福玉・姫竜の育て方…植え方は?踏み付けには強い?
目次
福玉(姫竜)の特徴…玉竜との違いは?植え付け管理場所・日当たり水やり肥料は基本は不要剪定は不要病気・害虫最後に…関連記事学名などの基礎データ
最終更新- 植物名
- リュウノヒゲ・福玉
- 科名
- キジカクシ科
- 属名
- ジャノヒゲ属
- 学名
- Ophiopogon japonicus 'Fukudama'
- 別名
- フクダマ・姫竜・姫玉竜・八ツ房玉竜
- 耐寒
- マイナス15度
- 水やり
- 水控え目
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 初心者向け
スポンサーリンク
福玉(姫竜)の特徴…玉竜との違いは?
福玉は
キジカクシ科の
ジャノヒゲ(
リュウノヒゲ)の品種。リュウノヒゲから草丈の小さいものを選抜して作った「
玉竜」よりさらに葉が小さくて、植え付けると濃い緑の芝生みたいで、高級感があって、植えると見た目が非常にいい。
福玉は
グランドカバーに適しているが、玉竜よりも踏みつけには決して強くないため、芝生の代わりに全面に植えるのではなくて、端っこやワンポイントなど人が通らない場所に植えるといいです。日当たりでも
半日陰でも日陰でも育ち、植えっぱなしで広がっていきます。
初心者向けです。
草丈が非常に低く、玉竜やリュウノヒゲで春に行う、更新のための刈り込みもしなくてもいいです。
福玉より姫竜(ヒメリュウ)という呼ばれる方が一般的かもしれない。
草丈5cm
斑入り福玉
白い斑入りの品種もあります。グランドカバーにたくさん植えるのであれば斑入りじゃなくてもいいと思いますが、盆栽に仕立てるならこちらがいいですね。
スポンサーリンク
植え付け
適した時期は?
真冬と真夏でなければ、いつ植え付けてもいいです。鉢植えは2年に一回植え替えをしましょう。庭植えで、広がりが遅い場合は、ある程度成長してから、掘り上げて株分けして植え付ければ、多少は速く広がりますが、普通はそこまではしません。
適した用土は?
庭植えの場合は、土に
腐葉土か
堆肥を追加して植え付けます。鉢植えの場合は、一般的な
培養土で植え付けます。
庭植え・地植えの手順
庭植えの場合は、15cmほどの深さの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。
株同士は10センチか15センチ空けます。株間は広めに空けても、いずれは埋まりますが時間がかかるので、15cmくらいにしておきましょう。
鉢植えにすることも
鉢植えの場合は、鉢底の穴を鉢底網(鉢底ネット)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(
軽石)を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
植え替えのときは土を3分の1ほど落として植え替えます。株分けも可能です。
管理場所・日当たり
日当たり〜半日陰〜日陰でも育ち、北海道〜沖縄で栽培可能です。ちなみに耐寒温度はマイナス15度です。雪が積もっても枯れません。
踏み付けには強くないので、人が通らないとこで、隙間を埋めるように植えるといいです。
水やり
庭植えにしている場合、自然に降る雨だけで十分です。日照りが続いたら
水やりをしてください。葉っぱの先から枯れてきたら、水が足りてないですので、様子を見て水やりをしてください。
肥料は基本は不要
肥料は不要ですが、生育が鈍かったり、葉色が悪いとか、艶がないとか、調子が悪いならば、新芽が動き始める3月〜4月か10月に化成肥料をパラパラとまきましょう。
剪定は不要
剪定は不要です。
リュウノヒゲや玉竜は冬に葉っぱが茶色くなってしまうので、これを春前に刈り込んでおくと、新芽が出た春に綺麗に仕上がるから、刈り込むんですね。刈り込まないと枯れるってことはないですよ。
福玉も当然冬に茶色くなるんですよ。でも、刈り込むのが難しいくらいに丈が低いので、やらないだけです。もしも茶色が目立つなら少し刈っておいたほうが綺麗になります。
病気・害虫
ほとんど見られない。
最後に…
育て方はリュウノヒゲと同じなので
リュウノヒゲを参考にしてもいいです。
スポンサーリンク
関連記事