ストレプトカーパス・スノーフレークの育て方

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ストレプトカーパス・スノーフレークの基礎データ

ストレプトカーパス・スノーフレーク
科名
イワタバコ科
属名
ストレプトカルプス属
学名
Streptocarpus wendlandii ’snowflake’
別名
ウシノシタ
水やり
水控え目
場所
室内
難易度
上級者向け
ストレプトカーパス・スノーフレークの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。

ストレプトカーパス・スノーフレークとは?

ストレプトカーパス・スノーフレークはイワタバコ科ストレプトカルプス属の南アフリカ原産の多年草。ストレプトカーパスの一枚葉タイプのあの巨大な葉っぱは「双葉の一枚」です。一般的な植物は種をまくと、まず双葉が出ます。そのあとに本葉出るのですが、双葉と本葉は形が全く違います。双葉は芽を出すためのスペースシャトルのブースターのようなものです。この一枚葉のストレプトカーパスはこの双葉の一枚だけが発達して、本葉が生えず、ずっとこの一枚だけで過ごします。

セントポーリアの仲間。明るい日陰で管理。室内で管理して下さい。寒さには一定の耐性がありますが、霜に当たると枯れます。

一枚葉のストレプトカーパスは花が咲き終わり、種が出来ると枯れてしまいますので、傷んだ花をマメに摘んで、花茎の根元から切って取り除きます。しぼんだ花を摘んでいると、葉の葉脈に沿って花茎が伸びて新しく花が咲きます。大きな葉は増えたりしませんが、この花が終わっても何度か次の花が出ます。ちゃんと管理してあげてください。

育てるというよりは鑑賞し終わったらそれでおしまいと考えた方がいいです。葉っぱが異常に大きいこともあり、家庭で育てるのは不向きな植物です。

水やり

土が乾燥していたら水をやります。葉っぱに水がかからないように土に水を注ぎます。葉っぱに水がかかり、そのまま放置しておくと、葉っぱが腐ってしまいます。口の長いジョウロがあると水がやりやすいです。

冬は水やりを控えます。土が乾いてから数日たって水をやる程度です。

植え付け・植えかえ・種蒔き

種をまいて育てます。

管理場所・日当たり

越冬温度は5度以上。

年間を通して日光が必要ですが、強い光では枯れてしまいます。セントポーレアのように「レース越し」の日光を年間を通して当ててやります。

春・夏は日陰、秋・冬は半日陰くらいの日光を好みます。

特徴・由来・伝承

ストレプトカーパス・スノーフレーク:特徴・由来・伝承
なんだこれは!と花屋さんでも声をあげてしまう妙な形。一枚の大きな葉っぱに茎がヒョロっと伸びて花を咲かせています。どうやって作ったんだろう?と思っていたのですが、どうやら「こういうもの」らしいです。

有茎種と無茎種
ストレプトカーパスに関わらず、クリスマスローズなどにも有茎種と無茎種があります。この二者の違いは根から花と葉っぱが別々に生えるか(無茎種)、それとも根から茎が生えて茎に葉っぱと花が生えるか(有茎種)というもので、言葉で言うとどっちでもいい感じになりますが、植物が生える上では全く違うものになります。有茎…つまり茎がある場合は、上へ上へと成長し、大きくなれば根も成長します。一般的な植物と言えます。

無茎種は一般的には「ロゼット」タイプと言った方が分かりやすいかと思います。このロゼットタイプの葉っぱが一枚だけ異様に発達したものが「一枚葉」タイプとして流通しています。葉っぱの質感はゴツゴツとしていて肉厚、種類によっては渋い色だったり、艶があったり、気味が悪い!と思う人もいますが、その姿かたちにマニアックなファンもいるとか。
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