エダマメの摘芯断根栽培

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摘芯断根栽培

概要
エダマメの摘芯断根栽培についてまとめています。マニアックな手法で、エダマメ栽培で毎年収穫している人が「もうちょっと上」を目指して取り組む手法です。収量が増えるとされますが、あんまり成功者の話を聞いたことがないです。他に土中緑化法というのがあって、これを組み合わせてさらに収量を増やすとされる。
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摘芯断根のメリット

摘芯断根栽培は根粒菌がなくなるため、空気中の窒素を取り込むことができません。その代わり、肥料管理が簡単になり(ツルボケのリスクを減らせる)、通常の野菜と同じような肥料管理で収量を増やすことができます。上級者の栽培方法です。

摘芯断根の手順

本葉が出たら、本葉を摘んで双葉だけにして(摘芯)して、その上で茎と根の境目を切って「双葉と茎」だけにして、それを挿木する。セルトレイに用土を入れて、割り箸などで穴を空けて挿木を刺す。あとは乾燥しないように日陰で管理していると発根する。

発根したら植え替え、肥料をしっかりとやる。肥料がすくないと葉っぱが黄色くなる。根粒菌がないため普段のエダマメ栽培に慣れていると肥料切れになりやすい。最初の肥料はカリを多く含んだ即効性のある液体肥料やハイポネックス微粉やカリグリーンなどで根の生育を促してから、窒素をやる。この辺りはかなり微妙なのでマニアックな作業になる。
●茎はできるだけ白い部分を残すように切る。
●晩生種の手法で、早生では使えない。
●双葉の根本から脇芽が出てくる。
●土中緑化…豆をまいて発芽させる際、発根して子葉が見える時期に土を取り除くなどして日光に当てて葉緑素を育てることで体質が強くなり、収穫量が増える手法。摘芯断根とセットで語られることが多い上級者の手法。
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