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リュウノヒゲの育て方…グランドカバーに人気!雑草は抑えられる?

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リュウノヒゲ
目次
リュウノヒゲ(竜の髭)とは?
品種・仲間
植え付け
管理場所・日当たり
水やり…庭植えなら不要
肥料はほぼ不要
株の増やし方
剪定
病気・害虫
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学名などの基礎データ
リュウノヒゲの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…剪定時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
リュウノヒゲ
科名
キジカクシ科
属名
ジャノヒゲ属
学名
Ophiopogon japonicus
別名
竜の髭・蛇の髭
水やり
たまにやる程度
場所
外の日蔭
難易度
初心者向け
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リュウノヒゲ(竜の髭)とは?

ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)はキジカクシ科の常緑多年草。日向でも日陰でも半日陰でも、どこでも選ばず育ち、草丈はずっと10センチ前後と非常に低いです。春先に刈り込んでやると、葉っぱが綺麗になりますが、何もしなくても綺麗です。
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グランドカバーに人気!雑草は生えにくくなるが…

リュウノヒゲ:グランドカバーに人気!雑草は生えにくくなるが…
暑さ寒さに強く、リュウノヒゲを植えると草丈が低く、ビッシリと増えるため、雑草が生えにくくなるので、雑草よけを兼ねたグランドカバーとして植えられることが多いです。草抜きが大変ならば植えると非常に便利です。またリュウノヒゲは横へと広がるスピードが遅く、管理のしやすいのもメリット。ヒメイワダレソウアップルミントクローバーのように、植えたら最後、他の植物を駆逐するまで広がっていく…ということも無いです。

雑草は生えにくくなりますが、決して競り勝つというわけではなく、隙間から生える雑草を抜いてやらないといつのまにか、日光獲得競争に負けて枯れていることも。あくまで、雑草を防ぐ程度と考えてください。それでも草抜きの手間は相当軽減されるはずです。やっぱり便利なグランドカバーなんです。

春に新芽が出る前に古い葉っぱを刈り込んでやると綺麗な葉っぱだけになって見栄えがいい。青い綺麗な実ができます。
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品種・仲間

ジャノヒゲ(Ophiopogon japonicus)が一般的なリュウノヒゲと呼ばれるもの。つまり、ジャノヒゲとリュウノヒゲは同じものです。本来はジャノヒゲだったのですが、流通させる上で「かっこいい」から龍の髭になっていったようです。

管理人が記憶している限り、2000年以前はジャノヒゲとしても流通していたと思います。
リュウノヒゲから草丈の低いものを選抜したもの。ただ、現在流通しているリュウノヒゲはおそらく実質、玉竜じゃないかと思います。
玉竜と同じくらいの草丈で、葉っぱが綺麗な黄色の品種。色が薄いので冬〜春に葉っぱが先から枯れ込むことがあります。
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植え付け

適した時期は?

春先に植えてもいいですが、極端に寒かったり極端に暑かったりしなければ、いつ植えても大差ありません。地面に広がったら掘り出して株分けすることもできますが、まぁ、普通はしないでしょう。植えっぱなしです。

鉢植えにする人はいないでしょう。あんまり意味がない。庭のグランドカバーに。

用土はなんでも

用土はこれといって選びません。市販されている花と野菜の土を利用して植えてください。自作する場合は赤玉土6腐葉土4を混ぜたものを使います。

庭植えの場合は庭の土を15センチほど掘り返して3割か4割腐葉土か堆肥を追加して混ぜてから植えてください。

庭植えの植え付けの手順

庭植えの場合は、15cmほどの深さの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か堆肥を3割か4割混ぜて、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株同士は10センチか15センチ空けます。

踏みつけには弱いので、人が通らないところに植える。車のタイヤの下では無理ですよ。

意外と深くまで根を張る。もっと深く掘り返してもよい。土止めにもなるので斜面に植えるといいです。深くまで根を張ってから、リュウノヒゲを取り除くのは大変。

斑入り品種などを混在させると、交配した結果、ほぼリュウノヒゲの緑葉になりがちなので、混在させるなら、緑葉のリュウノヒゲ品種だけを植えた方がいいかも。

鉢植えの手順

あんまり鉢植えにはしませんが、斑入りの小型品種を盆栽にすることはあります。

鉢植えの場合、まず鉢底の穴を鉢底網で覆って鉢底石が出ないようにします。その後、鉢底石を2センチから3センチほど入れ、鉢底石の上に土を入れて適切な高さに調節します。その後、株を植えて、隙間にも土を詰めていきます。最後に、鉢底から水が出るまで水を与えてください。これによってリュウノヒゲの鉢植えの植え付けが完了します。

管理場所・日当たり

日向でも日陰でも、寒さにも暑さにも負けません。どこでも構いませんの都合のいいところに植えてあげます。日陰では育たない芝生の代わりとして、下草として、庭の開いたスペースに植えたり、敷石の隙間に植えてやったりと、何かと便利な植物です。ただし踏みつけには強くないので人が通る場所には植えないようにします。

雪が積もっても枯れることはありません。霜に当たっても枯れません。ただ、冬の間に葉っぱが傷み、春になって綺麗な新芽が出てくると、汚い古い葉っぱと綺麗な新芽が混在して汚いので新芽が出る前に刈り込んでやるといいです。

水やり…庭植えなら不要

庭植えにしたら雨に当たる場所であれば、水やりは、日照りでも無い限りは必要ありません。雨が当たらない場所ならば、土が乾いていたら水を適宜あげてください。大抵、何かの植物の近くに植えることが多いので、その植物に水をやるついでに、水をやれば十分です。

葉っぱが枯れているのは水不足です。

鉢植えの場合は土が乾いたら水をやってください。

肥料はほぼ不要

肥料は不要。どうにも生育が鈍い場合は春か秋に油粕などの有機肥料をやる。肥料が多いと根が肥料焼けするので、肥料はやっても控えめにすること。

株の増やし方

株分け

株分けもできる。掘り出して二つに割って、別々に植えれば倍々ゲームで増えていきます。乱暴に扱っても枯れない。

種まき

開花して、しばらくすると実ができる。この実をまいていると、そこにもリュウノヒゲが生えてくるので、範囲を広げたい場合は、積極的に採取してまくといいです。

剪定

数年育てていると、葉っぱが伸びて株全体がコンモリしてきますし、枯葉が混在して汚くなります。邪魔なら刈り込むといいです。切り口が白くなりますが、一ヶ月すると回復するので気にしないで刈り込みましょう。

春前に買っておくと春以降に綺麗

リュウノヒゲ:春前に買っておくと春以降に綺麗
春前の新芽が出る前に、古くて枯れた葉っぱをザックリと刈り込んでおくと、春以降は新芽だけになりますし、短くまとまって綺麗。刈り込まないと春以降に古い葉っぱと新しい葉が混在して汚くなります。

病気・害虫

病気害虫はほとんどなし。

根にコブが出来ることがあるが、これは病気ではない。漢方では麦門冬(バクモントウ)と呼ばれる。
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