アスパラガスの基礎データ
科名 | アスパラガス科 |
属名 | アスパラガス属 |
学名 | Asparagus |
別名 | オランダキジカクシ・オランダウド・マツバウド |
耐寒 | マイナス5度〜0度 |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 中級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
植え | ||||||||||||
肥料 |
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アスパラガス栽培の特徴
アスパラガスというと野菜のイメージですが葉っぱが柔らかく美しく、観葉植物としても優秀。観賞用のアスパラガスも出回っています。
アスパラガスのフサフサは茎で、葉は退化してうろこ状に変化してしまいました。
アスパラガスは雌雄異体で、雄の株と雌の株があるけども、花が咲くまでは区別できません。食べるのは新芽なのでオスでもメスでも問題ないです。
春に植え付けをして、収穫が出来るまでに生育するには2年。つまり三年目の春(四月から五月)です。ただし一旦生育すれば毎年収穫可能。弱い植物ではないので、環境があえば手間も掛からず収穫可能です。10年くらいは収穫できます。
寒さに当たると地上部が枯れます。11月ごろには地上部は刈り取ってしまいましょう。そのままにしていると見苦しいので枯れてきたらバッサリと地上部を刈り取ります。
アスパラガスのフサフサは茎で、葉は退化してうろこ状に変化してしまいました。
アスパラガスは雌雄異体で、雄の株と雌の株があるけども、花が咲くまでは区別できません。食べるのは新芽なのでオスでもメスでも問題ないです。
春に植え付けをして、収穫が出来るまでに生育するには2年。つまり三年目の春(四月から五月)です。ただし一旦生育すれば毎年収穫可能。弱い植物ではないので、環境があえば手間も掛からず収穫可能です。10年くらいは収穫できます。
寒さに当たると地上部が枯れます。11月ごろには地上部は刈り取ってしまいましょう。そのままにしていると見苦しいので枯れてきたらバッサリと地上部を刈り取ります。
補足
新芽が食用となります。ホワイトアスパラガスは芽に土を被せて、遮光栽培したもので、ヨーロッパでは春の珍味として珍重されています。日本で食用アスパラガスが栽培され始めたのは大正時代で、輸出用でした。
水やり
乾燥に強く、過湿に弱いので、土が乾いたらタップリやる程度に抑えてください。梅雨は風通しのいい場所へ移動してください。
●アスパラガスは根元に水分を溜め込むコブがあり、少々の乾燥はなんともありません。
●それでも空気が極端に乾燥する時期には、葉が黄色く変色してポロポロと落ちてしまうことがあります。乾きやすい夏は気をつけましょう。
●冬は水を控えてください。
●それでも空気が極端に乾燥する時期には、葉が黄色く変色してポロポロと落ちてしまうことがあります。乾きやすい夏は気をつけましょう。
●冬は水を控えてください。
肥料
植え付け・種蒔き
苗
ホームセンターで苗を売っています。手に入らない場合はネットで苗を入手します。種子から育てることもできます。
●発芽するには気温28度から30度で二週間前後。好条件でも一ヶ月掛かることもある。低いうちに撒くと発芽率が悪い。
●4月など早く撒くと発芽する前に種子が腐ることも。
●アスパラは寒冷地が育てるのに適しているため、暖かい地域では苗がそもそも流通していないことが多い。
●4月など早く撒くと発芽する前に種子が腐ることも。
●アスパラは寒冷地が育てるのに適しているため、暖かい地域では苗がそもそも流通していないことが多い。
種子を発芽させる
種子を発芽させるには、まず水につけて4、5日ほどそのままにしておきます。水は毎日代えます。種子を十分ふやかしたら、黒いビニールポット一つあたりに一粒撒いて育てます。水をしっかりやり、乾燥しないようにします。芽が出たら庭植えしましょう。
●乾燥を嫌うのですが、水はけが悪いと茎枯病の原因になります。水はけが悪い土に植える場合は、畝をつくって水はけ対策をします。
鉢・プランターは不可…地植えに
収穫する場合、根が1メートル以上になるのでプランターなどでは育てられません。必ず庭植えし、根がそこまで到達するように岩の無い深い畑に植え付けをします。観賞用のアスパラであれば鉢・プランターでいいです。
用土
植え付け一週間前までに苦土石灰を混ぜ込み中和させておきます。また耕して堆肥を2割か3割ほど追加します。
元肥
アスパラガスは肥料を必要とします。かなりの量を必要とします。あとから液肥や緩効性肥料を追加するだけでなく、植え付けのときに大きな穴を掘って、数年分のワラ・木屑・堆肥をぶち込みます。
●苗から育てた場合、鉛筆くらいの太さのアスパラが収穫できるのは二年後。
植え付け
