クレマチスの育て方

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クレマチス(テッセン)

クレマチス
科名キンポウゲ科
属名センニンソウ属
学名Clematis
別名テッセン
水やり水を好む
場所外の半日蔭
難易度中級者向け
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開花
植え
肥料

目次

  1. クレマチスの育て方
  2. 月別のクレマチスの育て方
  3. クレマチスの水やり
  4. クレマチスの肥料
  5. クレマチスの鉢植え・植替えについて
  6. クレマチスの株の増やし方
  7. クレマチスの管理場所・日当たり
  8. クレマチスの誘引・剪定
  9. クレマチスの病害虫
  10. 特徴・由来・伝承
  11. SNSボタン・関連記事
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クレマチスの育て方

クレマチスの育て方
文章の修正概要
クレマチスはキンポウゲ科宿根草。花色・品種ともに非常に種類が多く、花の形状も多々あります。ツル植物の女王とも呼ばれ、育てやすい植物ではある(剪定などの知識は必要だけど)。国内外に愛好家が多く、毎年花を咲かせる宿根草で、人気のあるガーデニング植物です。よく庭植えにしているように、基本的には放置でOKなのですが、真夏に直射日光がガンガンと当たると傷んでしまいます。真夏は何かの影にしたり、風通しを良くしてやらないといけません。
まとめ
●クレマチスは真夏の直射日光に弱いので、庭植えする場合は「半日陰」に植えると良いです。
●乾燥が苦手。
肥料食い。
●鉢植えでもOK。
●綺麗に咲かせるためには誘引が必要。
●剪定は重要。
●移植は不可。
●庭植えすると、はびこって困ることがある。

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月別のクレマチスの育て方

文章の修正

クレマチスの水やり

文章の修正鉢植えの水やり
鉢植えの場合は、土が乾いたら水をたっぷりやってください。乾燥に弱いので、水切れに注意しないといけません。特に鉢植えにしている場合は夏の水やりを毎日、朝夕としないとシナシナになってしまいます。一旦シナシナになると、枯れなくても、なかなか復帰しません。
水やりの観点から言えば鉢植えにしないで庭植えがベストです(ただし繁殖力が強すぎて他の植物を駆逐することがある)。
庭植えの水やり
庭植え(地植え)の場合は、夏の乾燥が続く時期でない限りは自然に降る雨で十分に生育します。夏に日照りが続いたら水をやってください。
●鉢植えのクレマチスは根腐れよりも乾燥(水切れ)の方が起きやすい。土が乾く前に水をやるくらいがいい場合も。あくまでケースバイケースです。自分のクレマチスを観察してください。
●生育が緩慢な種類だったり、時期によっては、逆に、水のやりすぎ→根腐れ(根傷み)が発生して葉っぱに黒い斑点が出ることもある。ただ、炭そ病・褐斑病でも同じような症状が出るので状況で判断する。
●春から夏の時期に地植えのクレマチスが雨に当たると、枝先がクタっとするが、生理現象。しばらくすると元に戻る。鉢植えだとならない。
●芽が出る3月、4月から開花するまで、水を切れないようにしっかりとやってください。水が切れると花が極端に減ります。

クレマチスの肥料

クレマチスの肥料
文章の修正芽が出て開花するまで(3月から5月)は、しっかりと肥料をやる。一週間に一回液肥をやるか、3月以降に緩効性肥料を二ヶ月に一回、根元にやります。液肥は通常の植物より濃い目で。

●真夏は肥料をやらない。クレマチスは高温多湿が苦手で、夏は元気がなくなります。
●ただし、四季咲きは夏も肥料をやった方がいい。秋以降も咲くので。
●液肥がよい。だけど液肥は高いし、面倒なので、緩効性肥料を二ヶ月に一回やるのでもOK。肥料は株の充実には大事ですが、クレマチスはそれより水やりの方が大事。
●液肥をやり忘れる人は固形肥料を。

クレマチスの鉢植え・植替えについて

植え替え時期

文章の修正冬の活動が止まっている時期(2月前後)に植え替えをします。クレマチスは直根性で根をいじると生育不良を起こしがちですが、活動が止まっている時期であれば多少は土を落として植え替えても大丈夫です。

