マミラリア・白蛇丸の育て方
目次
マミラリア・白蛇丸水やり肥料植え替え・植え付け管理場所病害虫関連記事学名などの基礎データ
x最終更新- 植物名
- マミラリア・白蛇丸
- 科名
- サボテン科
- 属名
- マミラリア属
- 学名
- Mammillaria karwinskiana
- 耐寒
- マイナス3度〜0度
- 水やり
- たまにやる程度
- 場所
- 冬は室内 夏は外
- 難易度
- 上級者向け
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マミラリア・白蛇丸
マミラリア・白蛇丸(ハクダマル)は
サボテン科マミラリア属の
多肉植物。他のマミラリアは株元から子株が伸びてきて、株が増えていくのですが、マミラリア・白蛇丸は株の頭が二つに…まるで細胞分裂するみたいに分かれて増えていきます。
これを株分するのではなくて群生させて、徐々に大きな鉢に植え替えていきます。株を増やすのであれば、種まきして増やすのが通常。そうはいっても、マミラリアや多肉植物の中では成長が早いわけじゃないので、一般家庭で分頭するほど大きくなることはない……わけじゃないけど、なかなかです。そのせいか、昔は流通していたのですが、現在はかなりマニアックな品種となっています。
なので分頭するくらいの大株だと数万円することもあります。
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水やり
他の
サボテン、マミラリアと同じで乾燥に強く、加湿が苦手です。春と秋は、土が十分に乾いてから鉢底から水が出るくらいにしっかりと水をやります。水を溜める受け皿の水は捨てましょう。
夏はあまりの暑さで…夜中の温度が25度以上になると休眠状態になります。夏は
水やりは控え、土がカラカラになったら、土の表面を濡らす程度の水を夜にやります。
冬は気温が15度を下回ると活動が鈍りはじめるので水やりの頻度を減らしていきます。冬の間は水を控えると体液の濃度が濃くなり、寒さに強くなり、マイナス2度〜マイナス3度くらいまで耐えるようになります。断水してもいいですが、これは環境にもよります。
を参考にしてください。
気温が徐々に上がるのに合わせて、水やり頻度を増やしていきます。
肥料
追肥は必要ありません。植え替えの時の元肥で十分です。
植え替え・植え付け
時期・頻度
植え替えは、4月から6月上旬の梅雨の前に行います。植え替えは、
根詰まりや土壌の劣化を防ぐために、2年から3年に1回行います。
用土
多肉植物・サボテンの土で植え替えます。この土には
肥料が入っていますので、これで肥料は十分です。
植え替えの手順は?
まず、植え替えの1週間〜10日ほど断水してカラカラにしておきます。
鉢から引っ張り出してから、同じ大きさの鉢か1号か2号大きな新しい鉢に新しい土に植え替えます。極端に大きな鉢にすると土に水が残りやすく
根腐れの原因となります。
古い土を適当に落とし、腐って色が変わっている根を切ってしまいます。トゲが通らない革手袋を装着した上で、新聞紙で覆って作業するといいです。
鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(
軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に
用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて、水をやらずに1週間〜10日ほど日陰で管理して養生させます。その後に日当たりに移動させ、水やりを再開して通常の管理に戻します。
管理場所
春と秋は戸外か室内の窓辺で日光にしっかりと当てます。
夏は高温(30度以上あたり)で弱り、直射日光に当てると
葉焼けしますので、寒冷紗やレースのカーテンで遮光するか、木陰に移動させます。
水やりを控えた上で、冬は5度以上を維持します。冬も日当たりで管理しましょう。窓辺で管理することになりますが、窓の近くは寒波が来ると氷点下になることがあり、調子を崩すことがあるので、寒波が来るときは窓から離してください。
病害虫
ネジラミ・
カイガラムシ・コナムシなどが発生します。
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