アガパンサスの球根の植え方と時期と株分け
目次
アガパンサスの球根の植え方と時期 植え替え時期 寒さに強いが、寒い時期は避ける 頻度 用土 球根の植え方株分けについて 株分けの仕方 少し大きめに株分けを最後に…関連記事スポンサーリンク
アガパンサスの球根の植え方と時期
このページでは
アガパンサスの植え替え・株分けについてまとめています。
植え替え時期
アガパンサスは初夏から秋にかけて花が咲く植物で、花が咲く時期は植え替えたり、移植しないようにします。この時期に根を動かすと生育不良を起こしてしまいます。植え付け・植え替え時期は開花時期をずらした、気温の高い時期である4月5月、もしくは開花の終わった9月10月です。
アガパンサスだけではなく、開花時期に移植をすると痛んだり枯れる植物は多いです。
寒さに強いが、寒い時期は避ける
アガパンサスはマイナス10度まで耐え、寒さに強いとされますが、寒い時期は植え付け・植え替えはしません。3月も植え付け・植え替えに適している地域もありますが、3月はまだまだ霜も降りますし、気温も低い地域が多い。植え替えは4月以降が適切。
10月も地域と年によっては寒いので注意。
頻度
鉢植えの場合、2年に一回は植え替えをします。鉢の底から根がはみ出していたら、植え替えをしましょう。
根の生育が早く、株が大きくなり、かつ頑健で簡単に育つので、どんどんと鉢が大きくなります。素焼きの鉢に植えると女性では動かすことができない重さになります。できれば庭植えにしましょう。
用土
用土は「花と野菜の
培養土」で十分です。培養土には
肥料もすでに入っていて、ペーハーは中性、殺菌もされています。
自作する場合は
赤玉土7
腐葉土3か赤玉土(小粒)7バーミュキライト3を混ぜたものを使います。庭に植える場合は、庭土をよく耕して腐葉土か
堆肥を混ぜておきます。リンを含んだ緩効性肥料(
油粕)を入れておくと良いです。
球根の植え方
現在と同じ大きさの鉢か、ひとまわり大きな鉢を用意し、植え替えます。鉢はプラ鉢でも素焼きでもいいです。できるだけ大きな鉢(8号〜
10号鉢)を用意しましょう。
鉢底の水が抜ける穴を鉢底ネットで塞ぎ、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れます。
アガパンサスは地下に膨らんだ「根茎」があります。球根とよく言われますが、実際は根茎です。この根茎の先の白い芽のようなところが地表から2センチくらいになるように植えます。もしくはすでに芽が青々としている場合は、芽が地上に出るようにして植えます。
最後に水をしっかりとやります。これで完成です。
霜に当たれば地上部は枯れます。3月4月に植えた場合、まだ霜が降りそうな時期ならば、少し深く植えます。霜が降りる場合は、霜よけをするか、軒下など霜の当たらない場所で管理します。
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株分けについて
鉢植えだと、生育が早く、
根詰まりを起こすので、植え替えをする2年に一回の時に一緒に株分けをします。庭植えにした場合でも、3年か5年に一回は、株分けをします。株分けをするのは密生して窮屈になるからです。
株分けの仕方
手でバリバリと引き裂けば、株分けできます。大きな株の場合は、ハサミで切らないと無理かもしれません。ハサミで切る場合は、切る前に熱消毒をしてください。ガスで炙るか、熱湯をかけて殺菌してください。
ガチガチに硬い場合はノコギリで切る。
少し大きめに株分けを
根茎が小さいと花が咲かないことがあります。株分けするときは、小さく分けすぎないようにしましょう。1株に五つの芽が目安です。品種にもよりますが、葉っぱ10枚で一本の花が咲きます。目安にしてください。
株が小さいから咲かないと言っても、株が葉っぱを出して大きく育てば花は咲きます。ただ小さいと翌年は咲かないかもしれないってことです。細かく分けると数年も開花しないことがある。
最後に…
植え替え・株分けについてまとめました。参考になったでしょうか? その他のアガパンサスの栽培については
を参考にしてください。
アガパンサス以外の植えっぱなしで手間のかからない
球根植物については
を参考にしてください。
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