●切り花にすると茎の細い種は長持ちしない。そもそもキンポウゲ科が切り花にすると水があがりにくい。そこで水揚げと湯揚げをすると長持ちする。水中で切り口をハサミではなくカッターやナイフで斜めに切って、その切り口を熱湯(80度以上)に30秒つけてから深い水につけるといいです。
●花が落ちる前にまとめて切り花にするといい。大風・大雨の前に採取するといいです。
●一年生の苗の一年目は花を咲かせず、株を充実させた方が良い。八重咲きは開花による株の消耗が大きいので幼い苗のうちはツルを伸ばさせる。
●同じ品種でも個体差があるのか、株を買い直すと「色合いがなんか違う」ってことはよくある。気に入った株があった場合は挿木で株を増やして保険をかけておこう。
●クレマチス展などイベントがあって新しい品種に興味があったら行ったらいいです。大人買いして置き場所がなくなる。処分する勇気を持とう。
●冬の誘引は辛い。愛がないとできない。
●根詰まりして肥料が切れると下葉から黄色く変色してくる。鉢増しした上で肥料をやる。
●庭植えのときに2節ほど土中になるように植えると深さ30cmほど深植えになることもある。
●根はそこまで神経質にならなくてもいい!ともされる。直根性で移植が苦手だが、多少苦手なだけで「一切土を落としてはいけない」ってほどじゃない。
鉢の大きさが限界になって「鉢増しは無理だ!」ってなったら、古い土を完全に落として根を洗って、新しい土で植え替える人もいて、それでうまくいく。ただしすべての品種・株で成功するわけではないので挿木で保険をかけておくのは必須。
●八重咲きは散った花びらが面倒かも。
●ベランダ栽培には半ツル性や木立性がよい。もしくは毎年更新できる新枝咲き。
●園芸店・ホームセンターに母の日・父の日の後に見切り品がよく出る。
●クレマチスは直根性で下へと伸びていくので、鉢は深いものを。ロング鉢か
スリット鉢がこのましい。
●春に一番花が咲いて、剪定して二番花が咲くが、二番花が咲く頃には気温が高くて株が弱っていたり、そもそも二番花が一番花より小さめだったり色合いが薄いというか鮮やかさが鈍いものです。全然色合いが違うことがある。
●折れたところにテープをくっつけて覆うと1ヶ月ほどでコブができて治る。千切れていたら勿論ダメ。
●日照不足ならペンタガーデンを。