アガパンサスの花が咲かない理由

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アガパンサスの花が咲かない理由

アガパンサスは環境が合えば、ほぼ植えっぱなしで便利な植物ですが、環境が合わなかったり、根詰まりすると開花しないこともあります。

このページではアガパンサスの花が咲かない理由をまとめています。その他の育て方についてはを参考にしてください。
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株が小さい

アガパンサスを植え替える時に株分けをすることが多いのですが、その時に「小さく」株分けをすると開花しなくなります。小さく株分けしても株が太れば開花します。小さく分けると数年も開花しないことがあります。株分けの時に、「5芽」があるように分けます。5芽あっても、翌年には開花しないかもしれませんけども。ちなみに種類にもよりますが葉っぱ10枚につき一本の花が咲くとされています。

株を太らせるためには、しっかりと日光に当てて、薄い肥料をやってください。

日光が不足している

アガパンサスは基本的に春から秋、真夏の間も直射日光にガンガン当てて太らせます。日光が不足すると開花しなくなります。特に理由もないのに開花が鈍いならば日光不足を疑います。

半日陰でも開花はします。開花はするんですが、日光が不足すると2年に一回しか咲かない、なんてこともあります。

日光がたくさん当たる方がいい・アガパンサスは手間がかからない・春から秋に日当たりでOK…と考えると、日当たりの地植えする場所が無ければ、育てないでいいんじゃないかと思います。

根腐れしている

アガパンサスは乾燥に強い方で、むしろ若干過湿に弱いです。鉢植えに水をやりすぎていたり、庭植えだけど土の水はけが悪い場合、根が腐ってしまいます。鉢植えの場合は、水やりを控えたり、梅雨や秋の長雨に当たらない軒下に移動させて濡れないようにします。

庭植えの場合は、まー、もーしょーがないかなー、って諦めてしまうか、どうしても諦めきれない場合は、
●掘り返して鉢植えにしてしまう。
●掘り返して一般的な花と野菜の培養土に取り替えて、再度庭植えにする。
●川砂や軽石腐葉土を混ぜて水はけを良くしてから、再度庭植えにする。
レイズドベッドで庭植え。
●盛り土をして水はけを良くしてから庭植え。

のどれかをして対応します。アガパンサス自体、珍しいものではないので廃棄して新しい株を買うか、近所の人に株分けの時に分けてもらうか、別の植物を植えた方がいいかも。

根詰まり

長く鉢植えにしていると根詰まりを起こします。根詰まりを起こすと根が圧迫されて生育不良を起こします(アガパンサスに限らず、ですが)。アガパンサスは鉢植えにしている場合は毎年か2年に一回、大きな鉢に植え替えるか、株分けをして同じ大きさの鉢に植え替えます。株分けをするときは、1株あたり5つの芽があるように分けます。小さく分けすぎると、株が充実するまで開花がないために、下手すると数年間も開花しないことがあります。

植え替えと株分けについては以下のページを参考にしてください。

密生している

株分けのところで少し書きましたが、庭植えにしている場合でも、そのまま放置していると株が密生しすぎて弱ってしまいます。すると開花は鈍くなります。3年か4年に一回は株分けをして植え替えをします。

最後に

開花しない原因はハッキリしましたか? 環境を見直し、それでも改善しないなら、アガパンサスと同様に植えっぱなしでもいい植物を候補に考えてはどうでしょうか?以下のページを参考にしてみてください。

それではまた。
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