ジャノヒゲの仲間の一覧まとめ
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ジャノヒゲについての基礎知識
このページでは性質のよく似ているキジカクシ科ジャノヒゲ属とヤブラン属についてまとめています。
キジカクシ科のリュウノヒゲ・ジャノヒゲ・ノシラン・ヤブランなどは育てやすいもので、基本的に育て方はそう変わらない。詳細は以下のリンクを参考にしてください。
ホームセンターなどで売ってるジャノヒゲ系の植物の名前はかなり曖昧。そもそも植物は個体差が大きく、曖昧なのもあるんですが、園芸店やガーデナーにとって「見た目が同じで性質も似たようなもの」となると、正直、「どっちでもいい」となりがち。それに、農園でも育てているうちによく分からなくなるのでラベルも結構あてにならない。以下のリストもあくまで参考程度に。
ミスカンサスは本来、イネ科ススキ属のことを指しているんですが、ノシラン・ヤブランはミスカンサスという名前で流通していることすらある。これは単に「見た目が似ている」から。スポンサーリンク
ジャノヒゲ Ophiopogon japonicus
リュウノヒゲ(=ジャノヒゲ)
草丈の低い芝生がわりにも使われる
グランドカバー。ジャノヒゲとリュウノヒゲは同じもの。
オオバジャノヒゲの方が葉っぱが長い。
玉竜(タマリュウ・ギョクリュウ)
リュウノヒゲの葉っぱの小さいものを交配させて出来た品種。ホームセンターなどでは玉竜が実質「リュウノヒゲ・ジャノヒゲ」として売られていることもある。
福玉(姫竜)
玉竜よりもさらに葉っぱの小さい品種。
福竜
小型で白い斑入りの品種。
虎竜
黄色の斑入り品種。一般的なお店では見かけない。
星竜
葉っぱに霧吹きで散らしたような斑入りの品種。
オオバジャノヒゲ Ophiopogon planiscapus
オオバジャノヒゲ
葉っぱの長いジャノヒゲ。Ophiopogon planiscapusのこと。
黒竜(コクリュウ)
黒い葉っぱの「オオバジャノヒゲ」。オオバジャノヒゲの品種。黒竜の斑入り品種もある。
オオバジャノヒゲ白竜
オオバジャノヒゲの斑入り品種。
オフィオポゴン・マラヤヌス
オフィオポゴン・マラヤヌス
現在は「オフィオポゴン・カウレスセンス(Ophiopogon caulescens)」と呼ばれているが、ネットでは混在している。
マラヤヌス白竜
マラヤヌスの白斑入り品種。現在はカウレスセンス白竜。
ヤブラン Liriope
ヤブラン白竜Liriope spicata Hakuryu
キジカクシ科ヤブラン属の斑入り品種の白竜。
フイリヤブランLiriope musucari Variegata
ヤブランの斑入り品種。
ノシランOphiopogon jaburan
ノシラン
キジカクシ科ジャノヒゲ属の植物のこと。
学名を見るとノシランの学名が、オフィオポゴン・ヤブランとなっているんですが、ノシランであってます。
フイリノシラン
斑入りのノシランのこと。これとは別にノシランの品種にも「ホワイトドラゴン」という品種があるので白竜が存在する。
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