コアカソ(小赤麻)
TOP
>
イラクサ科
…
x最終更新
2022-01-16
画像投稿
コアカソの基礎データ
科名
イラクサ科
属名
ヤブマオ属
学名
Boehmeria spicata
別名
小赤麻
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
コアカソ(小赤麻)とは?
コアカソ(小赤麻)は四国・本州・九州に自生する
イラクサ科
ヤブマオ属の落葉
低木
。丈が低いので草っぽいが樹木です。
雌雄同株
、雌雄異花。地味なモコモコした赤い花が夏〜初秋に開花する。
一年目は緑の茎で、2年目以降に茎が木質化する。草刈りをして上部を刈ると、緑の茎の状態しか見ないため、草だと勘違いしがち。
近縁にあたる植物のアカソ(赤麻)、クサコアカソ(草小赤麻)は草。コアカソとクサコアカソの交雑種ではないかとされる
オオバコ
アカソは中間の性質です。
樹高
1m〜2m
サビ病の中間宿主
コアカソは
サビ病
の中間宿主で
ベゴニア
、
シュウカイドウ
のサビ病の原因となり、近隣の1.5km〜2.0km圏内にコアカソがある場合、ベゴニアがサビ病にかかる。コアカソを圏内から駆除することは実際には不可能ですが、ベゴニア栽培をしている方は知識として持っているといいです。
サビ病はカビが原因となる植物の
病気
で、サビのような赤褐色の病変が発生し、胞子を飛ばして、感染が広がっていきます。その胞子が中間宿主であるコアカソに移り、コアカソで越冬します。そして春になると、風にのってコアカソからベゴニア、シュウカイドウに寄生します。コアカソにうつるのですが、コアカソでは発症しないため、ベゴニア、シュウカイドウがただただ被害に会います。
ちなみにサビ病は9度〜18度で活動するため、夏と冬は活動が止まります。
サビ病(錆病)の予防と薬剤の紹介
病害虫
スポンサーリンク
記事が気に入ったら拡散をお願いします。
Facebook
Twitter
はてブ
LINE
関連記事
コアカソのカテゴリ・タグ
落葉低木
、
ベゴニア
イラクサ科
ピレア・グラウカの育て方
イラクサ科
ベビーティアーズ(天使の涙・ソレイロリア)の育て方
イラクサ科
関連する花BBSの投稿
関連するユーザーの記事
真夏に広島市植物公園へ
スポンサーリンク