クレマチスの用土

文章の修正用土は市販の培養土か、クレマチスの専用土というのがホームセンターによっては売っていますので、これを利用します。自作する場合は赤玉土(小粒)5腐葉土3パーライト2に有機質の肥料を混ぜたものを使います。
●高山性じゃなければ一般的な培養土で問題ありません。暑さに弱い高山性は山野草の土で植え付ける。
弱酸性の土を好みますが、中性ならば問題ありません。一般的な培養土は中性に中和してあるので問題ありません。

鉢の植え替え手順

文章の修正クレマチスは根が弱く、植え替えをするのであれば、土をほぐさずに、一回り大きな鉢の底に軽石を2センチか3センチ敷いて、スポッっと入れて隙間に新しい土を入れるようにします。

植え替えは二年に一回程度ですが、例えば直径30センチの尺鉢にすでに植えている場合は、これ以上大きな鉢はありませんから、植え替えるのは無理。大きな鉢がないってのもありますが、相当な重さを扱う植え替えになりますから腰を傷める可能性大です。植え替えるのであれば、地植えを検討するか、根詰まりで枯れる前に挿し木をして新しい株を新しい鉢に育てて、古い株を廃棄する。
●鉢植えでずっと育てる場合は、できるだけ大きな鉢(直径30センチの鉢など)を用意します。すぐに根がいっぱいになります。
参考より詳細な鉢植えの植え替えは鉢植えの植え方を参考に。

クレマチスを庭植えする前に…

文章の修正繁殖力が強すぎる
原種や常緑だとそうでもないんですが、それ以外の品種は繁殖力が強すぎて剪定・管理が難しいかもしれません。また、繁殖力が強すぎて、繁茂して他の植物を駆逐することがあります。なので庭植えする前に管理できるものかよく考えてください。まずは鉢植えからやってみて剪定のコツなどを掴んでから庭植えにすることをオススメします。

庭植えの手順

文章の修正庭に苗より一回り大きな穴…直径40cm深さ40cmくらいの穴を掘って、掘り出した土に骨粉と油かすか、馬糞や牛糞などの有機質の肥料を入れて2週間ほど寝かしておきます。二週間後に苗を深めに植え、水をたっぷりやって完成です。

●植え付けは寒い時期。落葉時期に行います。
●クレマチスは立ち枯れ病になりやすい。立ち枯れ病の細菌は暖かくなる4月5月あたりから活動を始める。暖かい時期に植え替えをしないのは、これを避けるため。
●開花の季節には土を落とさないでほぐさないで植え替えをしても、枯れることがあります。開花の季節の植え替えはそういったリスクがあると考えて植え替えましょう。
●複数の株を一箇所に植えないようにする。鉢植えでも1株だけにする。根が絡まって生育不良を起こす。
●庭植えの植え替えはできない。移植はむつかしい。ただし大きめに掘って植え替えればできる。

クレマチスの株の増やし方

挿木・取り木

文章の修正挿し木で
主に挿し木で増やします。取り木でも増やせますが、一般的には挿木。アーマンディ系・アップルブロッサムなどは挿木ができにくい。成功率は種によって違う。

株分け?

文章の修正株分けも出来る?
普通は株分けが出来ませんが、株分けしたいときもあります。どうにも土を落として同じ大きさの鉢に植え替えをしないといけないこともあります。そこでリスクはありますが、株分けをすることも出来ます。土をすべて落として、古い土を取り除いて植え替えをします。ただし移植が苦手で基本的に株分けは苦手なので挿木で保険をかけた上でのことです。

種子から?

文章の修正種子から育てる?
種子から育てることもできますが、性質が安定せず、また発芽するまで1年。発芽して株が育って花が咲くまで3年か4年にかかり、また幼い苗の時は弱いものですから、種子から育てるのは一般的ではありません。苗木から育てるのが楽で確実です。
種子が熟すとヒョロっと出ている部分がタンポポの綿毛のようになる。すると種子が一粒づつがバラバラになるので、そうなってから収穫する。

クレマチスの管理場所・日当たり

総論

クレマチスの管理場所・日当たり
文章の修正日当たりで
日当たりを好みます。午前中だけ日が当たるような場所を半日陰と言いますが、半日陰でも花は咲きます。ただし日照時間が短いとどうしても株の生育が鈍くなるし、花数も少なくなります。できれば一日中、日が当たる場所で管理します。
●株元は日陰になっていて、枝には日が当たる場所でも可。
●日当たりがよいと株が健康になり、ウドンコ病などが発生してもそこそこの被害で済む。

