アガパンサス・サマーラブの育て方
目次
アガパンサス・サマーラブの特徴は?水やり肥料植え替え・植え付け管理場所剪定・切り戻し病害虫関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- アガパンサス・サマーラブ
- 科名
- ユリ科
- 属名
- アガパンサス属
- 学名
- Agapanthus africanus 'SummerLove'
- 耐寒
- マイナス5度〜マイナス10度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の日なた
- 難易度
- 初心者向け
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アガパンサス・サマーラブの特徴は?
↑鉢植えの株はこんな感じ。
↓ツボミはこれ。これがパっと開きます。
アガパンサス・サマーラブは
ユリ科アガパンサス属のアガパンサスの品種。
四季咲きで春から秋まで開花し、葉っぱは無印アガパンより細く、
矮性で花が高さ40cm〜60cmくらいにおさまるので、一般家庭の庭植えに適しているし、鉢植えにも適している。
無印アガパンサスの厚い葉っぱが茂るのが鬱陶しいと思っていた人には便利です。栽培は容易で、植えっぱなしで毎年大きくなります。掘り出して株分すれば簡単に株も増えるのも嬉しい。
冬は寒冷地では地上部が枯れますが、その他の地域では常緑で越冬して年々株が大きくなり、2年目以降は開花が多くなります。四季咲きで長期間開花しますが、最盛なのは5月〜6月でそれ以降は少なめ。それでも魅力的な性質です。
白花の品種もあります。
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水やり
庭植えなら、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫。
鉢植えなら、土が乾いたら水をやります。冬は地上部がなくなることもあり、
水やりを忘れがちですが、定期的に水をやって断水はしないでください。
肥料
春と秋に化成
肥料を施すことで生育が向上しますが、それがなくても枯れることはありません。成長を見極めながら、必要に応じて対処することが重要です。
植え替え・植え付け
時期・頻度
春か秋に球根を植えます。鉢植えは
根詰まりを避けるために毎年か2年に一回植え替えをします。庭植えでも密生しすぎて調子を崩すので、3年か4年に一回掘り出して、株分して間隔を開けて植え直しましょう。
用土
鉢植えなら、一般的な花や野菜の
培養土を使用します。自作する場合は、
赤玉土と
腐葉土を7:3の割合で混ぜ、化成肥料をブレンドします。庭植えにする場合は、庭土に腐葉土や
堆肥を混ぜて、化成肥料も入れて
用土とします。
鉢の植え付け・植え替えの手順は?
すぐに大きくなるので7号〜8号に最初は1苗を植え、根詰まりするようなら
10号鉢に植え替えていきます。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、球根を中央に配置します。芽が出ていたら、芽が地上に出るように植えます。隙間に用土を入れて、最後に水をしっかりとやります。
植え替えの場合は、鉢から抜き出して土を落として、新しい土を足して植え替えます。詳細は
アガパンサスの球根の植え方と時期と株分けを参考にしてください。
庭植えの手順は?
庭植えの場合は、直径40cm深さ40cmの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を2割混ぜて、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
球根の芽が出ている場合は、青い部分が地上部に出るように植え、出ていない場合は球根の頭が深さ2cm〜3cmになるように植え付けます。株同士は30cm〜40cm空けて植えます。
管理場所
日当たりで栽培します。
半日陰くらいでも栽培はできますが、日当たりが良い方が開花が多いので日当たりで管理しましょう。
冬の寒さにはそこそこ強く、耐寒温度マイナス5度〜マイナス10度くらいです。寒冷地では葉っぱが枯れることもありますが、土が凍結しなければ春に芽吹いて開花します。土が凍結する地域はワラなどで
マルチングして凍結を防ぎましょう。
剪定・切り戻し
花が終わったら、
花茎の根本からハサミかナイフで切って取り除きましょう。放置していると種を作ろうとして株が弱って開花が鈍くなります。それで枯れるほどではないですので、必死になる必要はないですが、長く開花させるには
花ガラは摘んだ方がいいです。
病害虫
ほとんど病
害虫は見かけないが、前もって
オルトランをまいておけば問題ないです。
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