できるだけ深く、掘り、掘り出した土に苦度石灰を混ぜて中和してから、2週間ほど経ってから、堆肥か腐葉土を3割か4割ほど追加して、さらに緩効性肥料を1平方mあたり100g以上入れて、よく混ぜ用土として、畑に戻し、畝立てします。畝の幅は150センチ。株と株の間は30センチにします。水はけが悪い場合は畝を高くしましょう。植えつけたらしっかりと水をやってください。
春にアスパラを食べるだけなら3株で十分。夏まで継続的に収穫するには、かなりの数がほしい。が、そこまで食べるかというと、人による。
春にアスパラを食べるだけなら3株で十分。夏まで継続的に収穫するには、かなりの数がほしい。が、そこまで食べるかというと、人による。
乾燥対策と支柱
夏には乾燥してしまいますので、根本にワラを敷いて乾燥を防ぎます(マルチング)。また、非常に大きくなるので、台風でボキボキ折れる。それで枯れることは無いですが、支柱をするとよいです。朝顔などで利用する円形支柱だと台風にも強いです。
収穫
太いアスパラを収穫するためには
太いアスパラガスを収穫するには肥料が絶対必要。まず植え付け時に堆肥をし、真冬に一回、収穫後に一回、8月あたりにもう一回、つまり年に計三回は肥料をやります。やらなくても枯れませんが、太いアスパラを収穫するためには必要です。
収穫は三年目から
1年目というのは発芽した年。よって苗を植えた場合はおそらく二年目。収穫は三年目から。
いつまで収穫するか
長期間の収穫を想定するのであれば、6月の時点で収穫を止めて、あとから生えてくるアスパラは育てて光合成を盛んにさせて、根を充実させる。この方法で大体10年~15年は持ちます。この方法だと肥料もそれほど入れる必要はありません。
気にしないのであれば、出たら随時収穫。ただし期間は当然短いです。
どの長さで収穫するか
小さいと食べるところが少なくて勿体無い。でも伸びてくると青臭くなるし、硬くなってくる。地表15cmから20cmが無難。これ以上でも問題は無いが硬くなるかもしれない。来年のためにと収穫しないよりは、収穫したほうが次の芽が出やすい。
太いアスパラガスを収穫するには肥料が絶対必要。まず植え付け時に堆肥をし、真冬に一回、収穫後に一回、8月あたりにもう一回、つまり年に計三回は肥料をやります。やらなくても枯れませんが、太いアスパラを収穫するためには必要です。
収穫は三年目から
1年目というのは発芽した年。よって苗を植えた場合はおそらく二年目。収穫は三年目から。
いつまで収穫するか
長期間の収穫を想定するのであれば、6月の時点で収穫を止めて、あとから生えてくるアスパラは育てて光合成を盛んにさせて、根を充実させる。この方法で大体10年~15年は持ちます。この方法だと肥料もそれほど入れる必要はありません。
気にしないのであれば、出たら随時収穫。ただし期間は当然短いです。
どの長さで収穫するか
小さいと食べるところが少なくて勿体無い。でも伸びてくると青臭くなるし、硬くなってくる。地表15cmから20cmが無難。これ以上でも問題は無いが硬くなるかもしれない。来年のためにと収穫しないよりは、収穫したほうが次の芽が出やすい。
栽培に適した場所
日当たりを好みますので、一年を通して日当たりのいい場所で育ててください。春~秋は戸外で管理しても大丈夫です。観賞用鉢植えの場合、耐寒温度が5℃なので、霜が降りる前に室内に入れてください。
●日を好みますが、真夏の直射日光には葉が傷んでしまいます。可能であれば、真夏は明るい日陰に移動してください。
●地上部が枯れても根が生きていれば春には芽を出します。
●アルパラは地下10cmに塊茎を作り、これが凍結すると枯れてしまいます。なので土がガチガチに凍結すると枯れます。しかし、雪が積もっている場合は、地面は凍結にいたらず問題ないです。
●冬は地上部が枯れるものです。
●地上部が枯れても根が生きていれば春には芽を出します。
●アルパラは地下10cmに塊茎を作り、これが凍結すると枯れてしまいます。なので土がガチガチに凍結すると枯れます。しかし、雪が積もっている場合は、地面は凍結にいたらず問題ないです。
●冬は地上部が枯れるものです。
病気・害虫
ジュウシホシクビナガハムシ
幼虫も成虫もアスパラの葉・新芽を食べる虫で、発生すると大変な被害を受け、丸坊主になります。継続した対策をする必要があります。詳細は以下のページを参考にしてください。
ハダニ
カイガラムシ
カイガラムシは成虫になると、薬が効かないので、幼虫のうちに薬で殺すのがオススメ。成虫の場合は歯ブラシか何かでこそぎ落としましょう。
ダンゴムシ
ダンゴムシが発生。ダンゴムシは本来枯葉を分解するものですが、食べ物がないとアスパラガスを食べます。というかかなり本格的にアスパラガスを食べるので、見つけ次第捕殺。もしくは農薬で駆除します。
茎枯病
アスパラガス農家が嫌うのは茎枯病。密生して蒸れたり、水はけが悪いと発生しやすい。一度発生したら、引っこ抜いて燃やします。でないと他へと感染します。菌は地上部に残っていますので、かならず駆除しましょう。
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