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ワイヤースペードの育て方

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ワイヤースペード
目次
ワイヤースペードとは?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ
管理場所・日当たり
切り戻しを
病気・害虫
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学名などの基礎データ
ワイヤースペードの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
ワイヤースペード
科名
タデ科
属名
ミューレンベルキア属
学名
Muehlenbeckia
水やり
水控え目
場所
外の半日蔭
難易度
中級者向け
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ワイヤースペードとは?

ワイヤースペードはタデ科ワイヤープランツの品種。葉っぱの形が「スペード」になっていることからワイヤースペードという名前で流通しています。これが本当にスペードに見えるかどうかは人によりますが、形状が非常にかわいいのは間違いないです。
ワイヤースペード:補足情報
本来のワイヤープランツよりも葉っぱが少なく、そこがまた「かわいい」のですが、そのせいで生育などが若干鈍く、弱い。普通のワイヤープランツより立ち上がり気味に生育します。

環境によってはグランドカバーにも出来る。でも通常のワイヤープランツより弱い。環境によりますね。
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最初に簡単にまとめ

●常緑。年間を通して明るい室内で管理するのが無難。
●育て方はワイヤープランツと一緒。
●立ち上がり気味に育つ。
●葉っぱと葉っぱの間が広い。
●葉っぱが少ないため普通のワイヤープランツより弱い。
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水やり

土の表面が乾いていたら水をやります。針金のような細い茎で、水が切れると葉っぱと一緒にチリチリになります。チリチリになると復活はできないのでチリチリ部分はハサミで切って取り除きます。ワイヤースペードは「水が切れない」ようにするのがコツです。といっても、常時濡れているようだと根腐れもします。
●注意するべきはあくまで「乾燥」。何事も極端はダメ。

肥料

肥料があるとよく葉っぱが増え、生育します。生育期間に二週間に一回程度、液体肥料をやります。

植え付け・植えかえ

鉢植えは二年か三年に一回は植え替えを
根が古くなってくると生育が鈍くなってきます。植えかえることで元気になります。
●古い土を半分ほど落としてから植え替えましょう。
●長いこと植え替えていないと根が鉢から抜けない、かも。

切った枝を土に挿していると株が増えます。

用土

一般的な培養土で植え付けます。自作する場合は鹿沼土6腐葉土4を混ぜて使います。庭に植える場合は、土に腐葉土か堆肥を混ぜて用土とします。

鉢植えの植え付け・植え替えの手順は?

鉢底の穴の上に鉢底ネット(鉢底網)を敷き、その上に鉢底石(軽石)を2センチから3センチほど入れて、その上に土を入れて株の土面が鉢のフチから2cm下になるようにします。これは水やりをするときに水を貯めるエリアです。あとは株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。

植え替えの場合は、古い土を三分の一から半分ほど落として、根の負担を減らすため、地上部の枝も半分ほどに切り詰めてから、同じ大きさの鉢か、ひと回り大きな鉢に植え替えます。

庭植えの植え付けの手順は?

庭植えの場合は、20cmの深さと直径30cmの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割入れて、混ぜて、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。

管理場所・日当たり

冬は0度以上の場所で

0度以上あれば越冬できる。霜に当たらなければ戸外でも良い。戸外で管理する場合は軒下など霜の当たらない場所で。いろいろと考慮すると冬は室内が無難。
●普通のワイヤープランツより寒さに弱い。注意する。
●株が大きくなれば耐寒性もよくなる、と思う。
●霜に当たって枯れても根まで枯れていなければ、春には新芽が出る。その場合は冬にカラカラにならないように水をやっていないといけない。

直射日光に注意

乾燥に弱く、直射日光に負けるというよりは、スカスカな葉っぱのせいで土の水分が蒸発して、すぐに乾燥でカラカラになって枯れることが多い。真夏の直射はもちろんNGだけども、春や秋でも結構ヤバいので、ワイヤースペードは半日蔭といっても木漏れ日が挿すような場所やカーテン越しの柔らかな日差しの場所で管理しましょう。
ハイドロカルチャーといった水耕栽培なら明るいところでも大丈夫。それでも真夏の直射には負けます。
●日当たりで管理すると葉っぱがちょっとだけピンクに

切り戻しを

一度枯れてしまった部分は復活しません。放置していると、文字通り「針金(ワイヤー)」となった茎が、ヒョロヒョロと伸びているだけとなります。
そこで、切り戻しをします。
切り戻しをすることで脇芽が出て、新しい葉っぱが出るようにします。
「葉っぱが落ちるばっかり……」
と嘆いている人は切り戻しをして、株の更新をしてみてください。

病気・害虫

ハダニアブラムシカイガラムシが発生します。
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タデ科