一番上に戻る

リムナンテス(ポーチドエッグプランツ)の育て方…種まきの時期は?

TOP > リムナンタ科 > 管理
リムナンテス
目次
リムナンテスの特徴は?
水やり
肥料
植え付け・植えかえ・種蒔き
管理場所・日当たり
花ガラ摘み
病気・害虫
特徴・由来・伝承
関連記事
学名などの基礎データ
リムナンテスの開花時期…種まき時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
リムナンテス
科名
リムナンタ科
属名
リムナンテス属
学名
Limnanthes douglasii
別名
ポーチドエッグプランツ
耐寒
マイナス10度
水やり
水を好む
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
スポンサーリンク

リムナンテスの特徴は?

リムナンテス:リムナンテスの特徴は?
リムナンテスは北アメリカに自生するリムナンタ科リムナンテス属の一年草。本来は沼地で育つ植物で乾燥が若干苦手。秋(9月10月)にタネをまいて春に開花します。自立せずに匍匐して横へ伸びる。グランドカバーに適している。春に苗が出回るのでそれを植えてもいいですが、あまり流通していないので種まきから育てるのが一般的です。育てるのは簡単。一年草で夏には枯れるが、春の花が種子になってこぼれダネで秋に芽を出す。油糧作物(油を抽出する植物)。
草丈15cm
横幅30cm
リムナンテスの商品画像
リムナンテスの購入はこちら
Amazon
楽天市場
スポンサーリンク

水やり

リムナンテスは沼を表す「リムネ」と花を表す「アントス」からなっている名前で、本来は沼地に育つ植物です。なので若干、乾燥に弱いですが気にするほどではないレベル。鉢植えならば、普通に土が乾いてたら水をやるようにします。庭植えにした場合は、乾燥しきらないように様子を見て水やりをしましょう。
●水をやりすぎると徒長する。
●葉っぱ・茎がシナっとなってから水をやっても復活するので諦めずに水やりをしましょう。

肥料

春の開花時期に薄い液体肥料を二週に一回やる。やせ地でも育つ植物ですので肥料は控えめでいいですが、肥料が少ないと開花が鈍くなるので、様子を見て施肥しましょう。

植え付け・植えかえ・種蒔き

時期

中間地暖地では秋にタネをまいて春に開花させる。寒冷地では春に種まきします。春に苗も流通する。一株・二株育てたいだけなら株を買った方がいいかもしれないが、苗が全然流通していない。庭にパラっとまいて水をやれば発芽する。よって庭にパラっとまく人が多い。

春にポット入りの苗を買って植える場合は、土を崩さないで植えること。土を崩すと根が傷んで生育不良を起こす。

一年草なので植え替えはありません。
植え替えに弱い。移植は無理。

用土

土質は選ばない。一般的な花と野菜の培養土で植える。もしくは自作する場合は赤玉土腐葉土3を混ぜたものを使う。
参考:必ず新しい土で植えましょう(初心者向け)古い土の処分方法(初心者向け)自宅で出来る古い土の再生方法(中級者向け)

種まき

種子がお安く流通していて、それをまく人が多い。

発芽温度は15度から20度。秋9月10月にまいて冬越しして開花するのが一般的。春まきしてってパターンもありますがこれは寒冷地だけ(夏涼しいからできること)。ビニールポットに栽培用土か種まき用土を入れ、種をまき、土を軽くかぶせます。土を掌で軽く圧をかけて、土と種を密着させると発芽しやすくなります。乾燥しないように水をやり、明るい日陰で管理していると発芽します。

10日ほどで発芽します。発芽したら間引いて本葉が2枚〜3枚になるまで育ててから植え付けます。移植に弱いのでポット内に根が行き渡る前に早めに植え付けましょう。もしくは庭や鉢に直播でも大丈夫です。

鉢植え

リムナンテスは植え替えに弱いので、プランターや鉢で育てたい場合は、種子をまいて、発芽後にどんどん間引いていくようにしていってもいいです。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、最後に鉢底から水が出るまで水をやってください。

もしくは土をいれたらタネをまいて薄っすら土をかぶせて、水をやって明るい日陰で管理します。発芽したら間引いて、株間を15cmから20cm以上空ける。プランターなら3株〜4株です。

庭植え

深さ15cm〜20cmの穴を掘り、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて用土とします。 穴に半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。複数株を植える場合は株同士は20cm空けて植えてください。
用土を作って、穴に土をもどして苗を植えずに、タネを直播してもいいです。種まきして発芽したら間引いて株間を20cm取りましょう。

管理場所・日当たり

日当たりを好みます。日光が少ないと徒長しますし、開花も鈍くなるのでとにかく日当たりで管理しましょう。

越冬

耐寒温度はマイナス10度と言われるのだけど、冬越しする時は霜よけした方がいいという意見もあるが、なくてもいい。というか種子も安いし、気にしない人が多い。

花ガラ摘み

植物は花が終わると、しぼんで種子を作ろうとします。種子を作る方を優先しますので、株が弱り、次の花が咲きづらくなります。よって、しぼんだ花を摘んで種子を作らせないことが、リムナンテスの花を長く楽しむ「コツ」です。

リムナンテスはこぼれダネで秋に発芽します。花を摘むとこれが無くなりますので、こぼれダネを期待する場合は、残しておきましょう。

病気・害虫

ほとんど見られない。

特徴・由来・伝承

色合いが似ていることから「ポーチドエッグプランツ」とも呼ばれる。ポーチドエッグプランツと呼ばれるのはリムナンテスのダグラシーと呼ばれるもの。リムナンテス科は小さな科で10種ほどしかありません。ネモフィラに似ていますが全く違う科の植物です。
スポンサーリンク