サルナシ(猿梨、コクワ)

科名 | マタタビ科 |
属名 | マタタビ属 |
学名 | Actinidia arguta |
別名 | 猿梨、コクワ |
水やり | 水控え目 |
場所 | 外の日なた |
難易度 | 上級者向け |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | |
開花 | ||||||||||||
植え | ||||||||||||
肥料 |
目次
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サルナシ(猿梨)とは?

サルナシはツルで木に絡みつくことから、木の生育を阻害する「やっかいもの」と見なされて、伐採されることが多い。
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水やり

鉢植えの場合は一般的な水やりをする。土が乾いていたら水をやり、やり過ぎないように気をつける。受け皿に水が溜まっていたら水は捨てる。冬は水を控える。
肥料
2月に寒肥として、10月の収穫後にお礼肥として緩効性化成肥料を規定量与えます。鉢植えの場合は、水やりで肥料成分が流れていきやすいので2月と10月とは別に7月にも化成肥料をやってください。肥料が多すぎると茂るばかりで花がつかなくなり、肥料が切れると生育が悪くなり、収穫量が減ります。
植え付け・植えかえ
時期・頻度

サルナシには雌雄異株のものと雌雄同株(雌雄混株)のものがあります。雌雄同株には両性花が咲きます。雌雄異株の場合はオスとメスの木がないと実が成らないので、雌雄同株の苗木を植えるようにします。
用土
水はけがよく、水もちがいい――ごく常識的な土質ならば問題なく生育します。庭植えにする場合は、庭土に腐葉土か堆肥を入れて植え付けます。鉢植えにする場合は花と野菜の培養土を利用します。自作する場合は赤玉土7腐葉土3くらいです。鉢に植え付け・植え替え
植え替えの時は古い鉢から株を取り出して、古い土を3分の1ほど落とします。新しい鉢の底の穴を網で塞いで、軽石を2センチほど入れます。その上に用土を入れ、株を入れて、隙間に用土を入れていき、最後に水をやって完成です。
庭植えの植え付け手順

土を半分戻して、株を入れて隙間に用土を入れていき、最後にしっかりと水をやって完成です。
棚に絡ませる
サルナシはツル性で自立できません。何かに絡ませる必要があります。鉢植えならば、支柱を絡ませます。庭植えならそれなりに大きな棚が必要です。下記リンクを参考に棚を用意してください。キウイの棚について注意点
キウイ栽培
管理場所・日当たり
日光を好む。日当たりが悪いと花付が悪くなり収穫が少なくなる。日本に自生している植物ですので、暑さ・寒さに強いです。剪定
剪定は落葉時期の1月〜2月に行います。落葉時期であれば樹液が動いておらず、切り口から雑菌が入って枯れることはないですが、他の時期に剪定すると危険です。サルナシはツルの根元に芽がつかないので短く切り詰めないようにします(短梢剪定)。
剪定はキウイと同じですので以下のページを参考にしてください。
キウイの剪定
キウイ栽培
病気・害虫
ほとんど見られない。特徴・由来・伝承

サルナシはもともと日本で自生している植物で、本州中部以南では山間部に育つ。キウイとは味は同じ。下手なキウイの品種よりおいしいと言う人も居る。キウイの果実は毛が生えてて茶色いが、サルナシは緑。
サルが我を忘れて食べることからサルナシとなった。とか。サルや熊はサルナシが大好き。
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