夏の管理

文章の修正
真夏の直射日光には若干弱いですが、水切れさえしないなら枯れるまではいきません。大丈夫です。鉢植えならば真夏は半日陰が適しています。ただし、高山性で暑さに弱い品種は夏に枯れる。高山性のものは用土は山野草の土にして、夏は半日陰か日陰で管理する。
●鉢植えが真夏の直射日光を嫌うのは鉢植えの側面に日光が当たって、水が沸騰し、根を傷めるからです。鉢植えでも鉢の部分に日光が直接当たらないようにすれば、問題ありません。
●高温多湿が続くと奇形の花が増える(花が小さい・香りがない・奇形・樹勢が鈍くなるなど)。

冬の管理

文章の修正
冬もマイナス10度までは大丈夫。寒冷地以外の地域の戸外で越冬し生育します。クレマチスは冬の間、地上部が枯れる新枝咲きと、ツルだけ残る旧枝咲き・新旧枝咲きとあります。地上部が枯れる新枝咲きタイプは春に株元から新芽が出てきます。
●最近は常緑クレマチスというのもあります。冬も葉っぱが落ちません。

冬は枯れる?

文章の修正クレマチスが枯れた!と思って伐採してませんか?
クレマチスは冬に地上部が枯れるものとツルだけが残るものがあるのですが、どちらも落葉して見た目が枯れ木で区別がつきません。あと、植えたクレマチスが何枝咲きなのか分からなくなることが非常に多いです。

上記ページを参考にして、冬に枯れているかどうかを判断すれば、新枝咲きか否かが分かります。旧枝咲きか新旧枝咲きかの区別は開花の過程を見て判断します。
●幼い苗は真冬の凍結に若干弱く、凍結すると根を傷めます。表面的には変化が無くても、春以降の生育が鈍くなります。ただ、枯れることはないので、気にしない方がいいかも。

クレマチスの誘引・剪定

文章の修正誘引
クレマチスは一部が木立性ですが基本的にツル性でネットやフェンスなどに絡ませる必要があります。
詳細な誘引方法は以下のリンクを参考に
蔓下げ(ツルサゲ)の方法
誘引のコツのまとめ

剪定
新枝咲き・旧枝咲き・新旧枝咲きと咲き方で種類があり、それぞれに剪定の方法が違います。あなたが育てているクレマチスがどの咲き方なのかは、品種で違いますので、調べてみてください。
剪定の概要は剪定のまとめにまとめています。
詳細な剪定方法は以下を参考に
新枝咲き剪定
旧枝咲きの剪定
新旧両枝咲きの剪定

クレマチスの病害虫

文章の修正害虫
立ち枯れ病、アザミウマスリップス)、ハダニアブラムシ、ウドンコ病、エカキムシナメクジなど。
その他の詳細は病気と害虫のまとめを参考に
●メダカや金魚を飼っていて、魚毒性の薬剤を散布するときは、睡蓮鉢などに蓋をすれば大体大丈夫。蓋ではなくビニールなどでもいい。数時間ほど蓋をするくらいでは窒息しない。
●突然死する直前に一気に大きくなったり、狂い咲きしたり、異変がある!という話もある。
●貴生花…花の中にツボミができる奇形の症状。肥料が多すぎると発生する。
台風などで塩害が起きるとよく枯れる。
●細かいことを言うならば冬の落葉時期に石灰硫黄合剤を筆で塗るか散布するといい。

特徴・由来・伝承

特徴・由来・伝承
文章の修正日本でも自生する「テッセン」はクレマチスの一種で、クレマチス=テッセンではありませんが、日本にはクレマチス全体を指す傾向があります。原種は300あまり。大輪系は日本と中国が原産がほとんど。一部に木立ちもありますが、ツル性がほとんど。パテンス系・モンタナ系以外はほぼ四季咲き。四季咲きは剪定をすれば2度3度と開花します。品種によって葉っぱの形が違う。

花弁がありません。花の後、綿毛のような白い不思議な種子を作る。この種子もとても繊細でキレイなので、是非楽しんで欲しいです。
母の日前後にギフトとして流通するのですが、地上部に比べて非常に鉢が小さく作ってあることが多いために、水切れを起こしやすいです。
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