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セレウスの育て方…電磁波サボテンとして流通しています

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セレウス
目次
セレウスの特徴は?
水やり
肥料
植え替え・植え付け
管理場所
病害虫
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学名などの基礎データ
セレウスの開花時期…植え付け・植え替え時期…肥料時期…月別スケジュールです。最終更新
植物名
セレウス
科名
サボテン科
属名
セレウス属
学名
Cereus
別名
電磁波サボテン
水やり
たまにやる程度
場所
外の日なた
難易度
初心者向け
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セレウスの特徴は?

セレウス:セレウスの特徴は?
セレウス(電磁波サボテン)は北米南部〜南米に自生しているサボテン科セレウス属の多肉植物が「電磁波を吸収する!」「電気製品の近くに置くと目の疲れ・頭痛がおさまる!」として販売されたもの。話によるとNASAが認めたということになっていますが、もちろんそんな話はない。こういうのって「ある」のを証明するのは簡単なのに「ない」のを証明するのは難しい「悪魔の証明」なのですよね。管理人が花屋をやっているころから存在し、販売している人も信じていなかったです。

この手のお話は定期的に出ては消えるんで気にせず、セレウスサボテンを育てていきましょう。このページではセレウス属全般の栽培についてまとめています。

ちなみに家電の近くに置くということは室内の日陰管理になり、そんなところで管理していると日光不足で枯れてしまいます。

暑さに強く、室内で越冬できるくらいには寒さにもそこそこ強く、栽培はしやすい部類です。
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水やり

春〜秋は土がカラカラに乾いて白く変色したら、鉢底から水が出るまでじっくりと与えてください。受け皿にたまった水は捨てるようにしましょう。受け皿に水を溜めておくと、根腐れの原因になります。

水をやったら、土がカラカラ乾くまでは水やりをしません。多少水やりを忘れても枯れず、それより水のやりすぎで根腐れすることの方が多いので気をつけましょう。

冬の水やり

冬になり、気温が15度を下回ると植物の成長が鈍り、10度以下になると完全に停止します。そのため、水やりの頻度を減らす必要があります。断水してもいいですし、1ヶ月に1回程度、土の表面がカラカラに乾いてから、土が少し濡れる程度の少量の水を与えるようにします。

冬は室内で管理することが多く、最近の家庭は断熱材が優れていて、室温が真冬の夜中でも15度以上ということもあります。すると冬も休眠せずに生育していることがあり、となると上記の水やりでは水が足りずに枯れてしまいます。その時は水の量を増やして様子を見ましょう。

詳細は以下のページを参考に。
冬の水やりと根腐れの関係
冬の水やりと根腐れの関係
雑記

肥料

肥料はなくても枯れないのですが、春と秋の気温が20度前後の時期に通常の2倍に薄めた薄い液体肥料を2週に一回やると生育がよくなり、葉色もいいです。
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植え替え・植え付け

時期・頻度

植え替えは気温が20度前後になって生育時期にあたる春(4月〜5月)か秋(10月)にします。春が植え替えのダメージを取り返しやすいのでおすすめです。植え替えは土の劣化を防ぐために2年か3年に一回やりましょう。

用土

サボテン・多肉植物の土で植え付けましょう。自作する場合は赤玉土6ピートモス2川砂2を混ぜたものを使うといいです。
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植え付け・植え替えの手順

現在の鉢より1号だけ大きな鉢か同じ大きさの鉢に植え替えます。

植え替えの前の1週間〜10日前から水やりをストップします。これは土に水が残っていると植え替え後のダメージで生育が止まっている金鯱がそのまま寝腐れするからです。

古い鉢から株を取り出し、古い土を3分の1ほど落とします。痛んで変色した根を切り落とします。色が違うのですぐわかります。トゲがすごいのでトゲがささらない革手袋を用意し、新聞紙などで包んで抜きます。

鉢植えの底の穴を鉢底ネット(鉢底網)で塞いで、その上に鉢底石(軽石)を2cm〜3cm入れて、その上に用土を入れて、株を入れて、隙間に用土を入れて完成です。水やりはせず、そのまま1週間〜2週間ほど日陰で養生させてから、日当たりに移動させ、水やりを再開して通常の管理に戻します。

株を増やす

株元から子株が出てくるので、これを切り取って切り口を日陰で1週間ほど乾燥させてから、土の上に置いていると発根して株が増えます。切り口が濡れていると雑菌が繁殖して腐るのでしっかり乾かしましょう。

管理場所

直射日光を好む。春〜秋は戸外の日当たりか、室内の日当たりで管理します。戸外で管理する場合は、雨ざらしにせず、風通しの良い雨の当たらないところ…軒下などで管理しましょう。室内管理が長いと日光不足で調子を崩します。

電磁波サボテンだからって室内のテレビの上で管理していると当然のように徒長したり調子を崩して、順調に枯れます。ちゃんと日当たりに移動させましょう。

夏越し

夏に夜中の温度が25度を超えると、調子を崩し、夏の強い直射日光では葉焼け起こすことがあるので、夏だけは戸外なら木漏れ日の当たるような場所に移動させるか、寒冷紗などで遮光します。室内で管理する場合もレースのカーテン越しの日光に当てるようにしましょう。

越冬

気温が15度を切ると生育が鈍くなって5度あたりで枯れてしまいますので、冬は基本的に室内に取り込んで、窓辺で日光に当てます。窓の近くは夜中に寒気に当たって0度以下になることがあるので、寒い夜は夜だけは室内の中央の暖かいところに移動させます。また、冷暖房の風に直接当たると乾燥で枯れるので、これも避けましょう。
冬は茶色くなりやすい。病気ではないので、諦めずに管理しておくと春以降に回復します。

病害虫

アブラムシハダニカイガラムシワタムシ・立ち枯れ病・灰色かび病などが発生します。害虫系は薬剤で駆除します。立ち枯れ病・灰色かび病は水はけが悪い土を使っているか、土が劣化しているか、水のやりすぎといった過湿が原因ですので、環境を見直しましょう。
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