新枝咲きクレマチスの剪定…いつ、どの節で切ればいい?
目次
新枝咲きとは新枝咲きクレマチスの冬の剪定 冬はバッサリいく どの節を切るか?で悩む必要なし新枝咲きクレマチスの夏の剪定 夏の剪定時期 夏の剪定①丸坊主パターン…冬のように切り戻す 夏の剪定②半分ほど切り戻す剪定パターン最後に…関連記事スポンサーリンク
新枝咲きとは
クレマチスには新枝咲き(遅咲き)、旧枝咲き(早咲き)、新旧両枝咲き(新旧枝咲き・中間タイプ)とあります。ここでは新枝咲きの
剪定についてまとめてあります。新枝咲きは毎年、根元までバッサリと切ってしまっても問題ありませんから、
初心者向きとされます。新枝咲きはジャックマニー系・ビチセラ系・インテグリフォリア系・テキセンシス系などです。
新枝咲きクレマチスは俗にいう「
四季咲きクレマチス」のことを指していることがあります。四季咲きは旧枝咲き・新旧枝咲きでもある性質なんですが、新枝咲きは
切り戻し(剪定)をすれば、脇枝が出て花が咲きますから、簡単に長期間花が咲くことから「新枝咲き=四季咲き」という意味で書いている記事や本もあります。
系統に関する詳細は以下のページを参考にしてください。
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新枝咲きクレマチスの冬の剪定
冬はバッサリいく
新枝咲きは、春以降に生えた枝に花が咲くタイプで、冬に地表から芽のある節を残すようにバッサリと剪定してしまいます。ほぼ丸坊主ですね。春に地表にちょこっと枝が出ているだけの苗が出ているのはコレです。
芽が見当たらないなら、適当に何節か残してバッサリ行きます。そもそも繁殖力の強い植物ですから気にしないでいいです。土の中からも新枝は出てきます。
どの節を切るか?で悩む必要なし
冬の剪定はどのあたりでするか?とネット調べると、地面から二節だったり、三節だとか、色々と書いてありますが、新枝咲きのの剪定は、その節からの枝を期待しているだけではなく、地下からも出てくる新しい枝を出させるもので、少々節が上下したからといって結果は大して変わりません。クレマチスはそもそも剪定には強く(もちろん剪定の仕方で花数は増減しますが)、枯れたりはしません。何度か繰り返しているうちにコツを掴んでください。
新枝咲きクレマチスの夏の剪定
新枝咲きクレマチスの場合、「新しい枝」にしか花が咲かないです。新枝咲きクレマチスは生育しつつ花を咲かせるもので、春以降の開花を長く楽しむことが可能で、四季咲きクレマチスと呼ばれることもあります。
ところが、そのまま剪定せずに生育していくと、枝咲きの花は小さくなり、開花が鈍くなります。そのままにしていると、樹形が乱れ、花もなんだか色合いも悪く、みっともない。植物は根の量と地上部がリンクしていて、地上部の枝葉の増え方に対して、根が追いついていないためです。
そこで春の開花がひと段落したところで、またバッサリと剪定して、根の負担を減らし、「二番花」「三番花」をしっかりと咲かせ、長く楽しむことができます。
半分ほど切り戻すか、また冬剪定と同じように、バッサリと株元から二節ほど残して切ってしまいます。こうやって新しい枝を出させることで、秋まで何度も開花させることができます。半分ほど切り戻すのが一般的ですが、ネットに絡みついて、大変な場合は、根元からバッサリといったほうが楽です。
夏の剪定時期
問題は剪定するタイミングです。花が一段落する三月から六月あたりに一回剪定します。その後の2回目の剪定は様子を見て判断しましょう。花が樹形が乱れる前に剪定しますが、株の年数や環境によって決まった時期はありません。花が一段落したら…といっても、「どこが一段落なのか?」はなんとも言えませんが、毎日見てて「最盛期が終わったな」と思った頃なので、毎日チェックしておきましょう。
剪定してから一ヶ月半から二ヶ月後にまた開花します。
夏の剪定①丸坊主パターン…冬のように切り戻す
冬の剪定と同じように、ほぼ根本から2節ほど残してバッサリと切り戻します。冬の剪定と同じで剪定する位置で悩むことはありません。冬と同じように地中からも枝が出てきます。
クレマチスをネットに絡ませている場合だと、根本からバッサリいって、ネットごと廃棄すると楽です(ネットが勿体無いかもしれなけど)。
このパターンだと、株がほぼ丸坊主。春に他の植物が開花している時期に、庭にもポッカリと穴が空きます。見た目がよろしくないってのもありまして、この方法を嫌がる人も多いです。
ちなみにクレマチスは
繁殖力が強い植物ですから、これで傷んだりはしません。
夏の剪定②半分ほど切り戻す剪定パターン
根元までではなく、伸びた枝を半分ほど切り戻すことで、新枝を出させることもできます。中途半端な切り戻しでは新枝が出ないですので、半分を目安に切り戻します。半分というのは、枝先→地表の長さの半分です。
この剪定は一気にではなくその都度やっても別にかまいませんので、庭に穴が空かないで済みます。
最後に…
他の剪定については
旧枝咲きクレマチスの剪定、
新旧両枝咲きクレマチスの剪定を参考にしてください。
また普段の管理は
クレマチスを参考にしてください。
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