ヤブラン・白竜錦の育て方
目次
白竜錦の特徴は?水やり肥料植え付け・植え替え管理場所・日当たり越冬剪定病気・害虫最後に…関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- 白竜錦
- 科名
- キジカクシ科
- 属名
- ヤブラン属
- 学名
- Liriope muscari
- 別名
- ハクリュウニシキ
- 水やり
- 乾かし気味に
- 場所
- 外の半日蔭
- 難易度
- 初心者向け
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白竜錦の特徴は?
白竜錦は
キジカクシ科ヤブラン属の常緑
多年草のヤブランの品種。
白竜という品種はいくつかあり、
ジャノヒゲの斑入りの
シルバードラゴン、
オオバジャノヒゲの斑入り品種の白竜、
ノシランの斑入り種のホワイトドラゴン、ヤブランの斑入りの品種など。これらの区別は難しく、ゴチャゴチャになっています。
で、白竜錦は名前から言うと、ヤブランの白竜の斑入り部分が大きいものを指すと思われるんですが、ちょっと違いが分からない。個人的にはジャノヒゲのシルバードラゴンの別名が「白竜錦」で、ヒメヤブランの
白竜晃(
スノードラゴン)があるので、この辺りの混同で生まれ、ただの斑入りヤブランが「白竜錦」で流通しているんじゃないかと思う。ネットショップ・オークションで見ると異常に高値がついている。
育て方は通常のヤブランと同じですので、気にしないでもいいです。
大きさ・草丈最大で1m
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水やり
庭植えにした場合は、自然に降る雨だけでほぼ大丈夫です。日照りが続くようなら
水やりをしてください。
鉢植えの場合は、土が乾いたら水をやります。
肥料
庭植えにした場合は、
肥料の追肥は不要です。
鉢植えの場合は、春(3月〜4月)と秋(9月〜10月)に化成肥料を1回づつやります。
植え付け・植え替え
時期・頻度
春(3月〜6)月か秋(9月〜11月)あたりに植え付け・植え替えをします。株は年間を通して流通しているので、真夏か真冬じゃなければ植え付けてもかまいません。
鉢植えは2年か3年に一回植え替えをします。植え替えの時に株分けもしましょう。
用土
市販されている花と野菜の
培養土で植え付けをします。もしくは
赤玉土7
腐葉土3を混ぜたものを使います。庭植えする場合は、庭土に腐葉土を多め(4割くらい)に混ぜておくと生育が良いです。
鉢植え
鉢植えの場合は、鉢底の穴を鉢底網(鉢底ネット)で塞いで土が出ないようにしてから鉢底石(
軽石)を2センチから3センチほど入れて、軽石の上に土を入れ、株を入れて、隙間に土を入れていき、最後に水をやります。鉢底から水が出るまで水をやってください。
植え替えの場合は、古い鉢から株を取り出して、古い土を3割ほど落としてから植え替えてください。植え替えの際に株分けもできます。
庭植え
庭植えの場合は、15cmほどの深さの穴を掘って、掘り出した土に腐葉土か
堆肥を3割か4割混ぜて、半分ほど土を戻して、株を入れて、隙間に土を入れて、最後に水をやって完成です。株同士は20cmか25cm空けます。
大きく育ったら株分けするといいですが、しなくってもいいです。
管理場所・日当たり
日当たりでもいいですし、
半日陰でもいいですし、多少の日陰でもいいです。斑入り部分が
葉焼けするので、葉っぱをきれいにしたいなら半日陰〜日陰。花をしっかりと咲かせたいのであれば、日当たりで管理します。
越冬
寒さには強いですが、霜に当たると弱るので、できれば霜が当たらない場所で管理します。植えるんであれば、何かの木の下が適しています。
剪定
新芽が出る3月〜4月までに古い葉を刈っておくと、きれいな新葉だけになって見た目がいいです。刈らないと傷だらけの葉と、きれいな新葉が混在して見た目が悪いです。
病気・害虫
炭そ病・サビ
ヒョウタンゾウムシ・
ナメクジなどが発生します。
最後に…
ジャノヒゲの仲間と見た目が似ている植物についてまとめているので、参考にしてください。
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