良い鉢を選ぶコツ・見極めのポイント(シクラメン編)
スポンサーリンク
良い鉢を選ぶコツ・見極めのポイント(シクラメン編)
このページでは
シクラメンの鉢を選ぶポイントをまとめています。
シクラメンは葉っぱ一枚につき一輪咲くので葉っぱが多いものを買うのが一番です。どれだけ店頭のシクラメンが立派に見えても、葉っぱが傷んでいたり、全体が大きく見えても、やたらと葉っぱ一枚一枚が大きいだけだと、長く楽しめません。
スポンサーリンク
流通時期と買い時
10月から出荷はあるが…
シクラメンの流通自体は気温がそこそこ高い10月前後からありますが、気温が高いとシクラメンはグタっとなります。品質が安定するのは11月下旬以降。購入するにしてもギフトにしても霜が降りるようになってからが適期です。
お歳暮商品なので良品のピークは…
お歳暮に贈られることが多いので生産者がお歳暮に合わせて良品ができてます。
シクラメンとしては秋から春まで開花するのですが、年が明けて1月以降はあまり良品は出回りません。なので購入するのであれば11月から12月がいいです。ただ1月以降は需要が下がって格安なものが出たり、12月に出荷された良品が大幅に割引になっているので、個人宅で育てるのであれば、それを狙うのも手です。
葉を見るポイント
葉っぱの大きさが揃っている
葉っぱは多少は大小するものですが、大きさの違いが激しいのは生育状態が安定していなかったからです。水切れや温度の急激な変化や、何か問題が発生した可能性があります。葉の大きさが揃っている方が良いシクラメンです。
パリパリっとしている
触ってみるとパリっとしていて硬いものが良い株です。
水が不足していても葉っぱがフニャっとなるので、そういう場合は水をしっかりとやれば復活します。
葉っぱが黄色くない
流通最盛期の11月〜12月に黄色い葉っぱがあるのは、
病気になっているか、株が弱っていて寿命が短いです。
その他の時期に葉っぱが黄色いのは、生理現象というか、古い葉っぱが黄色くなって落ちるのは普通のことなので、多めに見ましょう。
葉っぱが間延びしていない
日照不足や
肥料不足や高温に当たるなど、環境が悪いと葉っぱの茎がひょろ長くなって間延びします。間延びしないないものを選びましょう。
葉っぱが変じゃない
葉っぱ一枚につき、花が一つ咲きます。その葉っぱが奇形になっているということはその花もちゃんと咲きません。葉っぱが変になってないものを選びましょう。
葉っぱが多い(葉っぱが小さい)
葉っぱ一枚につき、花が1つ咲くのですから、葉っぱが多いと開花が多くなります。葉っぱが多いということは、一枚あたりの大きさは小さくなります。もちろん、葉っぱがたくさんあっても、管理が悪ければ花は咲きませんので、その後の管理(温度・肥料・日光・水)を適切にしましょう。
花を見るポイント
花が傷んでない
時間が経つと花に傷が入って傷んできます。傷が入っていないものを選びましょう。
花の色が鈍くない
花色が鮮やかなものを選びます。時間が経つと花色が鈍くなります。また、生育が悪い…例えば、肥料不足、日照不足などでも花色が鈍くなります。
花色がくすんでいる品種もあるので店員さんに聞いてみましょう。
花の高さが揃っている
シクラメンの花は中央に集まっていますよね。その花の高さにムラがある場合は、肥料が適切に施されていないです。ただし、これは病気ではないので気にしないでもいいです。その後の管理をちゃんとすれば問題ないです。
花にシミがないものを
何かに当たったり、環境が悪いと花にシミが入っています。シミが入っていないものを選んでください。
鉢は底面給水が良い
底面給水タイプと普通の鉢タイプがあります。現在は底面給水が主流ですが、多少は普通の鉢も出回っています。底面給水の方が管理が楽です。
カゴとラッピング
シクラメンをギフトでもらうと、カゴに入っている場合とラッピングの場合があります。ラッピングをしていると、
水やりが出来ませんから、ラッピングは外しましょう。カゴの場合は、水をやるときだけ、カゴから取り出すってことが出来ますので、カゴの方が見た目が良くて、便利です。
最後に
シクラメンを長く楽しむには、やっぱり管理場所(日当たり・室温)や管理方法(水やり・肥料)です。その後は、
夏越しさせて植え替えて、来年も開花に挑戦してみましょう。
育て方の概要は
を参考にしてください。
スポンサーリンク
関連記事