしまいます。受け皿の水は捨てるようにしてください。長期間放置していると水が腐って根腐れの原因となります。

霧吹きで葉っぱに水をかけるとハダニ予防になります。ハダニは乾燥を好み、葉っぱの裏に潜むので、水をかけるときは葉っぱの裏にもかけてください。

冬の水やり

10度以下になると生育が鈍くなって水を吸い上げる力が無くなります。土の表面が乾いていても、土中には水が残っているので、冬は土が乾いてから数日経って水をやる程度に控えてください。よくわからない場合は、土壌水分計水やりチェッカー)で計測して判断すると失敗しにくくなります。

冬でも水を控えるのは頻度であって、量ではありません。水をやるときはしっかりと鉢底から水がしみ出すくらいにやってください。
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肥料

生育時期の春(5月)から秋(9月)に1ヶ月に一回化成肥料をやるか、週に一回か、2週に一回液体肥料をやります。

管理場所・日当たり

春と秋は日当たりか半日陰で管理します。日光が不足すると生育不良から落葉したり、茎が柔らかくなったりします。

夏越し

夏の直射日光は強すぎて葉っぱが焼けてしまいます。葉焼けした部分は回復しません。夏は半日陰に移動するか、カーテンなどで遮光してください。面倒なので春〜秋はずっと半日陰でもいいです。

越冬

耐寒温度は5度とされ、霜に当たると枯れてしまいます。冬は霜が降りる前に室内に取り込んでください。5度ってのは観葉としては通常の耐寒性ですね。水を控えるとスマイラックスの水分が減り耐寒性が上がり、寒さに強くなります。

霜に当たると枯れますが、土が凍るほどの地域で無ければ地上部が枯れても根が生きていて春には新芽が出て来ます。

剪定

すごくツルが伸びます。伸びすぎたら、適当な長さに切り戻してしまいます。適した時期は5月〜9月。根元まで切り戻しても、気温があれば生えてきますので、多少強めに切っても問題はないです。

植え替え

時期

植え替えは4月・5月にします。

鉢植えはできれば毎年、最低でも2年に一回、植え替えをしましょう。

用土

用土水はけのよいもの、市販の花と野菜の土(培養土)で植え付けをします。自作する場合は赤玉土7腐葉土3を混ぜたものを使います。

鉢植え

鉢底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。

植え替えの場合は古い土を三分の一ほど落としておきます。根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めてから植え替えをしてください。植え替えの際に株分も可能で、2つか3つに分けて、それぞれを植え直しましょう。株分した場合は、植え替えてから1ヶ月は強い日光を避けて養生させておくと回復が早いです。

病気・害虫

ハダニがよく発生します。ハダニは乾燥すると発生しやすいので、霧吹きで葉っぱに水を掛けてあげることで予防できます。葉っぱの裏にも水を掛けてください。

カイガラムシアブラムシも発生します。
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